編集者に向いている人・向いていない人の特徴は?転職支援のプロが解説

編集者に向いている人・向いていない人の特徴

編集者に興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。

この記事では、転職支援のプロが編集者に向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたが編集者に向いているかどうかがわかります。

他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、編集者の職に就いてみたい方は参考にしてください。


シゴトのスベテ。
シゴトのスベテ。編集部(運営会社:株式会社メルセンヌ

「シゴトのスベテ。」では、株式会社メルセンヌのキャリア支援ノウハウと1,000件を超えるユーザー体験に基づき、180種類以上の職業のリアルな情報をお届けしています。

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編集者に向いている人・向いていない人は?

編集者に向いている人の特徴

編集者に向いている人は、人と協力して物事を進めるのが得意な人です。作家やデザイナー、印刷所など多くの関係者と円滑に連携し、一つの制作物を完成させるためには、高いコミュニケーション能力が欠かせません。

スケジュール調整や交渉も重要な業務であり、周囲を巻き込みながら目標達成へと導く力が求められます。人と関わりながら創造的な仕事を進めたい人が活躍できるでしょう。

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多様な人と関わりながら、持ち前のコミュニケーション力で創造的な仕事を前に進められる人には、編集者のほかに、プロジェクトマネージャー広報Webディレクターの仕事も向いています。

編集者に向いていない人の特徴

編集者に向いていない人は、主体的に動くのが苦手な人です。編集の仕事は、自ら企画を立案し、その実現に向けて関係者を巻き込みながら能動的に行動する必要があります。

指示された作業をこなすだけでは、新しい発想や価値を生み出すことができず、編集者としての成長は望めません。常に受け身の姿勢で、指示がないと動けないタイプには向いていないと言えるでしょう。

編集者についてのよくある質問

編集者の仕事は激務?

編集者は、長時間労働や不規則な勤務、締切などがあるため激務になりやすいと言われています。

編集者の種類は?

編集者には書籍、雑誌、Webメディア、編集プロダクションなどがあります。

未経験でも転職できますか?

未経験の転職は難易度が高いです。即戦力を求められる業界のため、経験者の中途採用が多いためです。ただ、Web媒体の編集者は紙媒体よりも門戸が広く、挑戦しやすい傾向があります。

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      実際に編集者で働いている人が「向いている」と思う人

      新しい事に興味がある。クリエイティブな事がしたい人に向いていると思います。

      新人くんさん【経験年数:1年以上、3年未満】

      一つの作業を根気よく続けることのできるメンタルを持っている人。

      タカシさん【経験年数:10年以上、20年未満】

      文章が好きな人、レイアウトが好きな人がいいと思います。拘束時間が長いので、お金のためと割り切って働くスタイルは無理が来ると思います。本当に自分が好きな分野で、ものを読む・見るのが好きという人に向いていると思います。

      颯夏 彩乃さん【経験年数:1年以上、3年未満】

      実際に編集者で働いている人が「向いていない」と思う人

      とにかくスピード感が速いのと変化が多いので、臨機応変に対応出来ない方は向いていないかなと思います。

      新人くんさん【経験年数:1年以上、3年未満】

      ざっくりとした業務が得意だったり、物事を大枠でとらえる人には向いていません。微細な文章の校正、ち密なレイアウト修正が発生するからです。

      颯夏 彩乃さん【経験年数:1年以上、3年未満】

      根気のない人、細かい作業が嫌いな人。雑な人。

      昔のくまさん【経験年数:3年以上、5年未満】

      編集者の仕事内容

      編集者の仕事内容

      読者の心をつかむ企画を創る

      編集者は、読者が興味を持つ企画を立案するのが仕事です。市場やトレンドを分析し、人々のニーズを捉えて書籍や雑誌のコンセプトを具体化することが求められます。

      企画が通れば、予算やスケジュールを管理し、アイデアを実現可能な形へと進める実行力も重要です。

      新しい発想とそれを形にする力が求められます。

      制作を指揮し品質を高める

      企画に基づき、制作全体を指揮・管理します。執筆者やデザイナー等へ制作を依頼し、スケジュールを調整しながら円滑な進行を目指します。

      納品された原稿や写真などを丁寧に確認し、修正指示を出すことも大切な役割です。誤字脱字や内容の誤りがないか、細部まで校正・校閲を徹底し、品質の高い制作物を完成させます。

      関係者との円滑なコミュニケーションが欠かせません。

      編集者の職業紹介動画【厚生労働省】

      出典:厚生労働省(job tag)
      ※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります

      編集者の楽しい・やりがいを感じる体験談

      • 現職
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      まみさん
      女性20代後半
      • 経験年数
        3年以上、5年未満
      • 現在の年収
        500万円
      • 会社の規模
        1,000人以上

      編集者で楽しい・やりがいを感じた時

      エディターとして働く中で特に楽しく、やりがいを感じるのは、取材や撮影に立ち会うときです。普段は会えない専門家や著名人に話を聞けたり、現場の空気を肌で感じたりできるのは貴重な経験で、毎回新しい知見を得られるのが魅力です。

      自分の知識の幅も自然と広がり、それが次の企画のヒントになることもあります。また、自分が手がけた記事や企画が誌面として形になり、実際に発行されて書店やコンビニに並んでいるのを見たときは、本当に感動します。

      読者の反応がSNSやアンケートで届くと、「頑張ってよかった」と強く感じ、次ももっと面白いものを作ろうというモチベーションにつながります。苦労の多い仕事ですが、そのぶん得られる喜びも大きいです。

      1日のスケジュール例

      1. 9:00
        始業(基本的にリモートワーク)
      2. 9:30
        取材や撮影への立ち会いや新規企画考案など
      3. 21:00
        退勤

      編集者の楽しい体験談一覧

      編集者のきつい・つらい体験談

      • 退職済み
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      颯夏 彩乃さん
      女性20代前半(当時の年齢)
      • 経験年数
        1年以上、3年未満
      • 当時の年収
        240万円
      • 会社の規模
        10人未満

      編集者がきつい・つらいと感じた時

      毎月一つ、自由に企画を打ち出すのですが、これが本当につらかったです。最初のうちはあれこれと思いつきますが、業界が自動車で、あまり車に興味がなかったこともあり、毎月アイディアをひねり出すのが苦痛でした。

      これが、例えば料理レシピや旅行ガイドなどであれば、だいぶ大人になってしまった今でも企画を出すのはつらくありませんので、業界を間違えると本当にキツイと思います。また、拘束時間が本当に長いです。自分の仕事が早く終われば帰れるという事ではなく、原稿が上がってくるのが定時後というのが常のため、みなし残業となります(残業しただけお金が支払われない)。

      お金よりもやりがいを求めていたとはいえ、残業代がきちんと出ないのは辛いと思っていました。

      1日のスケジュール例

      1. 09:00
        出社、メールチェック、資料作成
      2. 12:00
        お昼ごはん
      3. 13:00
        外出(クライアント訪問・商談)
      4. 17:00
        帰社
      5. 17:30
        原稿到着
      6. 18:00
        翌日原稿の校正開始
      7. 20:00
        退勤

      編集者のきつい体験談一覧

      他のクリエイティブ職の向いている・向いていない人の特徴