
ビルメンテナンスに興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロがビルメンテナンスに向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたがビルメンテナンスに向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、ビルメンテナンスの職に就いてみたい方は参考にしてください。
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目次
ビルメンテナンスに向いている人・向いていない人は?
ビルメンテナンスに向いている人の特徴
ビルメンテナンスに向いている人の特徴は、ルーティンワークが苦ではない人です。ビルメンテナンスの主な業務の一つに、建物内の様々な設備の日常点検や定期点検があります。
定められた項目に従って繰り返し行われる業務が中心なので、ルーティンワークが好きな方は向いていると言えるでしょう。
ビルメンテナンスに向いていない人の特徴
ビルメンテナンスに向いていない人の特徴は、潔癖症な人です。ビルメンテナンスは清掃業務をする場合もあり、ビルのトイレの詰まりや排水処理など汚物を扱う作業も存在します。
潔癖症な人にとっては精神的に負担がかかるため、向いていないと言えるでしょう。
ビルメンテナンスについてのよくある質問
資格は必要ですか?
必須の資格はありませんが、業務内容に応じて有利な資格はあります。たとえば、消防設備士や電気工事士です。
夜勤はありますか?
夜勤があるケースが多いです。日勤や夜勤(宿直含む)でシフト制が組まれます。日勤のみの会社もあるので、求人票を確認すると良いでしょう。
未経験でも転職できますか?
未経験でも転職できます。資格は必要なく、35歳以上の実務未経験者でも転職成功者は多いです。
【適性診断】あなたはビルメンテナンスにどれくらい向いている?
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実際にビルメンテナンスで働いている人が「向いている」と思う人
色々な業務に携わりたい人に向いてます。 スペシャリストより器用貧乏を求められるので常に様々な知識を勉強することが必要なのでマルチタスクが得意な方に向いていると思います。
タキさん【経験年数:1年未満】
コツコツ仕事に取り組める人。言い訳をしない人。
ゆうきさん【経験年数:1年未満】
人の役に立ちたい、しかしながら対人業務はいまいち苦手という人
JOHNさん【経験年数:10年以上、20年未満】
実際にビルメンテナンスで働いている人が「向いていない」と思う人
機械音痴と言われるタイプやおおざっぱな性格の人間。
けーたさん【経験年数:1年以上、3年未満】
他にやれることがある人には向かないと思います。
つまり、他にやれる仕事があるなら、そっちをやった方がよいでしょう
ビルメン与太郎さん【経験年数:5年以上、10年未満】
継続して物事を進められない人
集中力がない人
だあさん【経験年数:10年以上、20年未満】
ビルメンテナンスの仕事内容
ビルの日常的な維持管理
ビルメンテナンスの主な仕事は、建物を利用する人々が安全かつ快適に過ごせる環境を日常的に維持することです。
具体的には、電気設備や空調設備、給排水設備、消防用設備など、各種設備が正常に機能しているかを日々点検し、記録を残します。
また、定期的な点検項目に沿って月次点検などを実施し、小さな異常も見逃さないよう注意を払います。
トラブルにも対応
ビルメンテナンスは、日々の業務だけでなく、突発的な設備の故障や不具合にも迅速に対応する役割があります。
専門的な知識を活かし、一次対応や応急処置を行うほか、状況に応じて専門業者へ修理やメンテナンスを依頼する判断も求められます。
さらに、お客様からの問い合わせ対応や、協力業者による工事の立ち会いなど、コミュニケーションが発生する場面も多い仕事です。
ビルメンテナンスの職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
ビルメンテナンスの楽しい・やりがいを感じる体験談
- 現職
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数10年以上、20年未満
- 現在の年収350万円
- 会社の規模100~999人
ビルメンテナンスで楽しい・やりがいを感じた時
建物のテナントの利用者から、日々色々と注文が入ります。蛍光灯が切れたので交換してほしい、空調が効きすぎて気分が悪い。部屋の模様替えをしたいので何か提案してほしい・・等です。
それらの様々な利用者からの対応に対して丁寧に対応するのが我々の仕事ですが、対応後たいていの場合、利用者からの労いの言葉をいただいた時は、この仕事のやりがいを感じます。
また停電、台風、地震、火災の時の緊急対応の際の利用者の避難誘導の際には、利用者の安全確保のために動かなければという使命感を感じる時が多いです。
1日のスケジュール例
- 8:30出社
- 9:00始業・朝礼
- 9:30点検業務開始
- 12:00昼食
- 13:00点検記録作成、定期業務立ち合い
- 18:00退勤
ビルメンテナンスのきつい・つらい体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数1年以上、3年未満
- 当時の年収330万円
- 会社の規模1,000人以上
ビルメンテナンスがきつい・つらいと感じた時
勤務時間がとにかく不規則で生活リズムが大きく乱れます。この点については担当する施設にて大きく左右されるのでいわゆる『配属ガチャ』と呼ばれるタイプのものです。
自分の担当した施設では主に勤務体系は早番の日は5時、6時、7時の3種類、遅番は13時、14時の2種類でした。遅番の翌日に早番ということも当然のようにあるので夜23時に退勤~翌朝4時に出勤ということも珍しくありませんでした。
また、最低限の人数で勤務をまわしているので休暇など取れません。
1日のスケジュール例
- 6:00出勤、施設の設備装置の運転操作開始
- 9:00一般の従業員の方の出勤、申し伝え事項の確認
- 10:00施設の営業開始、午前の点検業務
- 12:00休憩・昼食
- 13:00午後の点検業務
- 15:00報告書作成
- 15:30退勤