
賃貸営業に興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロが賃貸営業に向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたが賃貸営業に向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、賃貸営業の職に就いてみたい方は参考にしてください。
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目次
賃貸営業に向いている人・向いていない人は?
賃貸営業に向いている人の特徴
不動産賃貸営業に向いているのは、「飛び込み営業が苦手だけど営業をしたい」という人です。
賃貸営業は主に反響営業で、お客さんからの問い合わせが中心。訪問営業がなく、担当するお客さんに最適な物件を提案して成約に導くことに集中できます。
「飛び込みが苦手だけど営業をしたい」という人には、賃貸営業の他に、反響営業、ルート営業、キャリアアドバイザーもおすすめです。
賃貸営業に向いていない人の特徴
不動産賃貸営業に向いていないのは「インセンティブでガツガツ稼ぎたい」と考える人です。
賃貸営業は不動産売買や保険営業に比べて歩合給が少なめなため、成果に応じて高収入を狙いたい人には物足りなく感じるかもしれません。
賃貸営業についてのよくある質問
休みは取りやすいですか?
平日休みが基本です。ただ、働き方改革の影響で、週休2日制や年間休日120日以上の求人も多く、繁忙期(1〜3月)を除けば柔軟に休みを取れる会社もあります。求人選びの際は、実際の休日数や休暇制度を確認しておくと安心です。
デスクワークが中心ですか?
いいえ。デスクワークだけの仕事ではありません。来店されたお客様へのヒアリングや物件案内、オーナー様とのやりとり、鍵の受け渡しなど、外出も含めた“動きのある仕事”が多いです。
未経験でも転職できますか?
はい、未経験でも活躍できます。営業トークよりも、丁寧なヒアリングと安心感ある接客が重視される仕事だからです。宅建も必須ではなく、入社後に取得を目指す人も多いため、未経験からでも着実に成長できます。
【適性診断】あなたは賃貸営業にどれくらい向いている?
20問の簡単な質問に答えるだけで、あなたが賃貸営業に「100%中、何%」向いているか診断できます。結果はすぐに確認できるので、気軽に試してみてください。
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実際に賃貸営業で働いている人が「向いている」と思う人
お客様の希望に寄り添える人です。あとは笑顔ですね。
さっさんさん【経験年数:3年以上、5年未満】
忍耐力があり、メンタルの強い人。道をすぐ覚えられる。
まるこさん【経験年数:1年以上、3年未満】
明るく積極的にコミュニケーションが取れる人が向いていると思います。
お客様と接する機会が多いので、人とのやり取りを楽しめる人や、問題が起きても冷静に対応できる柔軟な考え方を持つ人が向いていると感じます。
よすださん【経験年数:3年以上、5年未満】
顧客の立場に寄り添える人。つまり貸す立場の方ばかりに目を向けても借りる方の目線も考慮しなければ物件は申し込みが入らないと考えておりますので、両方の立場に寄り添える方
よっちゃんさん【経験年数:10年以上、20年未満】
実際に賃貸営業で働いている人が「向いていない」と思う人
お客様無視、自分よがりの人です。笑顔がない人、清潔感のない人は向いていません。
さっさんさん【経験年数:3年以上、5年未満】
メンタルが弱い、方向音痴。車の運転が苦手。
まるこさん【経験年数:1年以上、3年未満】
賃貸営業の仕事内容
物件情報の収集・作成・管理
賃貸営業の仕事は、まず「紹介できる物件の準備」から始まります。出社後は、SUUMOやレインズ、自社管理データベースなどを使って新着物件を確認。条件や所在地、間取り、築年数などを整理し、提案に使えるようデータベースに登録します。
その後、自社ホームページや不動産ポータルサイトに物件を掲載。掲載前には、写真の明るさや角度を確認し、必要に応じて撮影し直すこともあります。
間取りの特徴や周辺環境の魅力が伝わるよう、紹介文にも工夫を加えます。常に最新の情報を正確に管理することが、信頼される営業の第一歩です。
顧客対応と契約サポート
物件の準備ができたら、次は「お客様対応」がメインの仕事になります。ネットで物件を見た方から問い合わせが入ったら、電話やメール、LINEで対応し、来店の約束を取りつけます。
来店時には、希望のエリアや家賃、間取りなどをじっくりヒアリング。その場で複数の物件を提案し、希望があれば内見の予約を入れます。内見では、実際の部屋を一緒に見ながら、設備や周辺環境について説明します。
物件が決まった後は、入居申込書の記入や契約書類の準備、鍵の引き渡しまで一連の手続きをサポート。お客様の「ここに住みたい」を形にする、やりがいのある仕事です。
賃貸営業の職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
賃貸営業の楽しい・やりがいを感じる体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数1年以上、3年未満
- 当時の年収450万円
- 会社の規模10人未満
賃貸営業で楽しい・やりがいを感じた時
お客様の希望する物件を見つけられたときや、何軒か不動産を回る予定だったけどもうここが気に入ったので決めます!などと言ってもらえたときはとても嬉しかったです。
辛かったことと比例して、頑張って契約をとった分お給料はあがるのでそこはやりがいを感じることができました!色んなお部屋が見れるので、デザイナーズ物件などを案内するときはワクワクしました。
また、入社後会社全体での賃貸売り上げが1番よかったよと言われたときは嬉しかったです
1日のスケジュール例
- 8:00出社
- 8:30掃除・朝礼
- 9:00問い合わせ返信など
- 10:00お客様ご案内
- 12:00昼食(会社で)
- 13:00お客様ご案内
- 15:00お客様ご案内
- 17:00閉店、終礼
- 17:30事務作業
- 21:00退勤
賃貸営業のきつい・つらい体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数3年以上、5年未満
- 当時の年収400万円
- 会社の規模100~999人
賃貸営業がきつい・つらいと感じた時
お客様の要望に応えられるような物件を探し出せないときがつらかったです。
なんとかお客様の要望を妥協してもらおうとセールストーク等駆使して説明するのですが、お客様が納得されずに怒って帰られたときはきつかったです。
また、3月の繁忙期はほぼ休みなし、しかも深夜までかかって契約書を作ったりしていましたので、体力的にきつかったです。契約数が多ければ報奨金がもらえたりしましたが、忙しく働いたわりに、契約数が少なく、給料が安かったときは精神的にやられました。
1日のスケジュール例
- 8:00出社、清掃
- 9:00朝礼
- 9:30事務作業・訪問準備
- 10:30外回り(家主訪問・物件確認・物件案内)
- 12:00昼食
- 13:00外回り(家主訪問・物件確認・物件案内)
- 16:30帰社
- 17:00事務処理(契約書作成・提案書作成)
- 18:00退勤