
税理士に興味があるけど「自分に向いている?」「実際の仕事はきつい?」と気になっていませんか?
この記事では、転職支援のプロが税理士に向いている人や向いていない人の特徴を解説。経験者の「きつい」「楽しい」経験談や独自の適性診断も掲載しているため、あなたが税理士に向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、税理士の職に就いてみたい方は参考にしてください。
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目次
税理士に向いている人・向いていない人は?
税理士に向いている人の特徴
税理士に向いているのは、相手の話をしっかり聞き、信頼関係を築ける人です。税理士は経営者や個人の大切なお金に関わる相談を受けます。
そのため、単なる書類作成だけでなく、相手の不安や意向をくみ取って適切なアドバイスをする力が必要です。コミュニケーション能力や傾聴力に長けた人は、顧客に選ばれる税理士になれるでしょう。
税理士に向いていない人の特徴
税理士に向いていないのは、勉強やアップデートに消極的な人です。税法は非常に複雑で、かつ頻繁に変更されます。
一度覚えた知識でずっとやっていける仕事ではありません。変化に対応する柔軟性がなく、勉強を面倒に感じる人は、業務についていけず苦労する可能性があります。
税理士についてのよくある質問
資格は必須ですか?
はい、税理士資格は必須です。ただし「税理士補助」として、税理士事務所で記帳代行や会計業務などに従事することは可能です。
税理士の仕事はAIに奪われますか?
いいえ。AIによって一部の業務は効率化されますが、顧客との信頼関係構築やコンサルティング業務など、AIでは対応できない部分が多いため、税理士の仕事が完全になくなることはありません。
未経験でも転職できますか?
税理士としての独占業務(税務代理、税務書類の作成、税務相談)を行うには、税理士資格が必要です。しかし、税理士資格がなくても、税理士事務所で税理士補助として働くことは可能です。税理士補助としては、書類作成やデータ整理、クライアント対応のサポートを行いながら、実務経験を積むことができます。
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- こんな人におすすめ
- ・未経験で転職を考えている人
- ・今の職場に不満を持っている人
- ・自分が何をやりたいかわからない人
実際に税理士で働いている人が「向いている」と思う人
税理士に向いている人
税法の中には、仕組みがおかしいと思うこともあるが、そこに流されず正しく税制を伝え納得頂けるように話が出来るような人
kohさん【経験年数:10年以上、20年未満】
厳しい環境の中でも諦めないで粘り強く仕事ができる人が向いています
社畜税理士さん【経験年数:5年以上、10年未満】
数字に強く、コツコツと作業を積み重ねるのが得意な人です。
人の話を丁寧に聞き、的確にアドバイスできる誠実さも重要です。
リスクさん【経験年数:10年以上、20年未満】
税理士に向いていない人
相手の勢いに負けて、税制を曲げてしまう処理をしてしまうような人
kohさん【経験年数:10年以上、20年未満】
自分で問題解決ができない人は向いていないと思います。
自分で調べる努力をしないで人に聞くだけの方は大変だと考えます
社畜税理士さん【経験年数:5年以上、10年未満】
注意力や集中力に欠ける人や、ルールに対してルーズな人には向いていません。
リスクさん【経験年数:10年以上、20年未満】
【適性診断】あなたは税理士にどれくらい向いている?
20問の簡単な質問に答えるだけで、あなたが税理士に「100%中、何%」向いているか診断できます。結果はすぐに確認できるので、気軽に試してみてください。
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税理士の仕事内容
税務の専門家として支援
税理士は、法人税や所得税の申告書作成、税務署への手続き代行、税務相談などを通じて、納税者の税務を幅広く支援します。
複雑な税法に対応し、正確かつ合法的な申告を実現。節税対策や資金相談にも応じ、クライアントの信頼に応える専門職です。
経営パートナーとして多角的なサポート
税理士は、税務業務だけでなく、記帳代行や財務アドバイス、経営相談、事業承継や相続税に関するコンサルティングなど、幅広い業務を担当します。
クライアントの経営課題に寄り添い、経営状況を深く理解した上で、最適なアドバイスを提供。
信頼関係を築き、企業成長を支援するパートナーとしての役割を果たします。
税理士の職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
税理士の平均年収
税理士のきつい・楽しい体験談
- 体験談について
- 本記事の体験談は、ユーザー投稿とインターネット調査に基づき、編集部が精査のうえ掲載しています。
- 現職
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数10年以上、20年未満
- 年収1000万円
- 会社の規模10人未満
税理士がきつい・つらいと感じた時
