
Webディレクターに興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロがWebディレクターに向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたがWebディレクターに向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、Webディレクターの職に就いてみたい方は参考にしてください。
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目次
Webディレクターに向いている人・向いていない人は?
Webディレクターに向いている人の特徴
Webディレクターに向いている人の特徴は、コミュニケーション能力が高い人です。Webディレクターは、クライアントの要望を丁寧にヒアリングし、デザイナーやエンジニアなどの制作チームに的確な指示を出しながら、多くの関係者と連携してプロジェクトを進めます。
円滑なコミュニケーションを図り、それぞれの意見を調整しながらプロジェクトを遂行していくことが重要です。
人と人をつなぎ、円滑なコミュニケーションでプロジェクトを成功に導ける人には、Webディレクターのほかに、プロジェクトマネージャー、営業企画、カスタマーサクセスの仕事も向いています。
Webディレクターに向いていない人の特徴
Webディレクターに向いていない人は、トレンドや技術に興味がない人です。Web業界はトレンドの移り変わりが激しく、新しい情報をキャッチアップしないと企画力が身につきません。
特に、Webデザイン、SEO、UI/UXなど、古い知識のままでいると、成果があがらず、クライアントの要望に応えられなくなります。
Webディレクターについてのよくある質問
WebディレクターはAIに代替される?
完全に代替される可能性は低いと考えますが、一部業務で代替される可能性は高いです。たとえば、データ分析やクリエイティブの案出しなどはAIによる自動化が進むでしょう。ただ、Webディレクターはクライアントへのヒアリング社内スタッフとの円滑なコミュニケーションが重要です。人間がやるべき部分はAIだと難しいので、完全になくなる可能性は低いです。
どんなスキルが必要?
Webディレクターに求められるスキルは、コミュニケーション能力をはじめ、多岐に渡ります。たとえば、データ分析力や、情報収集力、Webサイト制作の知識(HTMLなど)です。いずれも独学で身に付けられるので、自己学習が必要になります。
未経験でも転職できますか?
未経験でも転職できます。Webディレクターは、まずWeb制作会社などでWeb担当やWebデザイナーとして経験を積み、ステップアップ先としてWebディレクターになるのが一般的です。
【適性診断】あなたはWebディレクターにどれくらい向いている?
20問の簡単な質問に答えるだけで、あなたがWebディレクターに「100%中、何%」向いているか診断できます。結果はすぐに確認できるので、気軽に試してみてください。
あなたの適職診断結果
個人情報の入力は不要です。診断結果はその場で確認できます。
実際にWebディレクターで働いている人が「向いている」と思う人
コミュニケーションが好きな方、行動力がある人
おはるさん【経験年数:1年以上、3年未満】
デザインが好きな人、相手の気持ちを分析するのが好きな人が向いてると思います!
うめさん【経験年数:3年以上、5年未満】
新しいものを自分で作っていこうという気持ちを常に持っている方。
周りの人間を自分に巻き込んで一緒の方向に向かって進めて行ける方。
rei77さん【経験年数:20年以上】
実際にWebディレクターで働いている人が「向いていない」と思う人
こまめな連絡が苦手な人
新しいツールを扱うのが苦手な人
ぱうんどさん【経験年数:1年以上、3年未満】
自己中心的な人は向いていないです。いろいろな人との関わりが必要になり、自分一人では進めることができないから。
がっぷりよつさん【経験年数:5年以上、10年未満】
失敗したときに心が折れてしまう方。
初めての方とコミュニケーションを取るのが苦手な方。
rei77さん【経験年数:20年以上】
Webディレクターの仕事内容
企画・制作の指揮
Webディレクターは、Webサイト制作の企画から納品までを指揮する役割を担います。
クライアントの要望を正確に把握し、サイトの目的や方向性を明確にします。
そのうえで、必要なスタッフを選定し、現実的なスケジュールを立てて進行を管理します。
デザインやコンテンツの品質にも責任を持ち、関係者全員が納得できる成果物を完成させることが使命です。
関係者との連携と管理
Webディレクターは、クライアントと制作スタッフの間をつなぐ橋渡し役として、欠かせない存在です。
双方の意見を丁寧にくみ取り、誤解のないよう正確に伝達します。
スケジュールの遅延や予算の超過が起きないよう常に状況を把握し、問題が発生した際には迅速に対応します。
高いコミュニケーション力とリーダーシップを発揮し、プロジェクトを成功に導く重要な役割を担っています。
Webディレクターの職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
Webディレクターの楽しい・やりがいを感じる体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数1年以上、3年未満
- 当時の年収320万円
- 会社の規模10~99人
Webディレクターで楽しい・やりがいを感じた時
クライアントが本当に困っていることや課題を話を進めながら紐解いていき、ワイヤーフレームやデザインで解決の糸口が見えた時にクライアントから喜んでいただいたことは楽しかったです。
また、スケジュール通りの進行にするために作業の方法を考え直したり、デザイナーやエンジニアとミーティングしながら効率的に作業できるところを組み立てていくことが仕事がスムーズにできている感じもあってやりがいをもてました。
最後に納品できた時も毎回楽しかったです。
1日のスケジュール例
- 8:30出社
- 9:00始業・チームのタスク確認
- 9:30メールチェック
- 10:00デザイナー、エンジニアなどチームとmtg(進捗確認など)
- 11:00クライアントとオンライン会議
- 12:00昼食(移動先にて)
- 13:00新規クライアントと訪問打ち合わせ
- 16:00帰社
- 17:00打ち合わせ報告
- 17:30チームのタスク確認
- 18:00退勤
Webディレクターのきつい・つらい体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数1年以上、3年未満
- 当時の年収300万円
- 会社の規模10人未満
Webディレクターがきつい・つらいと感じた時
いつまでにホームページを完成させたい、という締め切りがあるので、締め切りが近くなると追い込みとして残業時間が長くなるのが大変です。
WEBディレクターという職業柄、顧客とエンジニアの間に立ち、仲介・調整役となることが多いです。そのため、自分ではコントロールできないことに関して、不満をぶつけられることも少なくありません。
ホームページ制作のスケジュールでは、不測の事態が起き、スケジュールが後ろ倒しになることも少なくないため、クライアントに頭を下げ続けるしかない、という事態にもなります。
1日のスケジュール例
- 8:55出社
- 9:00朝礼、メールチェック
- 9:30制作スケジュール管理
- 12:00昼食(同僚とランチ)
- 13:00会議資料準備
- 14:00クライアントと会議
- 15:00チームメンバーと共有
- 16:00連絡・事務作業
- 17:30終礼
- 18:00退勤