
コピーライターに興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロがコピーライターに向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたがコピーライターに向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、コピーライターの職に就いてみたい方は参考にしてください。
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目次
コピーライターに向いている人・向いていない人は?
コピーライターに向いている人の特徴
コピーライターに向いているのは、「日常の中にアイデアの種を見つけられる人」です。街中の広告やSNSの投稿など、どんな情報からも発想を広げられる柔軟な思考力が求められます。
好奇心が強く、言葉のニュアンスに敏感な人は、ターゲットに刺さる表現が得意になりやすく、こういった人が活躍できるでしょう。
コピーライターに向いていない人の特徴
コピーライターに向いていないのは、「指示がないと動けない人」です。案件によって求められる表現やトンマナ(トーン&マナー)が異なるため、自ら調べ、考え、提案する姿勢が欠かせません。
完成形の正解がない仕事だからこそ、自主性や探究心が求められます。受け身の姿勢が強い人は、こういう仕事には向いていないと言えるでしょう。
自ら考えて提案するよりも、与えられた指示を正確に実行することに集中したい人は、一般事務が向いています。
コピーライターについてのよくある質問
コピーライターとライターの違いは何ですか?
コピーライターは「商品・サービスを売るための言葉」を作る仕事です。広告や販促ツールなど、ターゲットの感情を動かす短くインパクトのある表現が求められます。一方で、ライターは記事やインタビューなどの「情報を伝える文章」を書く仕事が中心です。どちらも文章を扱いますが、目的や文体、役割が異なります。コピーライターはマーケティング寄り、ライターは編集・取材寄りの色が強いと言えるでしょう。
ポートフォリオがないと転職は難しいですか?
はい、コピーライターへの転職を目指す場合、ポートフォリオがないと選考で不利になるケースが多いです。実務経験がなくても、架空の商品を題材にしたコピーや、自分で考えたキャッチコピーの例などをまとめるだけでも十分にアピール材料になります。
未経験でも転職できますか?
はい、未経験からでもコピーライターを目指すことは可能です。ただし、実務経験がない場合は、応募時に自分の表現力を示すためのサンプルやポートフォリオが求められることが多くなります。
【適性診断】あなたはコピーライターにどれくらい向いている?
20問の簡単な質問に答えるだけで、あなたがコピーライターに「100%中、何%」向いているか診断できます。結果はすぐに確認できるので、気軽に試してみてください。
あなたの適職診断結果
個人情報の入力は不要です。診断結果はその場で確認できます。
実際にコピーライターで働いている人が「向いている」と思う人
集中力・忍耐力がある人。分からないことは自分で調べる人。
すももさん【経験年数:1年以上、3年未満】
コピーライターは裏方のお仕事と思われがちですが、クライアント訪問し話をお伺いするので、誰かと話すことが好きな人に向いていると思います。
はなさくさん【経験年数:1年以上、3年未満】
言葉に対して強い興味がある人、細かいニュアンスの違いを面白がれる人は向いていると思います。
ひらいしさん【経験年数:3年以上、5年未満】
実際にコピーライターで働いている人が「向いていない」と思う人
すぐに「スランプに入った」という人。(過去に2人いました)
すももさん【経験年数:1年以上、3年未満】
作成した文書やコピーをクライアントにご確認いただき、変更があれば直したものを再度提出するためレスポンスの遅い人は向いていないと思います。
はなさくさん【経験年数:1年以上、3年未満】
「正解がないと不安」「アイデアを否定されるのが苦手」という人には、精神的にしんどい職業だと思います。また、コツコツ一人で決められた作業をこなしたいというタイプの人には、チームでの調整や発信が多いこの仕事はあまり合わないかもしれません。
ひらいしさん【経験年数:3年以上、5年未満】
コピーライターの仕事内容
商品の魅力を言葉で伝える
コピーライターの主な役割は、商品やサービスの魅力を言葉で伝えることです。広告やLP(ランディングページ)、チラシ、バナーなどに使用するキャッチコピーや説明文を作成し、消費者の関心を引きます。
情報をわかりやすく、かつ魅力的に表現するには、ターゲットの心理やトレンドを的確に捉える力が求められます。
短い言葉で印象を残すスキルが、商品の売れ行きを左右する重要な鍵になります。
企画から納品まで一貫して関わる
コピーライターは、単に文章を考えるだけではなく、企画段階から制作全体に関わることもあります。
クライアントとの打ち合わせでニーズをヒアリングし、コンセプト設計や構成案の作成、他のクリエイター(デザイナー・ディレクター)との連携を図りながらプロジェクトを進行します。
完成した原稿は校正・修正を経て納品され、反響や効果の分析まで担当する場合もあります。クリエイティブ全体を俯瞰し、責任を持って言葉を届ける仕事です。
コピーライターの職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
コピーライターの楽しい・やりがいを感じる体験談
- 現職
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数1年以上、3年未満
- 現在の年収450万円
- 会社の規模1,000人以上
コピーライターで楽しい・やりがいを感じた時
良いコピーを書けるとあちこちで真似されて業界のスタンダードみたいになった時は嬉しい。
クライアントに気に入られるとご指名みたいになって直接関係ない業務でも〇〇さん貸してくれない?みたいな話になって工数が付いたり、もちろん会社的にもお得意様が付くことは実績として評価されるので、それは嬉しかった。
会社や媒体ごとの特性を理解するまでが大変だが、ある程度理解できたらスイスイ進められる。ただあまりにも担当が多いと時間は足りなくなるのは嬉しい悲鳴かも
1日のスケジュール例
- 8:30出社
- 9:00始業
- 9:30朝礼
- 10:30広告など数値確認
- 12:00昼食
- 13:00ライティング、調査
- 16:30クライアント対応
- 17:00入稿など
- 18:00退勤
コピーライターのきつい・つらい体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数3年以上、5年未満
- 当時の年収480万円
- 会社の規模100~999人
コピーライターがきつい・つらいと感じた時
アイデアが全然出ないまま〆切が迫ってくるときのプレッシャーです。深夜まで残って考えても何も浮かばず、チーム全体が重たい空気になることもありました。
また、クライアントや上司によっては、表現に対して感覚的なフィードバックしか返ってこず、「もっとパッとする感じで」などと言われても、その“パッと”の正体を探るのに時間と気力を使いました。
何案出しても「違う」と返されることもあり、精神的な消耗は大きかったです。何より、「自分の言葉が誰にも刺さらないのではないか」と感じるときは、本当に辛かったです。
1日のスケジュール例
- 09:30出社
- 10:00チーム朝会・案件進行確認
- 10:30コピー案出し
- 12:00昼食
- 13:00デザイナー・営業との打ち合わせ
- 14:30修正対応・追加提案資料作成
- 17:00クライアント提出用のコピー仕上げ
- 19:00退勤