理学療法士に向いている人・向いていない人の特徴は?転職支援のプロが解説

理学療法士に向いている人・向いていない人の特徴

理学療法士に興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。

この記事では、転職支援のプロが理学療法士に向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたが理学療法士に向いているかどうかがわかります。

他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、理学療法士の職に就いてみたい方は参考にしてください。


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シゴトのスベテ。編集部(運営会社:株式会社メルセンヌ

「シゴトのスベテ。」では、株式会社メルセンヌのキャリア支援ノウハウと1,000件を超えるユーザー体験に基づき、180種類以上の職業のリアルな情報をお届けしています。

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理学療法士に向いている人・向いていない人は?

理学療法士に向いている人の特徴

理学療法士に向いているのは「患者さんが自分の力で歩けるようになる瞬間を見たい人」です。リハビリを通じて、患者さんの回復過程を支えることには大きなやりがいがあります。

患者さんが一歩一歩回復していく成果を実感できることがモチベーションとなります。

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誰かの「できた!」という瞬間に立ち会い、回復や成長を支えることに喜びを感じる人には、理学療法士の仕事だけでなく作業療法士塾講師キャリアアドバイザーも向いています。

理学療法士に向いていない人の特徴

理学療法士に向いていないのは、身体を動かすことが苦手な人です。理学療法士の業務は患者さんへの直接的な身体的介助やリハビリを行うため、体力や動作を伴う仕事が多くあります。

肉体的な負担があるため、体を動かすのが苦手な方には厳しい職業です。

理学療法士についてのよくある質問

資格は必要?

はい。「理学療法士」は国家資格なので、資格なしでは働けません。

体力的にきつい?

はい、理学療法士の仕事は体力的にきつい側面があります。患者さんの回復を支援するため、身体を動かすサポートや介助が多く、体力を使います。

未経験でも転職できる?

理学療法士の資格を取得していれば、未経験でも転職できる求人はあります。

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      実際に理学療法士で働いている人が「向いている」と思う人

      人が好きな人。自分の学んだ知識や技術で人に喜んでもらいたいと思う人は向いていると思います。

      ぱんださん【経験年数:10年以上、20年未満】

      コミュニケーションしっかりとれる人、人と関わるのが好きな人、常に勉強できる人、体力ある人

      ちゃりおさん【経験年数:10年以上、20年未満】

      人が好きな人が向いていると思う。あとは常に勉強が必要なので勉強が好きな人は向いています。

      カビゴンさん【経験年数:5年以上、10年未満】

      実際に理学療法士で働いている人が「向いていない」と思う人

      人とのコミュニケーションが苦手であり、なるべく人と接する機会を持ちたくないと思っている方

      PTこうちゃんさん【経験年数:10年以上、20年未満】

      話すのが苦手。正解のない想像力で突き詰めていくのが苦手な人。

      シーマムさん【経験年数:5年以上、10年未満】

      イライラしがちな人、相手の言葉を額面だけでとらえる人

      KEIKOさん【経験年数:3年以上、5年未満】

      理学療法士の仕事内容

      理学療法士の仕事内容

      運動療法と物理療法の実施

      理学療法士の仕事は、運動療法や物理療法を使って、患者さんの動作能力を回復させることです。治療プログラムに沿って、体操や運動を指導したり、マッサージや電気、温かい治療などで痛みを和らげます。

      急性期の患者さんには、痛みを軽くするためのケアや、早く動けるようにする訓練も行います。

      生活指導と環境サポート

      理学療法士の仕事は、患者さんが自宅で自立した生活を送れるようサポートすることも重要です。

      松葉杖や義肢などの補助器具の使い方を指導し、患者さんやその家族には自宅でできるリハビリ方法を教えます。

      退院後の生活に備え、住環境のアドバイスや福祉用具、住宅改修について提案することもあります。

      理学療法士の職業紹介動画【厚生労働省】

      出典:厚生労働省(job tag)
      ※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります

      理学療法士の楽しい・やりがいを感じる体験談

      • 現職
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      ぱんださん
      男性30代前半
      • 経験年数
        10年以上、20年未満
      • 現在の年収
        450万円
      • 会社の規模
        1,000人以上

      理学療法士で楽しい・やりがいを感じた時

      やはり患者様やご家族様に喜んでもらう事が一番のやりがいだと思います。特に印象に残っている患者様は入院当初は脳血管障害によりほぼ寝たきり状態であった方でした。

      その方と共に毎日3時間のリハビリを約半年間行い続け、笑顔で歩いて自宅へ帰ってもらえた時は、理学療法士になり、学んできてよかったと感じました。

      また、その患者様が外来通院の際にリハビリ室に寄って下さり、近況を楽しそうに話して下さった事は嬉しかったです。

      1日のスケジュール例

      1. 07:30
        出勤・リハビリ準備(記録確認等)
      2. 08:30
        始業・朝礼
      3. 09:00
        リハビリ指導
      4. 12:00
        昼食
      5. 13:00
        リハビリ業務
      6. 16:30
        資料作成
      7. 17:00
        ミーティング
      8. 18:00
        退勤(19:00頃になることも)

      理学療法士の楽しい体験談一覧

      理学療法士のきつい・つらい体験談

      • 現職
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      PTこうちゃんさん
      男性30代後半
      • 経験年数
        10年以上、20年未満
      • 現在の年収
        380万円
      • 会社の規模
        100~999人

      理学療法士がきつい・つらいと感じた時

      理学療法士は何かしらのケガや病気によって障害を持った方を相手にすることがほとんどですが、患者さんやご家族の方はリハビリをすることで病気やケガをする前の健康な体に戻ると思っている方が一定数いらっしゃいます。

      そのため、リハビリをしばらくしても体が元に戻らないことにショックを受け療法士に責任を押し付けてくる方々がいました。もちろん技術職であるため、リハビリの効果に担当者の差が生じてしまう事もあると思いますが、患者さんに「お前のせいで良くならない」など言われてしまうととてもつらい気持ちになります。

      1日のスケジュール例

      1. 8:30
        出勤・朝礼
      2. 9:00
        訪問リハビリ
      3. 12:00
        病院に戻り昼食
      4. 13:30
        訪問リハビリ
      5. 16:30
        病院に戻り記録等の仕事
      6. 17:30
        退勤

      理学療法士のきつい体験談一覧

      他の医療・福祉職の向いている・向いていない人の特徴