
AWSエンジニアに興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロがAWSエンジニアに向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたがAWSエンジニアに向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、AWSエンジニアの職に就いてみたい方は参考にしてください。
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目次
AWSエンジニアに向いている人・向いていない人は?
AWSエンジニアに向いている人の特徴
AWSエンジニアに向いている人は、技術の進化を楽しみ、学び続けることに喜びを感じられる人です。AWSは年間で数千回のアップデートが行われるため、最新技術へのキャッチアップ力と習得意欲が欠かせません。
変化を前向きに捉え、自身の成長に活かせる人は活躍できるでしょう。また、システムの課題を論理的に分析して解決できる力や、チーム内外と円滑に連携できるコミュニケーション力も重要です。
技術の進化を楽しみ、学び続けることに喜びを感じ、システムの課題を論理的に解決できる人には、AWSエンジニアのほかに、フロントエンドエンジニア、データサイエンティスト、プログラマーも向いています。
AWSエンジニアに向いていない人の特徴
AWSエンジニアに向いていない人は、手順が決まっていないと動けない人です。クラウドの技術は変化が激しく、常に新しい手法やトラブルに柔軟に対応する必要があります。
マニュアル通りの作業に慣れていて、指示がなければ手を動かせない人は、AWS環境特有の変化に対応できず苦戦する可能性が高いでしょう。こういう人には向いていないと言えるでしょう。
AWSエンジニアについてのよくある質問
AWSの資格は転職にどれくらい有利ですか?
資格は「スキルの証明」として有効ですが、資格だけで採用が決まるわけではありません。特にAWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイトやクラウドプラクティショナーは、未経験者でも学びやすく、基礎知識をアピールする材料になります。ただし、実務経験が重視される職場も多いため、個人で環境構築を試してみる、GitHubでアウトプットするなど、実践力のアピールも併せて行うと効果的です。
フルリモートで働けますか?
はい、フルリモート可能なAWSエンジニアの求人は増加しています。特に自社開発企業やクラウド専門のSIerではリモート環境が整っており、場所に縛られずにインフラ構築や運用業務を行える環境が整っています。ただし、セキュリティ要件やチーム体制により出社が必要な企業もあります。
未経験でも転職できますか?
未経験からの転職も可能ですが、ポテンシャル採用枠は競争が激しいため、最低限の学習と準備が必要です。具体的には、Linuxの基本操作、ネットワークの基礎、クラウドサービスの仕組みなどを学んでおくと評価されやすくなります。
【適性診断】あなたはAWSエンジニアにどれくらい向いている?
20問の簡単な質問に答えるだけで、あなたがAWSエンジニアに「100%中、何%」向いているか診断できます。結果はすぐに確認できるので、気軽に試してみてください。
あなたの適職診断結果
個人情報の入力は不要です。診断結果はその場で確認できます。
実際にAWSエンジニアで働いている人が「向いている」と思う人
自ら進んで勉強できる人。また、様々な切り口で考えることができる人。
suisanさん【経験年数:1年未満】
先を考えることができる人。めんどくさいことを嫌がる人
Takeさん【経験年数:5年以上、10年未満】
実際にAWSエンジニアで働いている人が「向いていない」と思う人
じっくり考えることができない人。技術面の勉強をしても楽しいと思えない人。
suisanさん【経験年数:1年未満】
現在より良くなることを考えるより先に手を動かしてしまう人。
Takeさん【経験年数:5年以上、10年未満】
AWSエンジニアの仕事内容
インフラ環境の設計と構築
AWSエンジニアは、企業がクラウド上で安定してサービスを提供できるよう、インフラ環境の設計と構築を行います。
システムの要件に応じて、EC2やRDS、S3などのAWSサービスを選定し、ネットワーク設計やセキュリティ設定も含めた環境を構築します。スケーラビリティや可用性を考慮し、最適なアーキテクチャを提案・実装することが求められます。
オンプレミス環境からのクラウド移行や、既存システムのリプレース案件にも関与するケースが多く、技術力と提案力の両方が活かせる仕事です。
運用・監視・自動化による安定稼働の支援
AWSエンジニアは、構築後のシステムが安定して稼働し続けるよう、日々の運用・監視にも深く関与します。
CloudWatchやLambdaを活用し、リソースの利用状況や異常をリアルタイムで検知する仕組みを整備。さらに、インフラコード(IaC)やCI/CDパイプラインの導入により、運用自動化や構成の一貫性を担保します。
トラブル発生時には迅速に原因を特定し、復旧対応や再発防止策を講じる役割も担います。安定運用と効率化の両立を目指す姿勢が重要です。
AWSエンジニアの職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
AWSエンジニアの楽しい・やりがいを感じる体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数5年以上、10年未満
- 当時の年収700万円
- 会社の規模100~999人
AWSエンジニアで楽しい・やりがいを感じた時
開発が落ち着いてきた際に、運用をエンジニア以外の人でも回せるようにCI/CDを構築したり、インフラの自動化も構築したことで自身のスキルアップにつながったことが良かったです。
そういう動きをしたことで興味を持ってもらったエンジニアを採用でき、サービスの拡大にも繋がったのも非常に良かったです。
システムの運用が安定したことで、開発にも集中できるようになったのと、事業を考える職種の人にも運用目線がついたことなど会社全体として非常にいい動きができたと思っています。
1日のスケジュール例
- 10:00リモート始業・デイリースクラム
- 10:30作業開始
- 14:00昼食
- 15:00昼休み終了、作業再開
- 17:00夕会, 1on1
- 18:30退勤
AWSエンジニアのきつい・つらい体験談
- 現職
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数1年未満
- 現在の年収448万円
- 会社の規模1,000人以上
AWSエンジニアがきつい・つらいと感じた時
答えのわからない調査系のタスクが多いことです。障害調査や運用上の改善調査などがありますが、そのどれもが解決策が提示されているものではありません。そもそも、それに解決策があるのかどうかも、調査してみないとわかりません。
また、調査して自分なりの解決策を見つけたとしても、先輩に報告した際に手順が複雑すぎる、管理し続けないため不可、などダメ出しがきます。
ただ解決策を考えるのではなく、コスト・手間・管理のしやすさなど他の点もクリアして初めて調査完了となるので知識も必要で、難しいと感じています。
1日のスケジュール例
- 10:00始業(リモート勤務)
- 10:00事務作業・メール確認
- 11:00作業(調査・手順書作成など)
- 13:00昼食
- 14:00会議(打ち合わせ・作業期限確認等)
- 15:00作業(調査・手順書作成など。リリース作業等も行うが、曜日が固定)
- 17:30会議(業務内容報告・共有事項確認・質問)
- 18:30退勤