
長距離ドライバーに興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロが長距離ドライバーに向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたが長距離ドライバーに向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、長距離ドライバーの職に就いてみたい方は参考にしてください。
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目次
長距離ドライバーに向いている人・向いていない人は?
長距離ドライバーに向いている人の特徴
長距離ドライバーに向いているのは、運転が好きで、長時間の移動にも耐えられる体力と精神力を持つ人です。健康管理に気を使い、体力的な負担に耐えられる人が活躍しやすいでしょう。
また、計画的に仕事を進めるのが得意な人にも向いています。運転中の休憩や荷物の積み降ろしなど、時間に追われる場面が多いため、効率的にスケジュールを管理できる能力が重要です。
長距離ドライバーに向いていない人の特徴
長距離ドライバーに向いていない人は、孤独や静かな環境が苦手な人です。長時間一人で運転するため、独りでの時間に耐えられない人には向いていません。また、変化を求める人にも不向きです。
仕事の大半は同じルートを走ることが多く、日々同じような業務を繰り返すため、新しい刺激を求めるタイプの人には物足りないかもしれません。
長距離ドライバーについてのよくある質問
資格なしでも転職できますか?
長距離ドライバーには大型自動車運転免許が必要です。しかし、企業によっては、入社時に免許がなくても会社の支援を受けて取得を目指すことができる場合があります。
休みは十分に取れますか?
改善は進んでいますが、現状は十分な休息が取れないケースが多いです。
未経験でも転職できますか?
はい。多くの企業が未経験者の長距離ドライバーを採用しています。働くためには大型自動車運転が必須ですが、入社後に必要な資格を取得できるよう支援する資格補助制度を設けている場合がある。
【適性診断】あなたは長距離ドライバーにどれくらい向いている?
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実際に長距離ドライバーで働いている人が「向いている」と思う人
車の運転が好きで一人の時間が苦でない人。
daichiteslaさん【経験年数:5年以上、10年未満】
体力に自信がある人。重たい荷物を延々と運んでも苦痛ではない人。睡眠が短くても大丈夫な人。
ik運輸さん【経験年数:3年以上、5年未満】
長時間の運転に耐えられる体力と集中力があり、自由な時間管理が好きな人。責任感を持って安全運転を心掛けられる人。
タケシさん【経験年数:5年以上、10年未満】
実際に長距離ドライバーで働いている人が「向いていない」と思う人
集中力が無い人は居眠り運転などで事故を起こしやすい。
daichiteslaさん【経験年数:5年以上、10年未満】
殆どの人間が向いていない。何でも良いから収入が欲しいと思える人でなければ厳しい。
ik運輸さん【経験年数:3年以上、5年未満】
長時間の一人作業や夜勤が苦手な人、車酔いしやすい人。コミュニケーションが少なく孤独を感じやすい人には向いていないと思います。
タケシさん【経験年数:5年以上、10年未満】
長距離ドライバーの仕事内容
事前準備と長距離運転
長距離ドライバーは、運行前にスケジュールや荷物の確認、車両点検、点呼による体調チェックを行い、安全な状態で出発します。
運転中は法令に従い休憩を取りつつ、数百キロにわたる長距離を走行。異常を感じた際は即時対応が求められます。事故や故障など突発的な事態にも冷静な判断力が必要です。
積み降ろしと付随業務
長距離ドライバーは運転に加え、荷物の積み降ろしや配送完了の報告も行います。
荷物は食品や資材など多岐にわたり、フォークリフトや危険物取扱の資格が必要な場合も。また、長距離ドライバーは運転業務だけではなく、納品書の処理や取引先とのやり取りも業務に含まれます。
長距離ドライバーの職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
長距離ドライバーの楽しい・やりがいを感じる体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数5年以上、10年未満
- 当時の年収550万円
- 会社の規模100~999人
長距離ドライバーで楽しい・やりがいを感じた時
全国各地、日本中をお金を稼ぎながら旅をしている気分になれる。近年のネットの普及によりどこでもすぐに欲しいものが注文できるようになりました。
その基盤となる物流の仕事に就き誰かの役に立っている、社会から必要とされていると実感出来ることがやりがいかと思います。
また業務中は基本的に一人なので人間関係のストレスが無いのは大きいです。運転中、時間がある時は家族と通話をしながら家族との時間を過ごしたり自由な働き方が可能だと思います。
1日のスケジュール例
- 4:30出社 荷物のチェック
- 5:00始業・朝礼
- 5:15各自集荷場を出庫
- 9:30休憩
- 10:00運転再開
- 14:00休憩 昼ご飯
- 15:00運転再開
- 19:00休憩 仮眠
- 翌朝6:00運転再開
- 9:00到着、荷下ろし
長距離ドライバーのきつい・つらい体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数3年以上、5年未満
- 当時の年収350万円
- 会社の規模100~999人
長距離ドライバーがきつい・つらいと感じた時
拘束時間が13~16時間/日。朝が早く夜は日が変わることもある。長距離輸送では睡眠時間を削って走らなければ着時間に間に合わないため、ほとんど寝れない。荷役が力仕事。一人で20tもの荷物を手摘み手卸しすることもあり。腕や腰が悲鳴を上げる。8時間ぶっ通しで荷役をすることもある。
40~50kgほどの荷物を延々と積み下ろしする。その場で下ろすのではなく、荷物を抱えて運ばなければならない。さらに上に積み上げるため、手や腕の感覚がマヒしてくる。人として扱われない。しっかりとした休養、睡眠、食事が出来ないため、身体と精神が衰弱していく。雨でもずぶ濡れになりながら、荷物をぬらさないように荷役をする。
1日のスケジュール例
- 4:00出社
- 4:10血圧・アルコールチェック
- 4:20車両点検・出発
- 9:00荷受け先にて荷卸し
- 11:00荷主先にて荷積み
- 13:00荷受け先にて荷卸し
- 16:00荷主先にて荷積み
- 22:00荷受け先にて荷卸し
- 24:30帰社・退勤