
ゲームプランナーに興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロがゲームプランナーに向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたがゲームプランナーに向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、ゲームプランナーの職に就いてみたい方は参考にしてください。
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目次
ゲームプランナーに向いている人・向いていない人は?
ゲームプランナーに向いている人の特徴
ゲームプランナーに向いている人は、コミュニケーション能力が高い人です。ゲーム開発はチームで行うため、プランナーにはスタッフ間の調整役としての役割が求められます。
意見調整や仕様伝達を円滑に進めるコミュニケーション能力は必須であり、スムーズな開発には不可欠な資質です。
円滑な対話を通じて、プロジェクトを推進できる人が活躍できるでしょう。
ゲームプランナーに向いていない人の特徴
ゲームプランナーに向いていない人は、理想ばかりを追い現実を見ない人です。実際の開発には予算や納期といった制約が必ず伴います。
実現性を無視した理想論は、チームを混乱させプロジェクトを停滞させる原因となりかねません。
制約の中で面白さを追求する現実的な視点が不可欠なため、理想と現実のバランス感覚を欠く人には向いていない仕事と言えます。
ゲームプランナーについてのよくある質問
ゲームプランナーになるために必要なスキルは何ですか?
ゲームプランナーには企画力、コミュニケーション能力、論理的思考力、市場調査・分析力、トレンド分析力、発想力など様々なスキルが求められます。
ゲームを作ったことがなくてもゲームプランナーになれる?
なれます。ただ、自分でゲーム開発の経験があったり、何らかの創作経験がある方が転職には有利です。
未経験でも転職できますか?
未経験からの転職は可能ですが、簡単ではありません。まずは、アシスタントやテスターなどの職種で経験を積んでから目指すのがおすすめです。
【適性診断】あなたはゲームプランナーにどれくらい向いている?
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実際にゲームプランナーで働いている人が「向いている」と思う人
ゲームが好きな人。
好奇心が旺盛な人。
論理的思考力がある人。
バイタリティがある人。
他セクションをまとめるコミュニケーション力とリーダーシップがある人。
桜子さん【経験年数:5年以上、10年未満】
意外とチームプレーが求められる業界ですので、スキルをお持ちの方は勿論、メンバーと円滑に交流できる方は活躍できると思います。
なつさん【経験年数:1年以上、3年未満】
どの規模の会社で働くかで変わると思いますが、ベンチャー企業や中小企業だととにかくフィジカルの強さも必要だと思います。忙しい環境の中でそこにストレスを感じないでいられることが重要です。
たなちさん【経験年数:1年以上、3年未満】
実際にゲームプランナーで働いている人が「向いていない」と思う人
プライベートでゲームをしない人。
自学自習が苦手な人。
一人で黙々と作業をすることが好きな人。
桜子さん【経験年数:5年以上、10年未満】
上とは反対に自分勝手な人は向いてないかなと思います。
なつさん【経験年数:1年以上、3年未満】
ただ出社して言われたことをして定時に帰って給料を貰いたいという人。
いつもと同じように帰りたいというストレスを持ちやすい人は向いてないと思います。
たなちさん【経験年数:1年以上、3年未満】
ゲームプランナーの仕事内容
新しいゲームのコンセプトと仕様を作る仕事
ゲームプランナーは、新しいゲームのアイデアを生み出すのが仕事です。
市場調査やトレンド分析に基づき、具体的なコンセプトやジャンルを考案し、その面白さやターゲット層などを企画書にまとめて社内での承認を目指します。
また、ゲームの世界観、ルール、キャラクター、アイテム、レベルデザインといった詳細な設計図である仕様書も作成し、開発チームが制作を進めるための基盤を築くことも重要な業務です。
開発の進行管理とリリース後の分析・改善
制作チーム全体の進行管理もゲームプランナーが担う重要な役割です。
デザイナーやプログラマーなど関係者と密に連携を取り、仕様書通りに開発が進んでいるかを確認し、スケジュールを管理します。
開発中に問題点や意見の相違が生じた際には、調整役も務めます。加えて、ゲームリリース後には売上データやプレイヤーからのフィードバックを丁寧に分析。
その分析結果をもとに、改善点や今後の運営方針を検討し、次のアップデートや新規開発へと繋げていきます。
ゲームプランナーの職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
ゲームプランナーの楽しい・やりがいを感じる体験談
- 現職
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数1年以上、3年未満
- 現在の年収300万円
- 会社の規模10~99人
ゲームプランナーで楽しい・やりがいを感じた時
自分が作った指定書を渡したときにクリエイターさんから分かりやすかったよとおっしゃっていただいたり、自分の指定した以上の成果物をクリエイターさんから頂いた時はこの人を信じてお願いしてよかったと嬉しくなります。
また、自分で発案した演出などが採用されたときやメンバーと切磋琢磨しつつ次の企画案が生まれていくのも楽しい過程です。
何よりも、プレイして頂いたお客さんからありがたい感想をいただいたときが一番やりがいを感じます。
1日のスケジュール例
- 8:30出社
- 9:00始業・朝礼
- 9:30事務作業・メールチェックなど
- 10:30成果物確認のやり取りなど
- 12:00昼食(オフィスにて)
- 13:00指示書の作成やクリエイターとのやり取り
- 15:00会議などが入ったり
- 17:00終礼・成果物チェックなど
- 18:00退勤
ゲームプランナーのきつい・つらい体験談
- 現職
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数5年以上、10年未満
- 現在の年収450万円
- 会社の規模100~999人
ゲームプランナーがきつい・つらいと感じた時
ディレクターやプロデューサーといった上位陣と、エンジニアやデザイナーといった現場との板挟みになることがつらいです。
プランナーは、上位陣のやりたいことを仕様書に落とし込み、エンジニアやデザイナーに作業を依頼し管理していくことが仕事です。ディレクターやプロデューサーの話がまとまらず作業が進められないときに、現場から非難されるのはたいていプランナーです。自分ではどうしようもないことで責められるときついですね。
とはいえ、そういったときにディレクターやプロデューサーを巻き込んで仕事を進められる人こそが優秀なプランナーです。プランナーとして一皮剥けるには、そのきつい・つらいを乗り越える必要があると思います。
1日のスケジュール例
- 10:30朝会
- 10:45業務(適宜MTG)
- 12:30昼食
- 13:30業務(適宜MTG)
- 19:30退勤