薬剤師に向いている人・向いていない人の特徴は?転職支援のプロが解説

薬剤師に向いている人・向いていない人の特徴

薬剤師に興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。

この記事では、転職支援のプロが薬剤師に向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたが薬剤師に向いているかどうかがわかります。

他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、薬剤師の職に就いてみたい方は参考にしてください。


シゴトのスベテ。
シゴトのスベテ。編集部(運営会社:株式会社メルセンヌ

「シゴトのスベテ。」では、株式会社メルセンヌのキャリア支援ノウハウと1,000件を超えるユーザー体験に基づき、180種類以上の職業のリアルな情報をお届けしています。

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薬剤師に向いている人・向いていない人は?

薬剤師に向いている人の特徴

薬剤師に向いているのは「相手の立場に立って考えることが自然にできる人」です。

例えば、高齢の一人暮らしの方に「この薬は眠気が出るので、外出前は控えてください」と伝えたりできる人は信頼されます。共感力と想像力が武器になる仕事です。

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相手の生活を想像し、立場に立って考えられる人には、薬剤師の仕事だけでなく介護支援専門員キャリアアドバイザーファイナンシャルプランナーも向いています。

薬剤師に向いていない人の特徴

薬剤師に向いていないのは、安定だけを求める人です。医療制度や薬の情報は日々アップデートされており、学び続ける姿勢が求められます。

「資格を取ったら終わり」と考えてしまう人や、新しいことに抵抗がある人は、変化の多い現場にストレスを感じやすいでしょう。

薬剤師についてのよくある質問

資格は必須ですか?

はい、国家資格である薬剤師免許が必須です。

夜勤や当直はありますか?

勤務先によっては夜勤や当直があります。規模の大きな病院では24時間体制のためシフト勤務が一般的です。一方で、調剤薬局では原則日勤のみの勤務が多く、夜勤が無いケースが多いです。

未経験でも転職できる?

はい、薬剤師免許を取得していれば未経験でも転職できます。

【適性診断】あなたは薬剤師にどれくらい向いている?

20問の簡単な質問に答えるだけで、あなたが薬剤師に「100%中、何%」向いているか診断できます。結果はすぐに確認できるので、気軽に試してみてください。

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あなたの適職診断結果

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スキル分析

      個人情報の入力は不要です。診断結果はその場で確認できます。

      実際に薬剤師で働いている人が「向いている」と思う人

      患者さんの伝えたいことをしっかりと聞いて理解してあげられる人
      調剤において、どんな状況の時にどんなミスをしやすいのか自分で認識して意識できる人

      パスタさん【経験年数:10年以上、20年未満】

      仕事に責任を持つことができ、新しい知識をどんどん吸収していける人。

      つばめさん【経験年数:1年以上、3年未満】

      よく気が付き、相手に聞く前に必要な動きが予測できる人

      ひげさん【経験年数:5年以上、10年未満】

      実際に薬剤師で働いている人が「向いていない」と思う人

      指示を待ち、自分の意見が少ない人。
      消極的な人。

      ろーずさん【経験年数:10年以上、20年未満】

      コミュニケーションを通じて相手の気持ちを察することが苦手な人

      こたまるさん【経験年数:1年未満】

      大雑把、人と話す事が嫌い、苦手な人は向いていないと思う。

      タートルKさん【経験年数:3年以上、5年未満】

      薬剤師の仕事内容

      薬剤師の仕事内容

      調剤と服薬指導

      薬剤師の主な仕事は、医師の処方に基づく調剤と服薬指導です。

      グラム単位での正確な計量や薬のピッキングなど、わずかなミスも許されない高い集中力が求められます。

      不明点は医師に確認し、調剤内容の最終チェックも担当。薬を渡す際は、効能や副作用、服用方法を丁寧に説明し、患者や家族の安心を支えます。

      チーム医療と地域貢献

      薬剤師は、調剤や服薬指導だけでなく、医療チームの一員として病院や地域で活躍します。

      病院では、医師や看護師と連携し、薬のモニタリングや処方提案を行い、在宅医療では訪問や服薬指導を実施します。

      地域では、薬の一元管理や健康相談を通じて住民の健康支援を行います。

      薬剤師の職業紹介動画【厚生労働省】

      出典:厚生労働省(job tag)
      ※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります

      薬剤師の楽しい・やりがいを感じる体験談

      • 現職
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      ひげさん
      男性30代前半
      • 経験年数
        5年以上、10年未満
      • 現在の年収
        500万円
      • 会社の規模
        10~99人

      薬剤師で楽しい・やりがいを感じた時

      薬が合っていなくて体調が優れない患者様に別の薬を提案し、そこから病院に情報提供したところ、提案した薬が処方された。

      しばらく服用していくと体調が改善し、その患者様からお礼を言われたときはやりがいを感じた。

      また、ある薬で体調を崩した過去がある方が来局されてその薬が処方されていたので、病院に問い合わせしたところ別の薬が処方されることになり、お礼を言われたことでやりがいを感じた。

      上記の様に誰かの役に少しでも立つことができればやりがいを感じることができると思う。

      1日のスケジュール例

      1. 08:20
        出社
      2. 09:00
        調剤・監査業務、調剤業務、薬歴業務
      3. 12:00
        休憩
      4. 13:00
        店番
      5. 15:00
        調剤・監査業務、調剤業務、薬歴業務
      6. 19:00
        退勤

      薬剤師の楽しい体験談一覧

      薬剤師のきつい・つらい体験談

      • 現職
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      タートルKさん
      男性20代後半
      • 経験年数
        3年以上、5年未満
      • 現在の年収
        600万円
      • 会社の規模
        1,000人以上

      薬剤師がきつい・つらいと感じた時

      薬剤師は薬を集めているだけだと思われている。実際には薬の内容や飲み合わせの判断を行っているがあまり理解を得られていない。

      正確な判断が必要とされている中、患者様からは急かされたり、嫌味を言われることが多い。中には閉局間際や閉局時間を過ぎてからやってきて高圧的な態度で薬の用意を要求されることもある。「死んでもいいのかっ!」なんて言葉はよく言われます。

      さらに出荷調整という薬が入らない現状がここ数年は続いており、薬局側も薬を集める努力を毎日しているが、患者様に怒られるとつらいです。

      1日のスケジュール例

      1. 09:45
        出勤
      2. 09:50
        開局作業
      3. 10:00
        外来受付
      4. 12:00
        昼食
      5. 13:00
        老人ホームへ配薬
      6. 15:00
        外来受付
      7. 18:30
        閉局作業
      8. 18:45
        退勤

      薬剤師のきつい体験談一覧

      他の医療・福祉職の向いている・向いていない人の特徴