介護事務に向いている人・向いていない人の特徴は?転職支援のプロが解説

介護事務に向いている人・向いていない人の特徴

介護事務に興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。

この記事では、転職支援のプロが介護事務に向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたが介護事務に向いているかどうかがわかります。

他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、介護事務の職に就いてみたい方は参考にしてください。


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シゴトのスベテ。編集部(運営会社:株式会社メルセンヌ

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介護事務に向いている人・向いていない人は?

介護事務に向いている人の特徴

介護事務に向いている人は、コミュニケーション能力が高い人です。介護現場では、ケアマネジャー、介護職員、看護師など立場の異なる専門職と連携します。

相手の立場を考えた会話ができ、情報を正確に伝えられる人は、チーム内で重要な役割を果たせるでしょう。円滑なコミュニケーションが、正確な情報共有と業務効率の向上につながります。

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コミュニケーション能力が高く、多職種と連携しながら円滑に業務を進められる人には、介護事務以外に医療事務一般事務営業事務も向いています。

介護事務に向いていない人の特徴

介護事務に向いていない人は、数字を扱うことに苦手意識がある人です。介護報酬請求では単位数の計算や限度額管理など、常に数字と向き合います。

計算が苦手だったり、Excelの操作に不安がある人は、日常的な業務で困難を感じるかもしれません。数字の扱いに自信がない場合、ミスが増え、確認作業に時間がかかってしまいます。

介護事務についてのよくある質問

介護事務になるには資格が必要ですか?

法的には資格は必須ではありませんが、介護事務管理士などの民間資格があると採用で有利になります。

介護事務と一般事務の違いは何ですか?

介護事務は介護保険制度の知識が必要で、介護報酬請求や利用者情報の管理が中心です。一般事務は汎用的な文書作成やデータ入力が主で、業界を問わず共通するスキルが活かせます。

未経験でも転職できますか?

未経験でも転職はできます。一般的なPCスキルや事務スキルがあれば採用の可能性が高まります。

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      実際に介護事務で働いている人が「向いている」と思う人

      日々のルーティンが嫌でない方、暇な時間をつぶせる方は向いているかと思います。

      末っ子の犬さん【経験年数:3年以上、5年未満】

      同じ作業を繰り返し行う事を苦にしない人が介護事務に向いている。

      MMKさん【経験年数:10年以上、20年未満】

      ・コツコツやる仕事が好きな方
      ・正確に入力作業ができる方
      ・PCが得意な方

      スナさん【経験年数:1年未満】

      実際に介護事務で働いている人が「向いていない」と思う人

      新しい刺激を求める方、未経験の場合、最初は覚えることがたくさんあり楽しいかと思いますが、1年ぐらい経過するとつまらなくなってきます。その時に、自身のスキルアップのため勉強ができればいいのですが、それすら億劫と感じる方は向いていないかと思います。

      末っ子の犬さん【経験年数:3年以上、5年未満】

      机の上が汚い人は介護事務に向いていない。

      MMKさん【経験年数:10年以上、20年未満】

      ・一日中座った作業が苦手な方
      ・PCが苦手な方

      スナさん【経験年数:1年未満】

      介護事務の仕事内容

      介護事務の仕事内容

      介護保険請求業務と利用者記録管理

      介護事務の主な仕事は介護保険の請求業務と利用者情報の管理です。

      利用者ごとの介護度に応じたサービス内容と時間を介護ソフトに入力し、正確なレセプトを作成します。

      月末には請求データに漏れや間違いがないかチェックし、国保連合会へ期日内に提出します。

      また、利用者の基本情報や介護記録を適切に管理し、個人情報の取扱いにも注意を払います。

      施設運営に関わる多様な事務業務

      介護事務は受付対応や書類管理、経理処理などの施設運営事務を担当します。

      利用者やご家族からの電話対応や問い合わせ対応、契約書類の作成・管理を行います。

      職員の勤怠管理や給与計算の基礎資料作成も重要な業務です。

      行政への各種報告書の提出や施設の収支に関わる経理業務も行い、期限を守って業務を遂行します。

      介護事務の職業紹介動画【厚生労働省】

      出典:厚生労働省(job tag)
      ※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります

      介護事務の楽しい・やりがいを感じる体験談

      • 現職
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      スナさん
      女性30代前半
      • 経験年数
        1年未満
      • 現在の年収
        228万円
      • 会社の規模
        100~999人

      介護事務で楽しい・やりがいを感じた時

      ・大量に溜まっていた書類が徐々になくなっていくととても達成感があります。
      ・毎月国保連からの返戻がないとしっかり請求する事ができたのだと安心し、自身に繋がります。
      ・様々な施設を担当しているので、サービス毎に加算や登録方法が違っていてそれを覚えて行くのも、知識が増えていくのを実感できてやりがいを感じます。
      ・事務だと利用者さんと関わることは少なくなってしまいますが、営業所の所長たちと連携を取り少しずつ信頼関係を築いていき、深い話ができるようになるのが楽しいと感じました。

      1日のスケジュール例

      1. 9:00
        環境整備
      2. 9:15
        朝礼
      3. 9:30
        事務作業(提供票の入力や実績の登録等)
      4. 12:00
        休憩
      5. 13:00
        事務作業(請求書・領収書等の印刷、発送等)
      6. 18:00
        退勤 ※日により営業所支援もあります。

      介護事務の楽しい体験談一覧

      介護事務のきつい・つらい体験談

      • 現職
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      MMKさん
      男性50代前半
      • 経験年数
        10年以上、20年未満
      • 現在の年収
        400万円
      • 会社の規模
        1,000人以上

      介護事務がきつい・つらいと感じた時

      介護保険の請求事務作業では、とにかく間違えてはならないというプレッシャーを常に感じている。基本的な請求要件から様々な加算要件が存在する。それぞれについて加算算定要件を満たしているかの確認や、日数などの確認が必須である。

      机上での作業が多いが、月初に集中する作業は体力的に限界を感じることがある。何よりもつらかったのは、国保連に提出が必要な書類を提出が漏れていたときであった。

      請求金額は間違えてはいなかったが、請求した全件が返戻となってしまい、2000万円近い金額が入金されなかった時である。

      1日のスケジュール例

      1. 9:00
        始業・朝礼
      2. 9:30
        事務作業
      3. 12:00
        昼食(移動先にて)
      4. 13:00
        事務作業
      5. 18:00
        退勤

      介護事務のきつい体験談一覧

      他の事務・管理職の向いている・向いていない人の特徴