テレビディレクターに向いている人の特徴は?「きつい」「楽しい」経験談や仕事内容も掲載

テレビディレクターに向いている人・向いていない人の特徴

テレビディレクターに興味があるけど「自分に向いている?」「実際の仕事はきつい?」と気になっていませんか?

この記事では、転職支援のプロがテレビディレクターに向いている人や向いていない人の特徴を解説。経験者の「きつい」「楽しい」経験談や独自の適性診断も掲載しているため、あなたがテレビディレクターに向いているかどうかがわかります。

他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、テレビディレクターの職に就いてみたい方は参考にしてください。

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テレビディレクターに向いている人・向いていない人は?

テレビディレクターに向いている人の特徴

テレビディレクターに向いているのは、ポジティブで社交的な性格の人です。優れた企画書を作るだけでは番組は完成しません。プロデューサーや出演者、技術スタッフなど多くの関係者に「この人の番組なら間違いなく面白くなる」と期待させる熱意と人間的な魅力が欠かせません。

自分の情熱を伝え、チーム全体の士気を高めて一つの目標に向かわせる力こそが、番組のクオリティを大きく引き上げる原動力となります。

テレビディレクターに向いていない人の特徴

テレビディレクターに向いていないのは、自分の考えに固執しすぎる人です。番組制作の現場では、予期しないトラブルや急な方針変更が次々に起こります。また、作家やプロデューサーなど様々な立場から多様な意見が飛び交います。

他人の意見に耳を貸さず、自身の意見にばかり固執すると、制作の停滞を招きます。意見を持つのは大切ですが、柔軟に変えられない頑固さはディレクターとして致命的な欠点となります。

テレビディレクターについてのよくある質問

休みや働き方はどうなっていますか?

番組の制作サイクルによります。一つの番組が終わると数日間のまとまった休みが取れることもありますが、担当番組が放送中の期間はほとんど休みがない状態も珍しくありません。ちなみに、サラリーマンのようなカレンダー通りの休日は期待できません。

どうすればディレクターになれますか?

AD(アシスタントディレクター)として、リサーチ、ロケハン、弁当発注、編集補助など、あらゆる下積みを経験します。現場で番組制作の全工程を学び、企画力や演出力が認められると、短いVTR制作などを経てディレクターに昇格できます。

未経験でも転職できますか?

はい、可能です。ただし、最初はAD(アシスタントディレクター)としてキャリアをスタートするのが一般的です。テレビ局や番組制作会社の求人に応募し、現場で数年間経験を積んだ後、ディレクターに昇格します。

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実際にテレビディレクターで働いている人が「向いている」と思う人

テレビディレクターに向いている人

メンタルが強い人、決断を早くできるひと、気が利く人

あかさん【経験年数:3年以上、5年未満】

第一に体力がある人。どんな状況でも笑顔で乗り切れる人。

けんさん【経験年数:3年以上、5年未満】

体力に自信があり、テレビが好きな人が向いていると思います。
やりがいはあるので、お給料が安くてもやりがいがあれば頑張れる方に向いています。
取材では、朝早くから深夜まで外でカメラを持って歩き回ることも多いので、体力は必須です。

みみさん【経験年数:3年以上、5年未満】

伝えたいことがある人、もしくは「狂おしいほどこれが好き」という大好きなものがある人。
特集企画やドキュメンタリーを作るとなると、特定の人・もの・こと・分野に対する並々ならぬ「伝えたい」という情熱が必要です。

Ayameさん【経験年数:5年以上、10年未満】

テレビディレクターに向いていない人

コミュニケーション能力の低い人、クリエイティブでない人

あかさん【経験年数:3年以上、5年未満】

他人のために頑張れない人。短気ですぐ怒る人。

けんさん【経験年数:3年以上、5年未満】

ワークライフバランスを整えたい方には向いていないと思います。
番組にもよるとは思いますが、基本的には仕事中心の生活になってしまいます。

みみさん【経験年数:3年以上、5年未満】

自分で考えたりものを作ったりすることよりも、人から指示されたことをやることのほうが得意な人。
ディレクターは、常にマニュアルのない仕事です。自分で考えて動ける人でないと、向かない仕事だと思います。

Ayameさん【経験年数:5年以上、10年未満】

【適性診断】あなたはテレビディレクターにどれくらい向いている?

