
保育士に興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロが保育士に向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたが保育士に向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、保育士の職に就いてみたい方は参考にしてください。
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目次
保育士に向いている人・向いていない人は?
保育士に向いている人の特徴
保育士に向いている人は、まわりの変化によく気づける人です。保育士には、子どものちょっとした表情やしぐさから、気分や体調の変化を読み取る力が求められます。
「今日はいつもより元気がないな」「この子、今ちょっと困っていそう」といった気づきが、子どもとの信頼関係づくりにつながります。
細かいところに目が行き届く観察力を持つ人に向いている仕事です。
保育士に向いていない人の特徴
保育士は、体を動かすことが苦手な人には向いていません。保育士は、子どもたちと遊んだりお世話をするので、仕事中ほとんど体を使っています。
また、しゃがんだり立ち上がったりする動作に加えて、抱っこやおんぶをすることも多く、腰や腕にかかる負担も大きいです。時にはイベントの準備などで長時間労働になる場合もあるため、体力に自信がない人には向いていないと言えるでしょう。
保育士についてのよくある質問
資格がなくても保育園で働くことはできますか?
資格がなくても「保育補助」として働けます。保育士のサポート役として実務経験を積みながら、保育士資格の取得を目指す人もいます。
保育士試験は難しいですか?
はい。9科目すべてで合格基準を満たす必要があり、難易度は高いです。ただ、一度合格した科目は3年間有効なので、数回に分けて受験する人も多くいます。
未経験でも転職できますか?
未経験でも転職はできますが、保育士になるには資格が必要です。保育士資格は、保育士試験に合格するか、指定の養成校を卒業することで取得できます。
【適性診断】あなたは保育士にどれくらい向いている?
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実際に保育士で働いている人が「向いている」と思う人
子どもと関わることが好きで
相手のことを思って何でもできる人。
まなさん【経験年数:3年以上、5年未満】
保育士には、子どもが好きで、忍耐力や柔軟性を持っている人が向いています。
AKA JJさん【経験年数:3年以上、5年未満】
子ども好き、優しい、明るい、臨機応変に対応できる、体力がある
そらさん【経験年数:10年以上、20年未満】
基本的に子どもが好きな人が向いています。といっても園児から高校生までいるのでどの子にも対応できる人が望ましいと思います。
私は新卒で入社しましたが結婚されている職員もたくさんいました。子育てを経験された人の方が子ども達の扱いはさすがに上手でした。
みゆうさん【経験年数:1年以上、3年未満】
実際に保育士で働いている人が「向いていない」と思う人
短気な人。すぐ子どもにイライラしてしまうような人は向いていない。
自由時間さん【経験年数:5年以上、10年未満】
意地の悪い人、子どもをそこまで好きじゃない人
らららさん【経験年数:1年以上、3年未満】
優柔不断な人。子どもが好きじゃない人。人の話を聞かない人。
だにぃぃぃさん【経験年数:10年以上、20年未満】
人とコミュニケーションを取ることが苦手な人。
話下手な人。
守秘義務を守れない人。
笑顔で人と接することができない人。
相手を思いやることが苦手な人。
極度な潔癖症の人。
タミーさん【経験年数:20年以上】
子どもが嫌いな人には向かないです。
子ども達のパワーはすごいので体力の無い人にはきついかも知れません。
保育所や幼稚園などと違い子ども達が帰ってくる家での保育士なので、子ども達と朝から夜まで一緒です。一緒に泣いたり笑ったり喧嘩したりの毎日なのでそれが苦に感じる人には向かないかも知れません。
みゆうさん【経験年数:1年以上、3年未満】
保育士の仕事内容
子どもたちの毎日と成長を見守る仕事
保育士は、子どもたちが元気に育つよう専門家としてサポートします。食事や着替え、排泄など毎日の生活を手伝いながら、大切な生活習慣が自然と身につくように関わります。
また、遊びを通して心と体の成長を助け、言葉や表現、友達と関わる力を育むのも保育士の仕事です。一人ひとりの子どもにとって一番良いことは何かを常に考え、その子のペースに合わせて丁寧にサポートしていきます。
保護者と地域みんなで子育てを応援
保育士は、保護者の子育てを応援することも大切な仕事です。子育ての相談に乗ったり、役立つ情報を伝えたりしながら、信頼関係を築いていきます。
それぞれの家庭の状況や気持ちを受け止め、地域のさまざまな人や施設と協力してサポートを行う役割も担います。保育園は、地域全体で子育てしやすい環境をつくる場であり、保育士は専門知識を活かしながら、子どもの成長をみんなで見守っていく存在です。
保育士の職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
保育士の楽しい・やりがいを感じる体験談
- 現職
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数10年以上、20年未満
- 現在の年収250万円
- 会社の規模1,000人以上
保育士で楽しい・やりがいを感じた時
歩けなかった子が歩けるようになったり、発表会で泣いていた子が、しっかりダンスや劇を見せてくれたり、一つ一つの子どもの成長を見ているとやりがいがあるなと感じる。
特に0歳から入園した子の卒園を見送れた時は、寂しいような嬉しいような気持ちになった。また、「家でもお野菜食べるようになりました。」「保育園で踊った体操を家でも踊っています。」など、保護者と子どもの成長を共有できると、少しでも保護者の支援になっているのかなと思い、やりがいを感じる。
1日のスケジュール例
- 06:40出勤 開園準備
- 07:00開園 子どもたち受け入れ
- 08:30各保育室に移動
- 10:00主活動
- 11:00昼食
- 12:00昼寝(連絡記入、保育士食事、おもちゃの消毒、会議など)
- 15:00子ども起床
- 15:30おやつ 掃除
- 16:00保育室から離れる 製作準備、児童票作成、文の入力
- 17:00退勤
保育士のきつい・つらい体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数3年以上、5年未満
- 当時の年収450万円
- 会社の規模10~99人
保育士がきつい・つらいと感じた時
常に子どもに危険がないか気を張っていないといけないこと。保護者との良好な関係を築くためにコミュニケーションを頻繁にとらないといけない。
休憩時間がなく、子どもたちが午睡している間も連絡帳や書類の記入に追われて、終われば掃除や制作の準備をしなければいけない。行事ごとに衣装を作ったり小道具を作ったり、台本を作ったりと次から次にやることが増えて持ち帰り仕事がいっぱいになる。
子どもは言うことを聞いてくれないし噛まれたこともあるし殺すって言われたこともある。子どもが大好きでついた仕事だけどそれでも毎日子どもたちの対応してパンクしそうになる。
1日のスケジュール例
- 8:30出社
- 9:00朝礼
- 9:30朝の会、おやつ
- 10:00活動
- 11:20ランチ
- 13:00午睡
- 15:00おやつ
- 16:00帰りの会
- 17:30退勤