
社労士事務所事務に興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロが社労士事務所事務に向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたが社労士事務所事務に向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、社労士事務所事務の職に就いてみたい方は参考にしてください。
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目次
社労士事務所事務に向いている人・向いていない人は?
社労士事務所事務に向いている人の特徴
社労士事務所の事務に向いている人は、正確さと責任感を持って地道な作業に取り組める人です。社会保険や労働保険の手続き、給与計算などでは、小さなミスが大きなトラブルにつながるため、丁寧で正確な対応が求められます。
業務はルーティンワークが中心ですが、法改正や期日管理など変化への対応力も必要です。専門知識を学び続ける意欲があり、社内外とのやり取りを円滑にこなせる人は、信頼され長く活躍できるでしょう。
社労士事務所事務に向いていない人の特徴
社労士事務所の事務に向いていない人は、業務の優先順位をつけるのが苦手な人です。複数のクライアント案件を並行して対応するため、常にスケジュールとタスクを整理し、重要度や締切に応じた処理が求められます。
行き当たりばったりで仕事を進めたり、急な依頼にパニックになってしまう人は、ミスや遅延につながりやすく、こういった職場には向いていないと言えるでしょう。
社労士事務所事務についてのよくある質問
残業は多いですか?
事務所によって変わりますが、繁忙期以外は残業は少ない傾向にあります。繁忙期である4~7月や年末は残業が多くなりがちです。
社労士資格がないとキャリアアップは難しいですか?
資格がなくても、実務経験を積むことでリーダーポジションやクライアント対応を任されるケースは多くあります。ただ、社労士資格を取ると担当できる業務の幅が大きく広がり、独立やキャリアアップにもつながるため、働きながら資格取得を目指す方は多いです。
未経験でも転職できますか?
はい、未経験でも応募可能な事務所は多いです。特に、基本的なPCスキル(Excel・Word)と社会保険や労務に興味がある方であれば、ポテンシャル採用も十分あり得ます。
【適性診断】あなたは社労士事務所事務にどれくらい向いている?
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実際に社労士事務所事務で働いている人が「向いている」と思う人
黙々と作業ができ、細かいことに気がつく人。
ゆのさん【経験年数:3年以上、5年未満】
実際に社労士事務所事務で働いている人が「向いていない」と思う人
ざっくりと確認をしてOKにしてしまう人。一つ一つ確認ができない人。
ゆのさん【経験年数:3年以上、5年未満】
社労士事務所事務の仕事内容
労務書類の作成と役所への手続き対応
社労士事務所の事務は、労働・社会保険に関する各種書類を正確に作成し、役所へ提出する手続き業務が中心です。
具体的には、雇用保険の資格取得・喪失届、社会保険の加入・変更手続き、労災保険の申請書などを扱います。電子申請が主流ですが、書類に不備があれば再提出が必要になるため、法令の理解や細かい確認作業が欠かせません。
クライアント企業の労務管理を支える、縁の下の力持ちのような存在です。
顧客対応やスケジュール管理などのサポート業務
社労士事務所では、電話やメールによる顧客対応、面談のアポイント調整、顧問契約に関する資料の準備など、日々の業務を円滑に進めるためのサポート業務も重要です。
社労士本人が顧問先と相談する際に必要な資料を事前に整えたり、期限が決まっている年次業務(年度更新や算定基礎届など)を漏れなく進めるためにスケジュール管理を行ったりします。
チームで動くため、他スタッフとの連携力や事務全体の流れを俯瞰する力が求められます。
社労士事務所事務の職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
社労士事務所事務の楽しい・やりがいを感じる体験談
- 現職
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数3年以上、5年未満
- 現在の年収200万円
- 会社の規模10~99人
社労士事務所事務で楽しい・やりがいを感じた時
基本的には毎日タスクのようにこなしてはいましたが、給与計算は毎月同じようで同じではないので十分に確認をしながら計算をする作業は苦ではなかったです。
楽しいと思う仕事ではあまりなかったですが、他の同僚が自分よがりな人がおらず、お局がいるわけでもなかったので環境的に仕事がしやすかったです。
また、同僚の年齢層が高かったため、同年代との会話では聞くことのない高校生の子供の話など聞けたのは楽しみのひとつにもなりました。
1日のスケジュール例
- 8:20出社
- 8:30始業
- 9:00事務処理作業
- 12:00休憩
- 13:00給与計算、入退職手続き
- 16:30事務処理
- 17:30退勤
社労士事務所事務のきつい・つらい体験談
- 現職
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数3年以上、5年未満
- 現在の年収200万円
- 会社の規模10~99人
社労士事務所事務がきつい・つらいと感じた時
基本的に相手のお客様は社長さんなので昔ながらの考えや、逆に若くてなにも知らない人がいて、手続きの必要性や、義務を伝えるところからなのが大変でした。
法改正がある度に、就業規則の見直しがあり、担当が10社以上あるときは確認作業がつらいと感じました。
また、従業員の立場ではなく、会社が顧客なので会社が不利益にならないように従業員の福利厚生や、退職に対する意思確認など、従業員の立場も分かるからこそきついなと思うこともありました。
1日のスケジュール例
- 8:20出社
- 8:30始業
- 9:00事務処理作業
- 12:00休憩
- 13:00給与計算、入退職手続き
- 16:30事務処理
- 17:30退勤