
施工管理に興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロが施工管理に向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたが施工管理に向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、施工管理の職に就いてみたい方は参考にしてください。
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目次
施工管理に向いている人・向いていない人は?
施工管理に向いている人の特徴
施工管理に向いている人の特徴は、コミュニケーション能力が高い人です。施工管理では多くの職人や様々な立場の関係者と仕事を進めるため、意思疎通や調整力が必要になります。チームで一つのことをやり遂げた経験が豊富な人は、施工管理に向いているでしょう。
また、施工管理は、工事が設計通りに進行しているかを様々な角度から確認していきます。確認作業が多くなるため、普段からマメな方も強みを発揮できます。
多くの関係者と意思疎通を図り、細やかな確認作業が得意な人には、施工管理のほかに、プロジェクトマネージャー、生産管理、営業も向いています。
施工管理に向いていない人の特徴
施工管理に向いていない人の特徴は、一人で黙々と作業することを好む人です。施工管理は、多くの関係者と協力しながら遂行することがメイン業務なので、他者とのコミュニケーションが発生します。
そのため、一人で作業することを好む人以外にも、他人と話すことが苦手な方も向いていないと言えるでしょう。
施工管理についてのよくある質問
資格は必要ですか?
入社時点で必須の資格はありません。ただし、現場の役割や規模によっては、施工管理技士が必要になりますので、見習いやアシスタントで入社し、資格取得を目指していきキャリアアップを目指しましょう。
施工管理の仕事は激務ですか?
プロジェクトの規模や時期(特に工期末)によっては、多忙になる場合があります。
未経験でも転職できますか?
未経験でも転職できます。まずは、施工管理の見習いやアシスタントとして入社し、徐々に施工管理の役割を担うことが一般的です。
【適性診断】あなたは施工管理にどれくらい向いている?
20問の簡単な質問に答えるだけで、あなたが施工管理に「100%中、何%」向いているか診断できます。結果はすぐに確認できるので、気軽に試してみてください。
あなたの適職診断結果
個人情報の入力は不要です。診断結果はその場で確認できます。
実際に施工管理で働いている人が「向いている」と思う人
残業と体力に自信があり、稼ぎたい人には向いてると思います。
ボンバーさん【経験年数:1年未満】
人と話すのが好きな人。
自分の裁量で仕事をしたい人。
しょうさん【経験年数:1年以上、3年未満】
コミュニケーション能力、複数の連絡を同時進行する能力。
けーたさん【経験年数:5年以上、10年未満】
実際に施工管理で働いている人が「向いていない」と思う人
施工管理は臨機応変な対応や段取りが求められる仕事なので、物事を後回しにしがちな人や、複数のことを同時に進めるのが苦手な人には向いていないかもしれません。また、現場では多くの人と関わるため、人とのコミュニケーションが極端に苦手な人もストレスを感じやすいと思います。
タカオさん【経験年数:1年以上、3年未満】
人と話すのがあまり好きではなく、個人プレーを好む人
よっぴーさん【経験年数:1年未満】
施工管理の仕事内容
現場の進捗と安全を管理
施工管理は、工事現場における工程管理や安全管理を行います。
職人に作業内容、安全上の注意点、危険箇所などを共有し、一日の作業を安全に開始するための準備が重要です。
工事期間中は現場を巡回し、工事が計画通りに進捗しているかを確認します。作業員への指示出しや、不安全な箇所がないかの確認も欠かせません。
書類作成と関係者との連携
施工管理は、現場管理だけでなく、事務作業も多岐にわたる仕事です。施工計画書や工程表、安全衛生書類など、工事に必要な書類の作成も行います。
さらに、職人や設計者、発注者など多くの関係者と連携しながら工事を進行。打ち合わせを通じて、工事の進捗状況や課題を共有し、円滑なコミュニケーションを図ります。
そのほか、資材の発注や原価計算など、管理業務も重要な役割の一つです。
施工管理の職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
施工管理の楽しい・やりがいを感じる体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数5年以上、10年未満
- 当時の年収400万円
- 会社の規模100~999人
施工管理で楽しい・やりがいを感じた時
工場の改築・改修工事を担当した際は複数の外部業者と連携し、それぞれの工事スケジュールを加味し全体計画を立てていきます。
外部業者だけでなく工場の関係者とも密に連絡をとっていかなければならないので責任感を持って(持たざるを得ない)仕事を遂行することができます。
大きなプロジェクトであるほど、完了時に多くの関係者と同じ達成感を共有することができます。完成後もずっと形に残っていくものなので、一時的なものではなく達成感を長く感じることもできます。
1日のスケジュール例
- 8:10出社
- 8:30始業・朝礼、昨日中に届いたメール確認・返信
- 9:00書類・資料作成、現場調査
- 12:00休憩、昼食
- 13:00午前中に届いたメール確認・返信
- 13:30設備点検報告書作成、関係業者との打ち合わせ
- 17:00残業に向けて小休憩
- 17:30午後に届いたメール確認・返信、各所へのメール作成・送信、資料作成
- 19:00退社
施工管理のきつい・つらい体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数1年以上、3年未満
- 当時の年収400万円
- 会社の規模100~999人
施工管理がきつい・つらいと感じた時
朝早く誰よりも早く来て準備しないといけない。外部トイレの清掃をしないといけない。雨の日でも外に出て作業をしないといけない。
帰る時間が遅い(日をまたぐことも多かった)。まとまった休みがとれない。休日出勤が多かったです。時給換算しての給料が安い。ボーナスがあまりもらえなかった。
建築業界自体、仕事があまりない時期だった。言葉きつい人が多かったように感じ、自分自身もきつい言葉遣いをしてしまっていたので、申し訳ない気持ち。
1日のスケジュール例
- 6:30出社
- 8:00始業・朝礼
- 9:30現場作業
- 12:00昼食(現場事務所にて)
- 13:00打合せ後、現場作業
- 17:30現場事務所に戻り、図面作成など
- 20:30退勤