
システムエンジニアに興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロがシステムエンジニアに向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたがシステムエンジニアに向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、システムエンジニアの職に就いてみたい方は参考にしてください。
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目次
システムエンジニアに向いている人・向いていない人は?
システムエンジニアに向いている人の特徴
システムエンジニアに向いている人は、考えることが好きな人です。
システムエンジニアは、なぜこのシステムが必要なのか?どのようなシステムを組めば解決できるか?など考えることが多い職種です。
思考には論理性を求められるので、考えることが好きで、論理的思考に長けている方は特に向いていると言えます。
論理的に考えることが好きで、設計や分析による課題解決が得意な人には、システムエンジニアのほかに、プログラマー、Webディレクター、データサイエンティストも向いています。
システムエンジニアに向いていない人の特徴
システムエンジニアに向いていない人は、細かい作業や地道な確認作業が苦手な大雑把な人です。
システムエンジニアの仕事は、設計書の作成やテストなど、細かい作業を行います。
わずかなミスが致命的なミスにつながることもあるため、細かい作業が苦手な人は、システムエンジニアに向いていません.。
システムエンジニアについてのよくある質問
プログラマーとの違いは?
プログラマーとの違いは、作業工程です。システムエンジニアは設計などの上流工程がメインですが、プログラマーはコーディングなど下流工程がメインです。案件によっては、システムエンジニアが下流工程に携わることもあります。
資格は必要?
資格は必要ありません。ただし、未経験であれば、ITパスポートや基本情報技術者などの検定や資格は有利に働きます。
未経験でも転職は可能です。
システムエンジニアは人材不足が続いているため、未経験でもチャンスがあります。ただし、IT業界は技術が日進月歩なため、継続的なスキルアップが求められるので、それなりの覚悟は必要になるでしょう。
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実際にシステムエンジニアで働いている人が「向いている」と思う人
創意工夫をしていかに面倒な作業をシステムに確実にミスなくやらせるかを常に考えているような人
つぶこさん【経験年数:3年以上、5年未満】
知識がつくことに対して楽しいさややりがいを感じられる人。
そもそも勉強が好きな人。
おしごとねこさん【経験年数:3年以上、5年未満】
・自身のスキルアップをしたいと考えている人
・ある程度は自主的に勉強できる人
・コミュニケーション能力がある人
(チームワークをするにあたって人と問題なく意思疎通できる人)
MokuMokuさん【経験年数:5年以上、10年未満】
実際にシステムエンジニアで働いている人が「向いていない」と思う人
人付き合いが苦手な人。顧客やチームの中のメンバーをキチンと見ないと、良い作業ができないと思う。
マンダリンさん【経験年数:20年以上】
わからないことや知らないことを素直に聞けない人。自分で考えられない人。
Qちゃんさん【経験年数:20年以上】
人と関わることでモチベーションが上がったり、対面でコミュニケーションを取りたい人にとっては向いてないです。
kodaiさん【経験年数:1年以上、3年未満】
システムエンジニアの仕事内容
システム案件の上流工程がメイン
システムエンジニアは、顧客が抱える業務上の課題をヒアリングし、IT技術を活用したシステムによって解決する役割を担います。
「どのようなシステムが必要か」という要件定義から始まり、具体的な機能や性能を定める設計、実際にシステムを構築する開発(プログラミングはプログラマーが担当する場合もある)、
完成したシステムが正常に動作するかを確認するテストまで、システム開発の各工程に深く関わります。
例えば、顧客の業務効率化のために、既存の手作業で行っていたプロセスを自動化するシステムを提案し、そのシステムに必要な機能や操作方法を詳細に設計書に落とし込みます。
様々な関係者との連携が多い
システムエンジニアは、プロジェクトを円滑に進めるために様々な関係者と連携します。
顧客やチームメンバー(プログラマー、デザイナーなど)、プロジェクトマネージャーといった様々な関係者とコミュニケーションを取りながら、
それぞれの役割を調整し、協力してプロジェクトを成功に導きます。
プログラミングだけやりたいという方は、システムエンジニアは不向きでしょう。
システムエンジニアの職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
システムエンジニアの楽しい・やりがいを感じる体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数3年以上、5年未満
- 当時の年収550万円
- 会社の規模1,000人以上
システムエンジニアで楽しい・やりがいを感じた時
自分の作ったシステムが世の中へリリースされてエンドユーザが使っているのを目の当たりにした時は嬉しかった。
また、顧客が自分を指名して質問してきてくれたときには、やりがいを強く感じた。エンジニアとしてものづくりに関わる新しい技術に触れていると面白いと思うし日々勉強が続くのは大変な反面、知識欲が刺激されて日々の仕事に張り合いが出る。
また、給与面では残業代がしっかり払われる会社だったので好きなものを自由に買えて良かった。
1日のスケジュール例
- 8:30出社
- 9:00朝礼
- 9:15TODO確認作業開始
- 11:30ランチ
- 12:30作業再開、および日によって客先出向や会議
- 15:00パートナー企業ミーティング
- 18:00軽く夕飯など休憩
- 20:00帰宅
システムエンジニアのきつい・つらい体験談
- 現職
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数5年以上、10年未満
- 現在の年収600万円
- 会社の規模1,000人以上
システムエンジニアがきつい・つらいと感じた時
納期が近くなったタイミングで、納期に間に合わせるために残業時間が増えてしまうことがきついです。精神的には問題ないのですが、毎日日付が超えるまで残業して寝不足な日々が続くと身体に影響が出てきます。
また、納期が近いタイミングでは不良の見逃しなどミスが許されなくなってくるため、体調が良くなく頭が回らないタイミングでミスが許容されないのは、厳しくきついです。
長時間労働がIT企業で働く上で覚悟しておくべき事象です。
1日のスケジュール例
- 8:30出社
- 9:00始業・朝礼
- 9:30システムの設計
- 12:00昼食
- 13:00システムの設計
- 18:00夕礼
- 18:30退勤