法人営業に向いている人・向いていない人の特徴は?転職支援のプロが解説

法人営業に向いている人・向いていない人の特徴

法人営業に興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。

この記事では、転職支援のプロが法人営業に向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたが法人営業に向いているかどうかがわかります。

他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、法人営業の職に就いてみたい方は参考にしてください。


シゴトのスベテ。
シゴトのスベテ。編集部(運営会社:株式会社メルセンヌ

「シゴトのスベテ。」では、株式会社メルセンヌのキャリア支援ノウハウと1,000件を超えるユーザー体験に基づき、180種類以上の職業のリアルな情報をお届けしています。

編集部が答える!

法人営業に向いている人・向いていない人は?

法人営業に向いている人の特徴

法人営業に向いているのは、長期的な付き合いを大切にできる人です。

BtoB営業は一回の取引で終わるのではなく、継続的な関係を築くことが重要です。

そのため、目先の利益だけでなく、顧客の事業成長に寄り添い、長期的な視点で価値を提供できる忍耐力とコミュニケーション能力が求められます。

シゴトのスベテ。

長期的な視点で顧客と向き合い、関係構築と価値提供を追求できる人には、法人営業のほかに、コンサルタントカスタマーサクセスも向いています。

法人営業に向いていない人の特徴

法人営業に向いていないのは、専門知識の習得に消極的な人です。

BtoB営業では、自社製品・サービスの専門的な知識はもちろん、顧客の業界や事業に関する理解も必要です。また、市場動向や競合情報などのリサーチ能力も求められます。

こうした継続的な学習を面倒と感じたり、表面的な知識だけで商談に臨む人は、専門性を持つ顧客企業の担当者との信頼関係を構築できず、苦戦するでしょう。

法人営業についてのよくある質問

ワークライフバランスは良いですか?

法人営業はクライアントとのやり取りが平日中心のため、仕事とプライベートの両立はしやすい傾向です。ただし、営業目標(ノルマ)はあるので、常にプレッシャーは感じます。進捗が悪いときは、業務量が多くなることもあります。

法人営業の仕事に将来性ありますか?

あります。営業は企業の売上に直結する重要なポジションだからです。特に法人営業には信頼関係の構築が必須なので、AIやITでは代替が難しいです。業界知識や人脈が積み上がるほど市場価値が高まり、キャリアの選択肢も広がります。

未経験からでも転職できますか?

はい、可能です。特に、教育・販売・接客などの「人と接する仕事」の経験がある方は、コミュニケーション力や提案力がそのまま活かせます。また、法人営業では基本的に資格は不要です。

【適性診断】あなたは法人営業にどれくらい向いている?

20問の簡単な質問に答えるだけで、あなたが法人営業に「100%中、何%」向いているか診断できます。結果はすぐに確認できるので、気軽に試してみてください。

あなたは法人営業に向いてる?
監修
適職診断 診断スタート!
次へ 戻る

あなたの適職診断結果

% 適性度
スキル分析

      個人情報の入力は不要です。診断結果はその場で確認できます。

      実際に法人営業で働いている人が「向いている」と思う人

      粘り強い性格の人。簡単に諦める人は法人営業には向いていません。私の仕事は比較的企業の上層部の人と相対することが多いのですが、そういう人たちに対しては話題が豊富、人当たりがいい、機転の効く人が向いていると思います。

      326Rさん【経験年数:20年以上】

      元気がよい人 根気よくコツコツ長いスパンで計画をたてれる人。

      れいさん【経験年数:3年以上、5年未満】

      実際に法人営業で働いている人が「向いていない」と思う人

      調査や人間関係を作ることが苦手な人は厳しいと思います。目先の数字を追うことより、最終的に、信頼を得てそれを購入したい商品の製造元などのその法人の担当者を巻き込んで、連携して信頼と商品PRが必要です。

