
建設業事務に興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロが建設業事務に向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたが建設業事務に向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、建設業事務の職に就いてみたい方は参考にしてください。
「シゴトのスベテ。」では、株式会社メルセンヌのキャリア支援ノウハウと1,000件を超えるユーザー体験に基づき、180種類以上の職業のリアルな情報をお届けしています。
- シゴトのスベテ。コンテンツポリシー
- メルセンヌのキャリア支援「アルテマキャリア」
目次
建設業事務に向いている人・向いていない人は?
建設業事務に向いている人の特徴
建設業事務に向いている人は、計画的に物事を進められる人です。建設業事務では、安全書類の作成や資材発注、電話対応など、幅広い業務を同時に進める必要があります。
突発的な依頼にも対応しながら、各業務の締め切りを守るためには、優先順位を判断し、効率よく段取りを組む力が重要です。
計画性と実行力を備えた人なら、忙しい現場を支える存在として活躍できるでしょう。
建設業事務に向いていない人の特徴
建設業事務に向いていない人は、変化を嫌う人です。建設現場では、天候や現場状況により急なスケジュール変更や追加対応が頻繁に発生します。そのたびに素早く書類を修正したり、関係者に連絡・調整する柔軟さが求められます。
変化を受け入れられず、臨機応変な対応が難しい人には、建設業事務は向いていないと言えるでしょう。
建設業事務についてのよくある質問
建設業事務は激務ですか?
激務というわけではないですが、忙しいと感じる場面は多いかもしれません。突発的な対応が頻繁に発生する仕事なので、対応に追われれば業務を圧迫する事はあるでしょう。ただ、基本的には残業は少なめな会社が多いようです。
建設業事務と一般事務違いは?
建設業事務では、工事の進捗や安全管理など、建設業特有の業務が多い点が一般事務とは違います。また、様々な関係者の間を取り持つ、橋渡し的な側面が大きいのも違いです。
未経験でも転職できますか?
未経験でも転職できます。未経験歓迎の求人もあるので、最低限のPCスキルやコミュニケーション能力があれば事務経験がなくても転職はしやすいです。ただ、将来的には業界特有の業務や専門用語などを覚えなければいけないので、学習意欲が求められます。
【適性診断】あなたは建設業事務にどれくらい向いている?
20問の簡単な質問に答えるだけで、あなたが建設業事務に「100%中、何%」向いているか診断できます。結果はすぐに確認できるので、気軽に試してみてください。
あなたの適職診断結果
個人情報の入力は不要です。診断結果はその場で確認できます。
実際に建設業事務で働いている人が「向いている」と思う人
簿記の基本的な知識を保有し、人とのコミュニケーションに苦手意識を持たない人。
飛べないアヒルさん【経験年数:1年以上、3年未満】
きつい物言いにも対応できる精神的に強い人。
なまけものさん【経験年数:5年以上、10年未満】
実際に建設業事務で働いている人が「向いていない」と思う人
決まったルーティン業務を黙々と作業することに飽きてしまう人。
穂積のミケパパさん【経験年数:20年以上】
毎日コツコツ書類整備をするのが苦手な人。
りっちゃんさん【経験年数:1年未満】
建設業事務の仕事内容
建設現場を支える事務サポート
建設業事務は、工事現場をスムーズに動かすために、必要な書類や資材の手配を行います。たとえば、安全管理に必要な書類を作ったり、使う資材を業者に注文したりするのが仕事です。
書類に不備があれば現場作業が止まってしまうため、正確さとスピードが求められます。
毎日の天気もチェックし、工事に影響がないか確認するなど、地道なサポートで現場を支えます。
書類作成と連絡業務
建設業事務は、現場と事務所をつなぐ「橋渡し」の役割も担います。
工事計画書や図面などを作り、必要な情報を現場に正しく届けるほか、現場からの電話やメールでの問い合わせに対応します。
業者との連絡や、請求書・納品書の管理も大切な仕事です。ミスがないよう丁寧に対応しながら、現場の仕事が止まらないよう支えます。
建設業事務の職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
建設業事務の楽しい・やりがいを感じる体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数1年以上、3年未満
- 当時の年収380万円
- 会社の規模1,000人以上
建設業事務で楽しい・やりがいを感じた時
配属当初は手取り足取りの状態で仕事をしていたことが、時間の経過と共に指導してくれる先輩らに認められ褒められた瞬間は嬉しさを感じていました。
それに、現場で仕事をする職人さんや現場担当者とのやり取りの中で、言葉ではない信頼関係を感じられた瞬間は嬉しさとやりがいがありました。
特に、期日が決められた書類をきちんと仕上げられ、上司の承認印を受けた時には仕事の達成感と満足感があり、やりがいにもつながっていたように思います。
1日のスケジュール例
- 8:00出社
- 8:15朝礼
- 8:30始業・事務作業
- 9:00銀行回り
- 10:45事務作業
- 12:00昼食(社員食堂など)
- 13:00事務処理
- 17:00業務終了定刻
- 18:40退社
建設業事務のきつい・つらい体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数5年以上、10年未満
- 当時の年収400万円
- 会社の規模10~99人
建設業事務がきつい・つらいと感じた時
クレームの電話対応で、基本的に現場監督など現場の事を把握している人は外出中な事が多いので一旦こちらで対応しないといけない。現場監督に伝えるにしてもまずはどの現場か特定しないといけないので時間がとられる。
普通に落ち着いて話してくれる人ならいいが、ものすごく怒っている時などは、ひたすら謝り続けるしかないので精神的につらい。
経理業務も担当していましたが、建設業は入金金額(売上)が月によりバラバラで安定せず、支払金額は金額が大きいので資金繰りが読みにくく回すのがすごく大変で精神的につらかった。
1日のスケジュール例
- 8:00出社・朝礼・掃除
- 8:30事務作業
- 9:00外出(銀行等)
- 11:00帰社
- 12:00昼食
- 13:00事務作業
- 17:00退勤