
商品開発に興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロが商品開発に向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたが商品開発に向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、商品開発の職に就いてみたい方は参考にしてください。
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目次
商品開発に向いている人・向いていない人は?
商品開発に向いている人の特徴
商品開発に向いているのは、アイデアを形にするのが楽しいと感じられる人です。「こんな商品があったらいいな」と思いついたアイデアを、実際に形にしていく仕事なので、考えることが好きな人にはぴったりです。
また、感性が若い人にも向いています。ニーズを読み取る力や、流行をキャッチする感覚が活かせます。
商品開発に向いていない人の特徴
商品開発に向いていないのは、周りと意見をすり合わせるのが苦手な人です。商品開発は、営業やマーケティング、製造、品質管理など、いろいろな部署と協力しながら進めていく仕事だからです。
自分の意見だけを押し通そうとしたり、人の話を聞くのが苦手な人だと、うまくいかない場面が多くなります。
商品開発についてのよくある質問
商品開発、企画職、マーケティング職の違いは?
商品開発は、企画されたアイデアをもとに商品を形にする役割です。一方、企画職は「何を作るか」を考える上流工程を担い、マーケティング職は「どう売るか」の戦略を担当します。
転職活動の前にまずは関連資格を取るべきですか?
資格取得よりも、転職活動を早く始めるほうがおすすめです。商品開発では、資格よりも実務スキルや経験が重視されるからです。早めに転職活動を始めて経験を積むほうが効果的です。
未経験でも転職できますか?
未経験から商品開発に転職できるかは、企業によって異なります。ただ、未経験OKの求人も多いです。例えば、営業職から転職する場合は「顧客のニーズを理解する能力」や「コミュニケーション力」をアピールすると良いでしょう。また、新卒の場合はインターンシップに参加するのがおすすめです。
【適性診断】あなたは商品開発にどれくらい向いている?
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実際に商品開発で働いている人が「向いている」と思う人
とにかくモノづくりが好きで、課題をトコトン突き止められる人・・・半面どこかで割り切れる人。浅く広くが得意で器用貧乏な人。社内外での調整作業が苦手な人。
KZさん【経験年数:3年以上、5年未満】
細かい作業が好きで、新しい発見や流行などに常にアンテナを張っている人
みやさん【経験年数:3年以上、5年未満】
細かいことに気づくことができる。交渉に慣れた人。
ななこさん【経験年数:1年以上、3年未満】
実際に商品開発で働いている人が「向いていない」と思う人
浅く広くが得意で器用貧乏な人。社内外での調整作業が苦手な人。
KZさん【経験年数:3年以上、5年未満】
短期間で成果を出したい人や、深く考えるのが苦手な人
みやさん【経験年数:3年以上、5年未満】
自分で手を動かすのが嫌いで、他人にさせたい人
ななこさん【経験年数:1年以上、3年未満】
商品開発の仕事内容
新商品の開発
商品開発の仕事は、企画職が立てた商品コンセプトをもとに、設計・試作・量産化へと具体化していく役割です。
市場調査の結果を共有しながら、機能性やデザイン、コスト面などを考慮し、プロトタイプの作成や製造工程の調整に携わります。
製品が現実的かつ魅力的になるよう、技術面と実現可能性のバランスをとることが求められます。
商品の改良とリニューアル
商品開発では、新商品だけでなく既存商品の改良やリニューアルも重要な仕事です。
市場の反応や顧客の声をもとに、性能・デザイン・コスト・使いやすさなどを見直し、魅力を高めていきます。マーケティングや営業など他部門と連携しながら、競合との差別化や売上アップを目指します。
商品開発の職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
商品開発の楽しい・やりがいを感じる体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数3年以上、5年未満
- 当時の年収380万円
- 会社の規模100~999人
商品開発で楽しい・やりがいを感じた時
自分の作った商品が市場に実際に出回っているを見ると、モノを作った実感が湧いてとてもやりがいがあると感じました。
また色んな場所に市場調査や見学など行くことができ、デスクワークだけではなく色んな場所に出向けるのも大変な反面面白かったです。
また、自分自身が時間をかけて考えて作った商品が売れて別のカラーやバージョン、アップデートしたモノを作れる時はより成果が認められた気がしてやりがいがあるととても感じました。
1日のスケジュール例
- 9:00出社
- 9:30メール返信、事務作業
- 11:00ミーティング
- 12:00昼食
- 13:00市場調査
- 15:00商談
- 16:00報告書作成
- 17:30退勤
商品開発のきつい・つらい体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数3年以上、5年未満
- 当時の年収600万円
- 会社の規模1,000人以上
商品開発がきつい・つらいと感じた時
とにかく納期に追われること。特に開発プロセス後半部分に属するメンバーは、前半部の遅れを全て吸収して発売日に間に合わせる必要があって、当初の予定期間よりもさらに短縮されるのが常。
また目標原価に近づけるため、細かな部品に至るまでコストを詰めて標準化を進めたり、生産落とし込みに標準図面を精査して初期不具合をゼロに抑える努力をしたりで、部下たちと同時並行で複数作業を進めていくのは大変ストレスが溜まる時期となる。
1日のスケジュール例
- 8:00出社
- 8:30始業、朝礼、クリーンタイム
- 9:00チーム打合せ、メール確認、事務作業
- 10:30設計作業もしくは現場作業
- 12:00昼食
- 13:00設計作業もしくは現場作業
- 17:30定時終業、残務処理
- 18:30退勤