      斎藤さん【経験年数:20年以上】

      相手の状況を理解せず、自分が売りたいものだけを売ろうとする方。

      むらいさん【経験年数:5年以上、10年未満】

      法人営業の仕事内容

      法人営業の仕事内容

      新規開拓営業

      法人営業にも新規開拓営業はあります。新規開拓営業は、まだ取引のない企業へアプローチし、新たな契約を獲得する営業スタイルです。

      電話やメール、展示会などを活用して接点を作り、企業の課題やニーズを探りながら提案します。

      ルート営業・提案営業

      ルート営業とは、既存顧客との関係を深めながら、継続的に契約を獲得していく営業スタイルです。

      定期的な訪問や丁寧なヒアリングを重ねることで信頼関係を築き、追加提案やアップセルによる売上拡大を目指します。

      アップセルとは、すでに購入済みの商品やサービスよりも上位グレードのものを提案し、より高単価な契約へとつなげる営業手法です。

      法人営業の職業紹介動画【厚生労働省】

      出典:厚生労働省(job tag)
      ※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります

      法人営業の楽しい・やりがいを感じる体験談

      • 退職済み
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      さささん
      女性20代前半(当時の年齢)
      • 経験年数
        3年以上、5年未満
      • 当時の年収
        300万円
      • 会社の規模
        10~99人

      法人営業で楽しい・やりがいを感じた時

      クライアントへ自分のアイデアを提案し、それが採用された時は、やりがいを感じた。

      また、そういった実績が少しずつ積み重なり、クライアントから指名で提案をしてほしいと依頼を受けた時も嬉しかった。

      クライアントの窓口担当の方が私の提案を上申してくださることで、私の存在が窓口担当よりも上の役職の方へと伝わっていき、その上の役職の方から直接私に依頼をいただいた時は、特に嬉しかったし、提案をし続けてきて良かったと感じた。

      1日のスケジュール例

      1. 8:40
        出社
      2. 9:00
        始業・朝礼
      3. 9:30
        事務作業・訪問準備
      4. 11:00
        外回り(クライアント訪問・商談)
      5. 12:00
        昼食(移動先にて)
      6. 14:00
        外回り(クライアント訪問・商談)
      7. 16:30
        帰社
      8. 17:00
        商談報告・見積もり作成・提案書作成など
      9. 18:30
        退勤

      法人営業の楽しい体験談一覧

      法人営業のきつい・つらい体験談

      • 退職済み
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      斎藤さん
      男性40代後半(当時の年齢)
      • 経験年数
        3年以上、5年未満
      • 当時の年収
        450万円
      • 会社の規模
        10~99人

      法人営業がきつい・つらいと感じた時

      福祉法人の介護施設へ売り込みのために営業をしていました。きついと感じたことは、すでに何か買うことがあるときは、買う業者を決めていることでした。

      有益な情報を提供しても、すでに付き合いのある業者に取り扱いがあるかを確認し、取り扱いをできるようにして、その業者から買う流れを作るところが多かったように思います。

      取引先を決めておくことで、商品を買うときの煩わしい支払条件の確認等の作業をしたくないという思いがあるようでした。

      また、PRしたメーカーに商品を紹介したことを伝えるが、最初は情報優先と言いながら、すでに実績のある取引先の業者がPR済みだったと苦しい言い訳を普通にしてこられ、断念をしなければいけないケースを多く経験しました。

      1日のスケジュール例

      1. 8:40
        出社
      2. 9:00
        始業・朝礼
      3. 9:30
        事務作業・訪問準備
      4. 11:00
        外回り(クライアント訪問・商談)
      5. 12:00
        昼食(移動先にて)
      6. 14:00
        外回り(クライアント訪問・商談)
      7. 16:30
        帰社
      8. 17:00
        商談報告・見積もり作成・提案書作成など
      9. 18:30
        退勤

      法人営業のきつい体験談一覧

      他の営業職の向いている・向いていない人の特徴