
心理カウンセラーに興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロが心理カウンセラーに向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたが心理カウンセラーに向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、心理カウンセラーの職に就いてみたい方は参考にしてください。
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目次
心理カウンセラーに向いている人・向いていない人は?
心理カウンセラーに向いている人の特徴
心理カウンセラーに向いている人は、感情をコントロールできる人です。つらい話や重い相談を聞く場面も多いため、自身の感情に巻き込まれず、冷静に対応できる安定したメンタルが求められます。
自己理解力やセルフマネジメント能力がある人は、長く働きやすいでしょう。
感情に寄り添いながら冷静に対応できる人には、心理カウンセラー以外に看護師、介護職、キャリアアドバイザーも向いています。
心理カウンセラーに向いていない人の特徴
心理カウンセラーに向いていない人は、相手の話を途中で遮って自分の意見を押しつけてしまう人です。カウンセリングではクライエントの話に耳を傾け、必要に応じて助言を行いますが、主導権を握りすぎる姿勢は不信感につながります。
傾聴や共感といった基本的な姿勢が取れない人には向いていないと言えるでしょう。
心理カウンセラーについてのよくある質問
心理カウンセラーになるには資格が必須ですか?
心理カウンセラーは名称独占資格ではないため、資格がなくても名乗れます。しかし、公認心理師や臨床心理士は専門性を示す重要な資格であり、特に医療・教育現場では求められることが多いです。資格は必須ではないものの、専門的な活躍には取得が強く推奨されます。
安定した収入は得られますか?
心理カウンセラーの収入は、働き方や勤務先、資格、経験によって大きく左右されます。医療機関や公的機関に常勤する場合は比較的安定しやすい一方、フリーランスは集客や経営面の工夫が求められ、不安定になることもあります。
未経験でも転職できますか?
未経験から心理カウンセラーを目指すことは可能ですが、すぐに専門職として働き安定した収入を得るのは簡単ではありません。公認心理師や臨床心理士などの資格が重要視されており、これらを取得するには大学や大学院での専門的な学びが必要です。
【適性診断】あなたは心理カウンセラーにどれくらい向いている?
20問の簡単な質問に答えるだけで、あなたが心理カウンセラーに「100%中、何%」向いているか診断できます。結果はすぐに確認できるので、気軽に試してみてください。
あなたの適職診断結果
個人情報の入力は不要です。診断結果はその場で確認できます。
実際に心理カウンセラーで働いている人が「向いている」と思う人
様々な職種の人とのコミュニケーションが取れる人
boaさん【経験年数:5年以上、10年未満】
マルチタスクがこなせる人や子どもと楽しく過ごせる人
ポニョさん【経験年数:3年以上、5年未満】
忍耐強く、人の話を親身になって聞くことのできる人。
ひーさんさん【経験年数:5年以上、10年未満】
実際に心理カウンセラーで働いている人が「向いていない」と思う人
職業倫理を守れない人は絶対に向いてないと思います。
ポニョさん【経験年数:3年以上、5年未満】
人の話を真正面から受け止めることができ、それを苦にならないと思う方
ひーさんさん【経験年数:5年以上、10年未満】
お金を重視していたり、安定を望む人。独立心のない人。
カズさん【経験年数:5年以上、10年未満】
心理カウンセラーの仕事内容
1対1の心理支援
心理カウンセラーは、クライアントと1対1で面談を行い、不安やストレス、人間関係などの悩みを整理しながら、本人が納得できる解決策を見つけられるようサポートします。
相手の話にしっかり耳を傾けることで信頼関係を築き、安心して話せる環境づくりを重視します。
また、心理検査や面談の結果をもとに、医師や学校、職場などの関係機関と連携し、必要な支援につなげていくことも重要な役割です。
集団での心のケア
グループセラピーは、同じような悩みや課題を抱える複数の人が集まり、対話や共有を通じて心理的な回復を目指す支援方法です。
心理カウンセラーは、安心して話せる場を整え、メンバー同士の共感や気づきを引き出す役割を担います。
依存症やストレス、人間関係の悩みなど、共通のテーマに沿って行われることが多く、企業や学校では、メンタルヘルス向上を目的としたワークショップとして実施されることもあります。
心理カウンセラーの職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
心理カウンセラーの楽しい・やりがいを感じる体験談
- 現職
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数5年以上、10年未満
- 現在の年収300万円
- 会社の規模10~99人
心理カウンセラーで楽しい・やりがいを感じた時
クライエントが目に見えて良くなっていくところ。カウンセリングを必要としている人々は確実におり、投薬や診断では解決できない課題を確実に解決しているという手応えもあるため、やりがいはかなりある職種であると言える。
ただ、医療報酬の問題や福祉ではカウンセラー側が身を削ってカウンセリングを行うという事になりがちであるため、相当なモチベーションがないと続けていけない仕事だなと感じた。
また、あくまでその現場のカウンセラーに相談しているという意識がクライエント側にもあるため、独立を意識しておくとより続けていきやすいのかなと思った。
1日のスケジュール例
- 9:30出社
- 9:30始業・朝礼
- 10:00事務作業・心理テスト、カウンセリング、問診の実施
- 12:00昼食(移動先にて)
- 13:00事務作業・心理テスト、カウンセリング、問診の実施
- 16:30作業終了、検査結果、ケース記録の作成
- 17:00退勤
心理カウンセラーのきつい・つらい体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数5年以上、10年未満
- 当時の年収400万円
- 会社の規模10~99人
心理カウンセラーがきつい・つらいと感じた時
職種として専門職1人の職場だったので、守秘義務もあり判断に迷った時に相談できる人がいなかったり、少なかったりした時は大変だと思いました。自分だけが知っている情報の取り扱いに迷うことも大変難しいことで、現場の職員さんとのやりとりがうまくいかないこともありました。
関わる子どもたちとは限られた時間の中で出会うため、専門家としての理想と現場の疲弊感とのギャップを感じながらもできることが少なかったことが多くあり、無力感を感じてきつかったです。
1日のスケジュール例
- 09:00出勤
- 10:00会議
- 11:00事務作業
- 12:00休憩
- 13:00会議
- 14:00事務作業
- 15:00面接
- 16:00面接
- 17:00事務作業
- 18:00退勤