
専門学校教員に興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロが専門学校教員に向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたが専門学校教員に向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、専門学校教員の職に就いてみたい方は参考にしてください。
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目次
専門学校教員に向いている人・向いていない人は?
専門学校教員に向いている人の特徴
専門学校教員に向いている人は、専門性を学生の育成に活かしたい人です。専門学校では、職業に直結する実践的な教育を行うため、担当分野における豊富な実務経験と専門知識が重要視されます。
企業などで培った経験を基に、学生が即戦力として活躍できるよう具体的なスキルを教えたいという情熱を持つ人が活躍できるでしょう。
専門学校教員に向いていない人の特徴
専門学校教員に向いていない人は、計画的に物事を進めるのが苦手な人です。教員の仕事は授業準備や採点、学生指導、会議や入試対応といった学内業務など多岐にわたります。
限られた時間の中で、複数の業務を効率良くこなすための計画性が重要です。時間管理が苦手だと、業務が遅れてしまうので向いていないと言えるでしょう。
専門学校教員についてのよくある質問
専門学校教員に資格は必要ですか?
専門学校教員に必須の資格はありませんが、専門知識と実務経験が必要です。また、医療や美容などの特定の分野では資格が必要な場合もあります。
専門学校教員の働き方は?
大きく分けて、常勤と非常勤があります。常勤なら、授業だけでなく学校の運営や学生の就職支援など幅広く担当します。非常勤はコマ単位で授業をする形で、他の会社で働きながら週1~3日程度特定の授業のみを担当するような働き方です。
未経験でも転職できますか?
専門学校教員としての経験はなくても転職できますが、教える分野の実務経験と高い専門性は必須です。
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実際に専門学校教員で働いている人が「向いている」と思う人
ホスピタリティ溢れる人
理解力が低い学生に丁寧に対応、説明することができる人
つぶさん【経験年数:10年以上、20年未満】
忍耐力がある人だと思います。専門学校には勉強ができない学生も多く、一度教えてもなかなか理解できないことが多々あるからです。
カウカウボーイさん【経験年数:5年以上、10年未満】
明るくてプレゼン能力があり、人の成長に注目できる人
みっきさん【経験年数:1年以上、3年未満】
実際に専門学校教員で働いている人が「向いていない」と思う人
お金を稼ぎたい、自分のペースで働きたい人は向いていないです。どうしても学生ファーストになります。
カウカウボーイさん【経験年数:5年以上、10年未満】
成果を急ぐ人と数値に注目しがちな人には向いていない。
みっきさん【経験年数:1年以上、3年未満】
人前で話すのが苦手な人、声に覇気がない人
つぶさん【経験年数:10年以上、20年未満】
専門学校教員の仕事内容
専門分野の知識と技術を学生に教える
専門分野の知識や技術を、講義や実習を通して学生に教えることが専門学校教員の仕事です。カリキュラムに沿って授業を行い、教材や設備の準備も担当します。
初めて学ぶ内容でも理解できるよう、分かりやすく説明することが大切です。特に実習では、具体的な手順を示しながら、卒業後に役立つ実践的なスキルが身につくよう、丁寧な指導が求められます。
学生の成長を多角的に支える業務
授業を担当する以外にも、学生一人ひとりの成長を多方面から支える役割があります。日々の学習状況を見守り、質問に丁寧に答え、必要に応じて個別フォローを行います。
また、将来を見据えた進路相談や就職活動の支援も大切な業務で、履歴書指導や面接練習も実施。加えて、会議への参加、入試業務、学校行事の企画運営など、学校運営に関する業務も担当します。
専門学校教員の職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
専門学校教員の楽しい・やりがいを感じる体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数5年以上、10年未満
- 当時の年収480万円
- 会社の規模10~99人
専門学校教員で楽しい・やりがいを感じた時
学生が目標とする資格試験に合格したり、内定をゲットしたりした際にやりがいを感じました。資格試験はしっかり知識や技術を磨かないと合格できないものであり、授業中はもちろん、放課後も残って勉強をサポートするなど、自分の時間をコミットしました。
就職活動に関しても履歴書の添削から面接指導、メールの文面指導など幅広く対応する分、学生が成長する姿を近くで感じることができました。資格試験や就職活動の費やす時間は短いですが、とても濃い時間を過ごせました。
1日のスケジュール例
- 8:30出社
- 9:00始業・朝礼・事務作業・授業準備
- 9:301時間目授業担当
- 10:402時間目授業担当
- 12:40昼食
- 13:403時間目授業担当
- 15:10放課後対応
- 17:00事務作業・授業準備
- 18:00退勤
専門学校教員のきつい・つらい体験談
- 現職
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数10年以上、20年未満
- 現在の年収650万円
- 会社の規模1,000人以上
専門学校教員がきつい・つらいと感じた時
モンスターペアレントの対応。子どもが不登校経験があり、なんとか社会復帰して基礎学力が乏しい中で専門学校を選ぶケースが多く、そういった保護者は過剰に過保護となるケースが多い。
また、学生も本来なら小中高で身につけてくるはずの社会的基礎力やマナー、他人との関わりの部分が未成熟な子が多く、まずはビジネス人として育てることに苦労する。
最低限のルールやマナーが守れない時のガッカリ感はすごく疲労する。これまで自分が関わったことのない社会不適合者に対峙するパワーが必要。
1日のスケジュール例
- 8:00出社、授業準備、教室開錠
- 9:00朝礼
- 9:30授業開始
- 12:40午前授業終了・昼休み
- 13:30午後授業開始
- 16:40午後授業終了
- 16:40放課後活動、事務作業
- 18:00会議
- 19:00帰宅