
グラフィックデザイナーに興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロがグラフィックデザイナーに向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたがグラフィックデザイナーに向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、グラフィックデザイナーの職に就いてみたい方は参考にしてください。
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目次
グラフィックデザイナーに向いている人・向いていない人は?
グラフィックデザイナーに向いている人の特徴
グラフィックデザイナーに向いている人は、トレンドに敏感で柔軟性のある人です。デザインの世界は常に変化しており、新しい表現方法が次々と生まれています。
最新のトレンドに関心を持ち、自ら学び続ける姿勢が必要です。クライアントからの要望や修正指示にも柔軟に対応し、様々なスタイルに挑戦できる人が重宝されます。
好奇心を持って新しい手法を取り入れられる人が長く活躍できるでしょう。
トレンドを吸収し、新しい表現や手法に柔軟に挑戦したい人には、グラフィックデザイナーだけでなくWebディレクター、Webマーケティング、企画職の仕事も向いています。
グラフィックデザイナーに向いていない人の特徴
グラフィックデザイナーに向いていない人は、締め切りや時間管理が苦手な人です。デザイン業界では納期が厳しく、限られた時間内で質の高い成果物を生み出す必要があります。
要望変更や予期せぬトラブルが発生しても納期を守るため、効率的に作業を進めることが求められます。完璧主義に陥りやすかったり計画性がなかったりする人は、納期のプレッシャーに苦労するでしょう。
時間管理と優先順位付けができない人には厳しい職種です。
グラフィックデザイナーについてのよくある質問
グラフィックデザイナーになるために必要な資格はありますか?
必須の資格はありませんが、Illustrator・Photoshopクリエイター能力検定やDTPエキスパート認証などがスキルの証明として役立ちます。ただし現場では実際の制作物ポートフォリオやデザインセンスが重視され、資格より実務能力が評価される傾向にあります。
グラフィックデザイナーとWebデザイナーはどう違いますか?
グラフィックデザイナーは主に印刷物やブランド視覚要素を制作し、Webデザイナーはウェブサイトのデザインとユーザー体験を設計します。
未経験でも転職できますか?
完全にスキルがゼロの状態では難しいです。独学やスクールでデザインスキルを習得し、制作物を多く掲載したポートフォリオを作成すれば実務経験がなくても可能性はあります。
【適性診断】あなたはグラフィックデザイナーにどれくらい向いている?
20問の簡単な質問に答えるだけで、あなたがグラフィックデザイナーに「100%中、何%」向いているか診断できます。結果はすぐに確認できるので、気軽に試してみてください。
あなたの適職診断結果
個人情報の入力は不要です。診断結果はその場で確認できます。
実際にグラフィックデザイナーで働いている人が「向いている」と思う人
デザインが好きで情熱のある人が向いていると思います。
ゆっきーさん【経験年数:10年以上、20年未満】
広告が好きな人。今だとあまり平面広告は少ないかもしれませんが、細かい決まりやセオリーがあるので
その後媒体が変わっても得た技術や構成センスは生きます!
パイソンさん【経験年数:1年以上、3年未満】
実際にグラフィックデザイナーで働いている人が「向いていない」と思う人
定時に帰りたい人やオペレーター思考の人は向いてないと思います。
ゆっきーさん【経験年数:10年以上、20年未満】
ずっと座りっぱなしなので腰が弱い人、タバコを吸いたい人(めちゃくちゃ本数が増える)甘いものが好きな人は
その部分に依存しまくるので健康に良くないです
パイソンさん【経験年数:1年以上、3年未満】
グラフィックデザイナーの仕事内容
広告やポスターなどのデザイン制作
グラフィックデザイナーは、ポスターやパンフレット、商品パッケージなど印刷物のデザイン制作を行います。クライアントと打ち合わせをして要望を聞き取り、コンセプトに沿ったデザイン案を複数作成します。
ソフトは主にIllustratorなどのAdobeソフトを使用。デザインデータを印刷会社に入稿し、色校正や印刷サンプルをチェックして仕上がりを確認します。
企業や商品のロゴ・ブランドデザイン
グラフィックデザイナーは、企業ロゴやブランドマークも作成します。
クライアントの企業理念や商品コンセプトをヒアリングし、ヒアリング内容をデザインに落とし込むことが大切です。ディレクターがヒアリングする会社もありますが、デザイナーがクライアントと直接やり取りする場合もあります。
完成したロゴの使用規定書を作成し、名刺や封筒、看板など各種ツールへの展開方法を指定します。
グラフィックデザイナーの職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
グラフィックデザイナーの楽しい・やりがいを感じる体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数10年以上、20年未満
- 当時の年収350万円
- 会社の規模100~999人
グラフィックデザイナーで楽しい・やりがいを感じた時
折り込みチラシなどは何十万人と多くの人が目にするので、自分の作ったものがたくさんの人の目に触れるところにやりがいを感じていました。それによって「売り上げが上がったよ!」とか「素晴らしいものを作ってくれてありがとう」とお店の人に喜ばれると、嬉しかったです。
またある程度、自分の好きなデザインにできるので、自由度が高く楽しかったです。チラシだけでなく、ノベルティやPOP、看板、映像など多岐にわたるお仕事に携われてスキルが上がっていく実感が持てるところも良かったです。
1日のスケジュール例
- 8:50出社
- 9:00始業・朝礼
- 9:10作業
- 12:00昼食
- 13:00作業
- 18:00退勤(繁忙期は22:00頃まで)
グラフィックデザイナーのきつい・つらい体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数1年以上、3年未満
- 当時の年収200万円
- 会社の規模10人未満
グラフィックデザイナーがきつい・つらいと感じた時
残業が当たり前、サビ残、日付を跨ぐまで。デザイナーが2人で新聞媒体の広告、ウェブの更新などを請け負う。営業は4人、地方都市の会社で元々は新聞折り込み広告と野立て看板の広告を請け負う会社です。
事務さんも女性が1人です。何せ即戦力でということで入りましたがこちらも勉強させてもらいたいという気持ちで入ったものの、ほぼ独学、当時はyoutubeでチュートリアルをサッとみられる時代ではなかったので本当にわからないところが聞けない、聞けない上に調べるのも時間がかかり大変だった
1日のスケジュール例
- 9:30出社、始業・朝礼、その後ひたすら作業
- 13:00昼食
- 21:30退勤