20問の簡単な質問に答えるだけで、あなたがテレビディレクターに「100%中、何%」向いているか診断できます。結果はすぐに確認できるので、気軽に試してみてください。

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      テレビディレクターの仕事内容

      テレビディレクターの仕事内容

      番組の「面白さ」を創造する企画・演出

      テレビディレクターの仕事は、番組の面白さを一から生み出すクリエイティブな役割です。企画の立案から台本作成、出演者やカメラマンへの演出指示、ロケ地の選定まで、映像作品の設計図を描き形にしていきます。

      視聴者の心をつかむために、VTRの構成やテロップ、音楽の選択など細部にこだわり抜き、番組に命を吹き込む仕事です。

      チームを率いる制作進行・管理

      企画を具体化するため、制作チームを率いる現場監督としての役割も果たします。予算の管理やスケジュール調整、カメラ・音声・美術など各スタッフへの指示、編集作業の進行管理など、制作全体の運営に責任を持ちます。

      限られた時間と予算の中で最高のクオリティを追求し、多くの専門スタッフをまとめる強いリーダーシップと管理能力が求められる職業です。

      テレビディレクターの職業紹介動画【厚生労働省】

      出典:厚生労働省(job tag)
      ※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります


      テレビディレクターのきつい・楽しい体験談

      体験談について
      本記事の体験談は、ユーザー投稿とインターネット調査に基づき、編集部が精査のうえ掲載しています。
      • 退職済み
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      アイコン
      あかさん
      女性 20代前半
      • 経験年数
        3年以上、5年未満
      • 年収
        300万円
      • 会社の規模
        1,000人以上

      テレビディレクターがきつい・つらいと感じた時

      生放送のディレクターなので常に失敗してはいけない。失敗してしまったら、放送事故になるというプレッシャーが大きくありました。また、年齢も低く周りの人が自分よりも年上、それでも番組ディレクターという立場によって、年上の人にも指示を出さなければならないということも常に難しかったです。

      そして、生放送なので準備が間に合わないこともあり、そうなってしまうと通販番組の売り上げにも響いてしまうこともあるので、時間との闘いでもありました。

      テレビディレクターで楽しい・やりがいを感じた時

      やはり時間内にしっかり準備を終えて、番組に臨むことができると安心ですし、周りの人からの信頼も得られます。常に緊張を抱えていましたが、同僚たちや演者に「あなたががディレクターで良かったよ」と言ってもらえると本当にうれしかったです。

      また売り上げも数字で見ることができるので、売上が予算を超えた場合は、本当にやりがいを感じることができました。また、1年目の自分ではこんなにできなかったのに、どんどんできることも増え、自信もついていることを感じられるとやってよかったと思えました。

      1日のスケジュール例

      1. 8:30
        出社
      2. 9:00
        メール確認、台本確認
      3. 10:00
        セッティング開始
      4. 12:00
        昼食
      5. 13:00
        本番スタート
      6. 17:00
        本番終了、片付け
      7. 18:30
        退勤
      • 退職済み
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      アイコン
      けんさん
      女性 20代後半
      • 経験年数
        3年以上、5年未満
      • 年収
        300万円
      • 会社の規模
        100~999人

      テレビディレクターがきつい・つらいと感じた時

      とにかく毎日やることが多すぎて激務で,3日間家に帰れないこともしょっちゅうありました。勤務時間も不規則で,早朝出社の日もあれば,深夜まで仕事をして朝日が昇る頃に帰宅するといったことも日常茶飯事でした。

      サービス残業は当たり前で,締め切りに常に追われ,時々自分が何をしているのかわからなくなるほど常に疲れていました。終電にも当然間に合わないため,帰宅するのに自費でタクシーを利用するはめになり,余計な出費もかさみました。

      テレビディレクターで楽しい・やりがいを感じた時

      生放送の番組をやり終えたときの達成感は本当にすごくて,毎回大きなやりがいを感じました。特に,何のトラブルもなく,予定通りの進行でスムーズに生放送を終了できたときには,それまでに準備してきたすべてのことが報われて成せたのだと思い,頑張った自分をほめてあげたい気持ちになりました。

      ゲストの方々が「今日もありがとうね」と言って,笑顔で帰っていかれるのを見るときがいちばんこの仕事をしていて嬉しい瞬間だと感じていました。また,後日,視聴率がよかったり,視聴者さんからの反響が良かったりすると,非常に嬉しい気持ちになりました。

      1日のスケジュール例

      1. 5:00
        出社・始業
        ロケハン(外回り)
      2. 12:00
        昼食(移動中車内にて)
      3. 12:30
        台本作り,VTR編集,番組に関わるあらゆる作業
      4. 17:00
        生放送
      5. 18:00
        反省会,次回打ち合わせ
      6. 19:00
        次回の準備など
      7. 24:00
        退勤
      • 退職済み
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      アイコン
      みみさん
      女性 20代後半
      • 経験年数
        3年以上、5年未満
      • 年収
        400万円
      • 会社の規模
        1,000人以上

