
ルート営業に興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロがルート営業に向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたがルート営業に向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、ルート営業の職に就いてみたい方は参考にしてください。
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目次
ルート営業に向いている人・向いていない人は?
ルート営業に向いている人の特徴
ルート営業には人と話すのが好きで、相手に合わせて話題を振れるような人が向いています。
ルート営業は、顧客との円滑な人間関係の構築が重要な仕事です。特に提案がなくても、何気ない雑談から自然とニーズを引き出せることもあります。
ただ会話するだけでなく相手の困りごとを聞き出せるなら、信頼関係を築くだけでなく、成果も上げやすいでしょう。
人と話すのが好きで雑談からニーズを引き出し、信頼関係を築ける人には、ルート営業のほかに法人営業、採用担当、キャリアアドバイザーも向いています。
ルート営業に向いていない人の特徴
ルート営業は自分のペースで働きたい人には向いていません。
顧客から呼び出されたり、休日に電話があったりと、突発的な対応が求められる場面が少なくないからです。
相手の都合を優先するため仕事が予定通りにいかないことも多く、自分のスケジュールを乱されることにストレスを感じる人にとっては、負担の大きい働き方かもしれません。
ルート営業についてのよくある質問
ルート営業にノルマはありますか?
はい、ルート営業にもノルマはあります。新規開拓営業ほど数字が求められることは少ないですが、達成すべき目標が設定されている会社が多いです。
ルート営業は楽と聞いたんですが、本当ですか?
ルート営業は楽ではありません。人間関係やクレーム対応など、ストレスになる要因は多いです。
顧客と良い関係を築けるかで負担が大きく変わってくるでしょう。
未経験からルート営業はできますか?
はい、できます。基本的な社会人スキルがあれば、営業経験がない人でも転職しやすいです。
【適性診断】あなたはルート営業にどれくらい向いている?
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実際にルート営業で働いている人が「向いている」と思う人
人当たりの良い方。運転や移動が苦にならない方。会社の中で机の前にずっと向かっているのが辛い方。
ネルさん【経験年数:3年以上、5年未満】
事務作業、書類作成などの細かいことがしっかりできる人。いつも同じ担当者に会うことになるので、信頼関係を築くには小さな仕事をきっちりとできることが大事。営業マンの典型的な人というのは意外に不向きと思います。
taro3さん【経験年数:1年以上、3年未満】
実際にルート営業で働いている人が「向いていない」と思う人
コミュニケーション能力が低い方、顧客先が何を求めているのかを的確に判断できない方は向いていないと思います。
Bruce001さん【経験年数:5年以上、10年未満】
ルーズな人。頼まれ事などをほったらかしにする人。
バウワウキングさん【経験年数:20年以上】
ルート営業の仕事内容
顧客訪問と関係構築
ルート営業の仕事は、既存の顧客を定期的に訪問、信頼関係を築いて維持していくことです。
訪問時には何気ない会話や丁寧なヒアリングを通じて、お客様の状況や困りごとや潜在的なニーズを把握します。お客様にとって身近で頼れる相談相手になることを目指します。
提案活動と顧客管理
ルート営業は、顧客のニーズに合った商品の追加提案や新商品を紹介して受注につなげたり、納品の手配やその後のフォロー、問い合わせへの対応も大切な仕事です。
また、お客様から得た情報を社内に共有したり、報告書や見積もりを作成する事務作業も行います。
ルート営業の職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
ルート営業の楽しい・やりがいを感じる体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数5年以上、10年未満
- 当時の年収430万円
- 会社の規模10~99人
ルート営業で楽しい・やりがいを感じた時
セールスと言っても仕事内容を覚えてしまえば楽だと思う。
一番大切なのは取引顧客との信頼関係なので、コミュニケーションがしっかりとれれば多少の知識不足でもカバーできる。
私の場合は人と話をすることが好きで、顧客の懐に入ってしまえば商品の売り込みは簡単。前任者より高い売り上げをあげた時は楽しいと思えたしやりがいもあります。
顧客サポートも仕事の一つなのでイレギュラーもありましたが、人間関係の構築は将来の自分に役にたちます。
1日のスケジュール例
- 9:00出社
- 9:30事務作業・訪問準備
- 10:00外回り(クライアント訪問・商談)
- 12:00昼食(移動先にて)まれに会議
- 13:00外回り(クライアント訪問・商談)
- 18:00帰社
- 18:30事務処理、報告
- 19:00退勤
ルート営業のきつい・つらい体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数3年以上、5年未満
- 当時の年収280万円
- 会社の規模1,000人以上
ルート営業がきつい・つらいと感じた時
自分は得意先である大手サッシメーカーに対するルート営業をしていました。得意先の企業までは車で約1時間かかり、そこでの主な業務は納品や商談などの打ち合わせでした。
商談は毎日あるわけではなく、ある場合は事前に予定が分かっているので問題ないのですが、時々、帰社中に得意先から電話がかかり、「すぐに打ち合わせをしたいので戻ってほしい」と言われることがありました。
得意先の近くであればすぐに戻れるのですが、自分の会社の近くまで来ている時にそのような電話がかかってきた場合、戻るのに1時間近くかかり、帰社後も事務作業などの業務があるため、どうしても残業が発生しました。
結果として、毎日のように2時間ほど残業をすることが多く、精神的に辛いと感じることがありました。
1日のスケジュール例
- 8:45出社
- 9:00始業・朝礼
- 9:15得意先への納品準備、得意先からのメール・電話対応
- 10:30外回り(得意先の企業への訪問・納品・商談)
- 12:00昼食(移動先にて)
- 13:00外回り(得意先の企業への訪問・納品・商談)
- 15:30帰社
- 15:40報告事項があれば上司に報告、その後は事務作業や得意先からのメール・電話対応
- 17:30定時(残業の必要性がある場合は残業、必要性がない場合は退勤)
- 20:00残業をした場合、遅くてもこの時刻には退勤