
生産技術エンジニアに興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロが生産技術エンジニアに向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたが生産技術エンジニアに向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、生産技術エンジニアの職に就いてみたい方は参考にしてください。
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目次
生産技術エンジニアに向いている人・向いていない人は?
生産技術エンジニアに向いている人の特徴
生産技術エンジニアに向いている人は、無駄が嫌いな人です。生産技術は、高品質な製品を大量かつ効率よく生産できる製造環境を整えるのが役割です。
そのため、どうすればもっと効率よく、スムーズに進められるかを常に考えられる人は、この仕事にぴったりです。無駄を徹底的になくそうとする考え方が、生産性向上という成果に繋がります。
生産技術エンジニアに向いていない人の特徴
生産技術エンジニアに向いていない人は、一人で黙々と作業したい人です。生産技術エンジニアは、設計部門と製造現場の間で認識のズレをなくすパイプ役であり、他部署との調整や交渉が不可欠です。
丁寧なコミュニケーションを通じて協力関係を築くことが、業務を円滑に進めるうえで重要です。
生産技術エンジニアについてのよくある質問
文系でも転職できますか?
文系出身者でも転職可能ですが、機械・電気・工業系など理系の知識を求められることが多いです。
仕事は激務ですか?
企業によりますが、プロジェクトの納期前や障害対応時はかなり忙しいです。
未経験でも転職できますか?
未経験でも転職は可能ですが、難易度は高いです。実務経験を重視する企業が多いからです。未経験から挑戦したい場合は、製造現場からのステップアップや、派遣会社で経験を積みましょう。
【適性診断】あなたは生産技術エンジニアにどれくらい向いている?
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実際に生産技術エンジニアで働いている人が「向いている」と思う人
なんでも興味を持って色々なことに取り組もうと意欲のある人
Satoshiさん【経験年数:10年以上、20年未満】
兎に角大変な仕事なので、困難に立ち向かえる人、投げ出さない人など
満員電車さん【経験年数:10年以上、20年未満】
1つの事を貫き通せる、こだわりを強く持てる人が向いていると思います。そして、好奇心の強さも重要です。机上の空論だけでは進まない職種なので、現場で動ける人が一番と思います。
ランクルマニアさん【経験年数:20年以上】
実際に生産技術エンジニアで働いている人が「向いていない」と思う人
時間管理が甘く、スケジュール感がない人。
けーたさん【経験年数:5年以上、10年未満】
あまり積極的ではなく、新しいことを考えてできない人
Satoshiさん【経験年数:10年以上、20年未満】
頭は良いけど現場の作業が得意でない人、自分から動かず指示待ちの人は、向いていないと思います。また、自分がこうしたいなどの意見を持っていない人も向いていないと思います。
ランクルマニアさん【経験年数:20年以上】
生産技術エンジニアの仕事内容
製造工程の最適化
生産技術エンジニアの仕事は、製造工程を改善して生産性を高めることです。高品質な製品を、より低コストかつ迅速に顧客へ届けるために欠かせないポジションです。
具体的には、AIやIoTなどの最新技術を導入した生産ラインの自動化や、作業手順の最適化によるムダの削減などがあります。
また、生産データを分析し、工程全体の中で作業が滞っている箇所や、効率を下げている要因を特定し、改善策の実行まで担当します。
多くの関係者と密に連携
生産技術エンジニアは、製造現場をはじめ、設計部門や品質管理部門など、多くの関係者と連携しながら業務を進める仕事です。
新製品の製造ライン立ち上げや、既存工程の改善を行う際には、各部門との情報共有や調整が欠かせません。
業務を円滑に進めるためには、技術だけではなく、高いコミュニケーション能力も必要です。
生産技術エンジニアの職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
生産技術エンジニアの楽しい・やりがいを感じる体験談
- 現職
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数20年以上
- 現在の年収500万円
- 会社の規模100~999人
生産技術エンジニアで楽しい・やりがいを感じた時
いろいろ失敗をする中で、自分の思ったことが実現できた時の嬉しさがやりがいにつながりました。
経験が少ない頃はどう進めて良いかもわからない事も多いので、まずはこの工具を選んでどうなるか、次にこの工具で試すとどうなるかを自分なりに勉強して進めることで失敗も勉強と思いながら進めてきました。
結果として、自分の糧にもなるし、良い結果を出すことで業務も楽しくなり、この仕事も好きになりました。製品を加工すると言う難しさはありますが、やりがいを感じる仕事だと思いました。
1日のスケジュール例
- 7:30出社
- 8:00始業・朝礼
- 8:15現場作業
- 12:05昼食
- 12:50現場作業
- 17:00改善業務
- 19:00退勤
生産技術エンジニアのきつい・つらい体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数5年以上、10年未満
- 当時の年収380万円
- 会社の規模100~999人
生産技術エンジニアがきつい・つらいと感じた時
意見の板挟みが大変です。
製造現場の作業員の意見(操作性やメンテナンスのしやすさ)、製造現場の管理者の意見(生産速度や拡張性)、上層部の意見(コストパフォーマンスや価格)が食い違うことが多く社内での意見もなかなかまとまらないので、社外の装置メーカーなどに伝える確定された仕様が提出できず、スケジュールのしわ寄せばかりが後ろに流れることが多かったです。
上層部の指示で価格を抑えた結果、後の機能追加などのときに不具合が発生するなどもありました。
1日のスケジュール例
- 8:10出社
- 8:30始業・朝礼、メール確認・返信
- 9:00書類・資料作成、設備点検業務
- 12:00休憩、昼食
- 13:00メール確認・返信
- 13:30設備点検報告書作成、プロジェクトの会議
- 17:00残業に向けて小休憩
- 17:30メール確認・返信、メール作成・送信、資料作成
- 19:00退社