      テレビディレクターがきつい・つらいと感じた時

      ディレクターとして働く中で一番きつかったのは労働時間の長さと給与が見合っていないことでした。私を含め多くのスタッフは、テレビ局の社員ではなく、他の制作会社や派遣会社に所属しているスタッフで、お給料は最低限のものでした。

      私が担当していた番組では、余程のことがない限りは徹夜は基本的になかったのですが、朝は9時に出社して、夜は10時ごろまで残業することも多く、平日に自分の時間を取ることはかなり難しかったです。ボーナスなどもなく、貯金しながらの生活ができなかったため、このままでいいのか分からなくなったのが転職を決めたいちばんの理由でした。

      最近では世間のメディアに対する風当たりも強くなってきており、取材先を見つけるのに苦労することもあり、そうすると精神的な負担も増えました。

      テレビディレクターで楽しい・やりがいを感じた時

      やりがいを感じた瞬間は、日々のニュース以外に、自分で提案した企画書が通り、取材から原稿作成、編集まで任せてもらったVTRが放送された時です。取材対象者が伝えたい思いを詰め込んだVTRをたくさんの方に見ていただけるのは、達成感があり嬉しかったです。

      VTRの制作にはかなり時間がかかり、心が折れそうになることもあるのですが、その時間も含めて企画の放送後はやって良かったといつも思うことができます。自分の企画が放送されていた時間帯の視聴率が上がっていたり、目に見える形で評価されることも嬉しかったです。

      1日のスケジュール例

      1. 9:00
        出社、リサーチ、仕込み
      2. 10:00
        取材担当者が取材した素材が届いたら、随時素材を見ていく
      3. 11:00
        素材を確認しながら原稿を書き始める。
      4. 14:00
        途中段階の原稿を上司に確認してもらう
      5. 17:00
        最終原稿を確認してもらい、編集を確認する
      6. 18:00
        OA
      7. 19:00
        反省会
      8. 20:00
        翌日のニュースの内容のリサーチ、仕込みを行う
      9. 22:00
        退社
      • 退職済み
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      アイコン
      Ayameさん
      女性 30代前半
      • 経験年数
        5年以上、10年未満
      • 年収
        1100万円
      • 会社の規模
        100~999人

      テレビディレクターがきつい・つらいと感じた時

      ニュースディレクターで辛かったのは、真夏の「暑い!」取材です。わざわざ日本でもっとも暑い場所に、もっとも暑い時間帯を狙って取材に出かけなければいけません。アイスを食べる人や、水遊びする子どもたちのインタビューを撮影しようと街を徘徊するのですが、暑すぎると屋外には人もおらず、取材は大苦戦。ニュースの締切時間といつも格闘していました。

      クルーの熱中症対策も大変です。8キロもある大きなニュース取材用のカメラを担いだカメラマンが熱中症にならないよう、水分補給に気を遣うのもディレクターの仕事。途中でコンビニ休憩を挟んだりしながらなんとか乗り切りますが、体力・気力ともにいつも限界でした。あと、めっちゃ日焼けします。

      テレビディレクターで楽しい・やりがいを感じた時

      やりがいを感じるのは、「伝えてくれてありがとう」と取材先から感謝の言葉をいただくとき。たとえば、コロナ禍で経営が厳しくなった「まちの小さな映画館」の取材では、館内の換気や消毒の徹底をする様子や、ソーシャルディスタンスに配慮した新しい座席の割りふりなど、感染対策の取り組みについて詳しく取材して放送しました。テレビで放送した後、客足が少し戻ったとのことで、館長さんから「取材を受けて良かった」、「伝えてくれてありがとう」の言葉をいただきました。

      ニュースディレクターの仕事は、小さな声を掬い上げて伝えること。テレビの力で、頑張っている人の背中を押せたときや、助けが必要な人に支援が届いたとき、何よりもやりがいを感じます。

      1日のスケジュール例

      1. 10:00
        出社
      2. 10:30
        取材アポどり、特集原稿の執筆など
      3. 12:00
        昼食(コンビニが大半)
      4. 12:30
        撮影クルーと取材先へ移動
      5. 13:00
        取材、インタビューなど
      6. 15:00
        帰社、原稿執筆、編集、テロップ挿入
      7. 17:00
        ニュース番組オンエア、ニュース送出
      8. 19:00
        ニュース番組終了、退勤

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      URLhttps://www.mersenne.co.jp
      所在地〒171-0022
      東京都豊島区南池袋2-32-4 南池袋公園ビル
      代表取締役木村 昂作
      法人番号3010001192436
      有料職業紹介事業許可番号13-ユ-317103
      許親会社認可株式会社コレックホールディングス(6578)
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