
インテリアデザイナーに興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロがインテリアデザイナーに向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたがインテリアデザイナーに向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、インテリアデザイナーの職に就いてみたい方は参考にしてください。
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目次
インテリアデザイナーに向いている人・向いていない人は?
インテリアデザイナーに向いている人の特徴
インテリアデザイナーに向いている人は、新しい情報にアンテナを張っている人です。インテリアデザイナーは家具、照明、壁紙など、膨大な選択肢の中から最適なものを選んで提案する必要があります。
そのため、常に最新のトレンドや商品知識を積極的に収集し、比較検討する力が欠かせません。
新しい情報への感度高い人はより良い提案ができるので、インテリアデザイナーに向いています。
新しい情報に常にアンテナを張り、最適なものを見つけ出すのが得意な人には、インテリアデザイナーのほかに、アパレル、Webマーケティング、企画職の仕事も向いています。
インテリアデザイナーに向いていない人の特徴
インテリアデザイナーに向いていない人は、細かい部分に気がつかない人です。家具の配置や色、素材の質感といった細部への配慮が、空間の快適性や美しさを大きく左右します。
大雑把な作業や確認不足は、使い勝手の悪さやデザインの不調和を招き、お客様の不満に繋がるでしょう。
細部まで注意を払い、丁寧な仕事ができない人には向いていないと言えます。
インテリアデザイナーについてのよくある質問
インテリアコーディネーターとインテリアデザイナーの違いは何ですか?
コーディネーターは既存空間の家具選びや配置を、デザイナーは空間全体の設計から行います。
インテリアデザイナーに資格は必要ですか?
いいえ、必須の資格はありません。ただし、関連資格(インテリアデザイナー資格、インテリアプランナー資格、二級建築士など)を持っていると就職やキャリアアップに有利になることがあります。
未経験でも転職できますか?
未経験からの転職は挑戦ですが、十分可能です。アルバイト等で実務に近い経験を積み、ポートフォリオでスキルを示せば、採用の可能性は高まります。
【適性診断】あなたはインテリアデザイナーにどれくらい向いている?
20問の簡単な質問に答えるだけで、あなたがインテリアデザイナーに「100%中、何%」向いているか診断できます。結果はすぐに確認できるので、気軽に試してみてください。
あなたの適職診断結果
個人情報の入力は不要です。診断結果はその場で確認できます。
実際にインテリアデザイナーで働いている人が「向いている」と思う人
お客様の言ったとおりの御用聞きでなく、自分からお客様と一緒になって楽しんで提案ができる前向きな人
よすさん【経験年数:1年以上、3年未満】
人とのコミュニケーションをとるのが好きな人
なたのさん【経験年数:3年以上、5年未満】
人の話をよく聞き、汲み取る力がある人。観察力が鋭い人。美的センスがある人。柔軟性がある人。
matsumotoさん【経験年数:1年未満】
実際にインテリアデザイナーで働いている人が「向いていない」と思う人
ただ事務作業をこなしていくような内向的な人
よすさん【経験年数:1年以上、3年未満】
自分の作業に没頭して、コツコツと進めたいタイプ。
なたのさん【経験年数:3年以上、5年未満】
人とのコミュニケーションが苦手な人。新しいアイディアを考えるのが苦手な人。体力やスケジュール管理に不安がある人。
matsumotoさん【経験年数:1年未満】
インテリアデザイナーの仕事内容
顧客の理想を形にする空間デザイン提案
インテリアデザイナーは、建築物の室内空間を美しく機能的にデザインする専門職です。
顧客の要望やライフスタイル、予算を丁寧にヒアリングし、最適な空間設計を提案します。
家具、照明、壁紙、カーテンなどの選定・配置から、色彩計画、素材選定までトータルで行い、快適性とデザイン性を両立した空間を創り上げます。
活躍の場は住宅・オフィス・店舗・ホテルなど多岐にわたります。この仕事には、美的センスと実用性を融合させた提案力が不可欠です。
設計から現場監理
インテリアデザイナーの役割は、デザイン提案だけではありません。
設計図やデザイン案を作成し、クライアントと修正・調整を重ねて最終プランを固めます。必要に応じて、特注家具のデザインや制作を手配することもあります。
工事段階では、現場に立ち会い、デザイン意図が正確に反映されているかを確認する監理業務も重要です。
施工業者と連携しながら細部まで目を配り、理想の空間実現を目指します。
インテリアデザイナーの職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
インテリアデザイナーの楽しい・やりがいを感じる体験談
- 現職
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数1年未満
- 現在の年収450万円
- 会社の規模100~999人
インテリアデザイナーで楽しい・やりがいを感じた時
図面やスケッチだったものが、実際に出来上がったときはやっぱり感動します。
クライアントから「理想通り!」「居心地が良くなった!」と言われるとすべての苦労が報われる気がします。
また、素材・色・照明・配置…あらゆる要素を組み合わせて、自分の世界観を表現できるのはデザイナーならではです。
おしゃれや美的センスを仕事に活かし、それを誰かに褒めてもらえるのはすごくうれしいです。経験を積めば積むほどセンスが磨かれる。
1日のスケジュール例
- 9:00出社・メールチェック
- 9:30MTG
- 10:00設計・プランニング作業
- 12:00ランチ
- 13:00クライアントと打ち合わせ
- 15:00素材の選定等
- 16:00事務処理
- 17:00退勤
インテリアデザイナーのきつい・つらい体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数1年以上、3年未満
- 当時の年収550万円
- 会社の規模1,000人以上
インテリアデザイナーがきつい・つらいと感じた時
戸建住宅の内装提案や照明計画、インテリアの受注等の業務を行っていく中で、会社の設定した利益率を必ず上回った形で受注しないといけなかったのですが、その利益率がかなり高く、お客様に自身でネット等で物を購入いただくよりもかなり割高になってしまうことが心が痛かったです。
また、営業担当が請負契約時にインテリア予算を設定してくれるのですが、その予算が低いと予算の引き上げの折衝や営業担当との調整にも力を入れないといけなかったので、業務量が多くかなりつらかったです。
1日のスケジュール例
- 9:00出社(事務所or住宅展示場等)
- 9:00事務作業、商談準備
- 10:00商談(住宅展示場等)
- 12:00昼食
- 13:00商談
- 16:00事務所帰社
- 16:30事務処理、商談準備
- 21:00退勤