
探偵に興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロが探偵に向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたが探偵に向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、探偵の職に就いてみたい方は参考にしてください。
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目次
探偵に向いている人・向いていない人は?
探偵に向いている人の特徴
探偵に向いている人の特徴は、ストレス耐性が高い人です。探偵の仕事は、対象者やトラブルに関わる人々と接することが多く、危険な生じたり、人間関係の暗い部分に触れたりします。
そのため、ストレスがかかるシーンが多いので、ストレス耐性が低い人は向いていないと言えるでしょう。
ストレス耐性が高く、困難な状況でも冷静に対応できる人には、探偵のほかにコールセンター(クレーム対応・緊急対応担当)、介護職、看護師も向いています。
探偵に向いていない人の特徴
探偵に向いていない人の特徴は、長時間じっと集中するのが苦手な人です。探偵業務では、対象者の行動を観察するために張り込みに多くの時間を費やします。
タイミングを逃してしまうと調査に失敗してしまうので、じっと集中していられない人は不向きだと言えます。
探偵についてのよくある質問
資格は必要ですか?
資格は必要ありません。ただし、探偵業を開業するとなると、公安委員会への届け出は必要です。
探偵になるには?
探偵になるには、探偵事務所の求人に応募しましょう。一見、特殊な職業に感じるかもしれませんが、未経験OKなど、一般企業と同じように多くの求人があります。
未経験でも転職できますか?
未経験でも転職できます。基本的には、年齢や学歴、性別も問われない場合が多いです。ただし、長時間労働や不規則な生活、ストレスのかかる仕事をする場面があるため、ある程度の覚悟は必要になります。
【適性診断】あなたは探偵にどれくらい向いている?
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実際に探偵で働いている人が「向いている」と思う人
この仕事に向いているのは、我慢強く、観察力と集中力に優れ、冷静に物事を判断できる人です。孤独な張り込みや、失敗が許されないプレッシャーに耐えながら、人の心理や行動パターンを読み取ることが求められます。また、依頼者の感情に左右されすぎず、一定の距離を保って対応できる冷静さも重要です。
じみーさん【経験年数:1年以上、3年未満】
実際に探偵で働いている人が「向いていない」と思う人
感情の起伏が激しい人、長時間じっと待つのが苦手な人、秘密を守れない人は向いていません。仕事柄、プライバシーに深く踏み込むため、情報管理や守秘義務を守れない人には絶対に任せられません。小さなミスが信頼を損なう結果につながるため、責任感と誠実さが何より大事です。
じみーさん【経験年数:1年以上、3年未満】
探偵の仕事内容
浮気・不倫調査
探偵は、パートナーの行動を監視し、浮気や不倫の証拠を収集します。
尾行や張り込み、合法的なGPS追跡など、さまざまな手法で調査を実施。
調査結果は、離婚や慰謝料請求といった法的手続きにも活用できるよう、証拠として依頼者に提供します。
特定人の所在調査
探偵の重要な業務のひとつが、特定の人物の居場所を調査することです。
家出人や失踪者だけでなく、旧友や債務者など、調査対象は多くあります。
主な手法としては、対象者の行動を追う尾行、特定の場所で待機する張り込み、関係者への聞き込みなど、実地での調査が中心です。
探偵の職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
探偵の楽しい・やりがいを感じる体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数1年以上、3年未満
- 当時の年収370万円
- 会社の規模10~99人
探偵で楽しい・やりがいを感じた時
浮気調査の結果、決定的な証拠を押さえて依頼者に報告できたときです。長期間の張り込みと尾行の末、対象者が不倫相手とホテルに入る決定的瞬間をカメラに収めた瞬間、これまでの努力が報われたと思いました。
報告を受けた依頼者は、涙を流しながらも「これで前に進めます」と言ってくれました。事実を知ることで心が整理され、人生を再構築できるきっかけになる。そういう意味で、探偵の仕事は人の人生に深く関わる仕事だと強く実感しました。
また、張り込みや尾行には戦略と機転が求められるため、うまく対象を見失わずに追跡できたときは、まるで難解なパズルを解いたような達成感があります。地道で泥臭い仕事ですが、成功したときの手応えは格別です。
1日のスケジュール例
- 9:00出勤・調査準備・依頼内容の確認
- 10:30対象者の自宅近辺で張り込み開始
- 12:00尾行開始(徒歩・車両)
- 13:30調査対象と第三者の接触・証拠撮影
- 15:00尾行継続・別地点での張り込み
- 17:30調査終了・帰社
- 18:30調査報告書の作成・証拠データの整理
- 20:00依頼者へ報告・今後の対応相談
探偵のきつい・つらい体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数1年以上、3年未満
- 当時の年収370万円
- 会社の規模10~99人
探偵がきつい・つらいと感じた時
依頼者が精神的に追い詰められていた案件で、こちらが冷静さを保つことに強いプレッシャーを感じた時です。依頼者はご主人の浮気を疑っており、毎日のようにLINEで進捗確認が入り、「今、あの人はどこ?」「女と会ってるの?」という感情的な言葉が連日届きました。
調査対象の行動が判明するまで時間がかかるケースだったため、依頼者の焦燥感と不安がどんどん強まり、こちらも精神的に苦しくなりました。相手の気持ちに寄り添いながらも、プロとしての距離感を保ち、冷静に報告し続けるのは非常に神経を使う仕事です。
1日のスケジュール例
- 9:00出勤・調査準備・依頼内容の確認
- 10:30対象者の自宅近辺で張り込み開始
- 12:00尾行開始(徒歩・車両)
- 13:30調査対象と第三者の接触・証拠撮影
- 15:00尾行継続・別地点での張り込み
- 17:30調査終了・帰社
- 18:30調査報告書の作成・証拠データの整理
- 20:00依頼者へ報告・今後の対応相談