ミスというミスではないと思うが、消費税の簡易課税か本則課税かで前事業年度中に話し合いを重ねて届け出を出したが、結果的に逆側が有利になった際に、助言を受けてやったのにと言われることなどがしんどい。
実際は、打ち合わせ時になかった動きを顧問先がした結果として、逆の結果になったのが要因になるのだが、そこまでの注意を受けていなかったなど文句を言われる。一応当時の議事録などをお見せすると渋々納得されるというか矛先を向けられなくなるが、なぜかこれで信頼関係が壊れるときは、なんなんだ?って気になってしまう。
こういう事前の打ち合わせと違う行動をされたがために、税制不利益が発生したときに、一方的に攻められるときはしんどい。
税理士で楽しい・やりがいを感じた時
相続相談などの際に、例えば税額を抑えるため。または相続人が丸く収まるようにと、知恵を絞りに絞り、税法を調べまくって案を出し、また違う要望を言われと、それを繰り返し繰り返しやった結果として、相続が丸く収まり感謝されたときや、相続税が見込まれた税額を安く収まったときに感謝されたときは、非常に遣り甲斐を感じるし、その経験が次に活きてくるなと楽しくなってくる。
調べに調べた税制が、相談された案件を上手く収めることが出来たときに、次に活きる知見を得られたという満足感がある。
1日のスケジュール例
- 8:50出社と朝ミーティング
- 9:00業務開始(アポがあれば訪問や来社打ち合わせ、なければ事務作業)
- 12:00昼食
- 13:00業務再開(アポがあれば訪問や来社打ち合わせ、なければ事務作業)
- 17:50日報をまとめて、必要があれば打ち合わせ
- 18:30退勤
- 現職
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数5年以上、10年未満
- 年収700万円
- 会社の規模100~999人
税理士がきつい・つらいと感じた時
法人・個人の申告業務は締め切りものなので、時間がタイトであることが大変でした。繁忙期は月の労働時間が400時間に及ぶこともあり、休日労働はもちろんですが終電帰れる日はあまりなく、タクシー帰りか始発で帰って次の日の出勤時間に間に合わせることもしばしばありました。
ハードワークの労働環境もそうですが、職場の空気感もあまりよくなかったです。遅くまで働いているので、お互いに遠慮がなくなっていき、直接的な物言いになる方も多く、夜中に辛辣な言葉をかけてもらうことも多かったです。
新人指導や後輩指導などは先輩職員が忙しいので特になく、研修動画や参考文献を与えて、現場にあたらせることも頻繁にあり、わからないことからくるミスが発生し、その対処に追われました。基本的に、他人に興味がない人種が多いのが税理士の特徴ですね。
税理士で楽しい・やりがいを感じた時
多種多様なクライアントとかかわる機会がもてることが、税理士業の魅力の一つだと思います。税務のプロジェクトが成功したときに、クライアントから「ありがとう」と感謝をしていただくと辛い時間途中にあったとしても達成感で報われた気持ちになります。
また、難しい論点にあたったときほど解決ができたときの喜びは大きいです。お金や経営というセンシティブなテーマを扱うからこそ、顧客との関係は深くなりやすく、「パートナー」としての存在感を持てます。
1日のスケジュール例
- 08:00出社
- 08:30始業
- 10:00社内MTG
- 11:00事務作業
- 12:00昼食
- 12:15事務作業・訪問準備
- 13:00外回り(クライアント訪問)
- 17:00帰社
- 17:30後輩指導
- 19:30事務作業、MTG
- 21:00翌日の訪問準備
- 23:00事務作業
- 翌03:00退勤
- 現職
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数10年以上、20年未満
- 年収890万円
- 会社の規模10~99人
税理士がきつい・つらいと感じた時
繁忙期のプレッシャーと常に変わる税制への対応です。特に確定申告や決算期は、深夜や休日返上になることも珍しくなく、体力的にも精神的にもハードになります。また、顧問先ごとに状況が異なるため、ただ数字を処理するのではなく、会社の業績や資金繰りなど、経営全体を見ながら最善の方法を模索しなければなりません。
「うちの会社を助けてほしい」と頼られる反面、数字に間違いがあってはいけないプレッシャーは大きく、責任も重いです。また、税制は毎年見直されるため、法律や制度を常に勉強し続ける必要があり、スキルの維持にもエネルギーが必要です。
税理士で楽しい・やりがいを感じた時
顧問先の経営をサポートし、成長に貢献できることです。たとえば、節税対策を提案して大きな負担を軽減できたときや、税務調査で問題が出ずに終えられたときは、お客様からの感謝の言葉が心に染みます。
また、企業だけでなく、個人の相続や贈与の相談に乗ることもあり、「安心して老後を迎えられる」と言っていただける瞬間はとても嬉しいです。数字だけを扱っているように見えて、実は“人の人生に深く関わる”仕事です。独立も目指せるため、将来的に自分のスタイルで働ける自由さも魅力。法律・会計・経営の知識を総動員してクライアントの役に立てたとき、大きな達成感を味わえます。
1日のスケジュール例
- 08:30出勤・メール確認・顧問先からの問い合わせ対応
- 09:00書類作成・申告書のチェック
- 11:00顧問先企業と面談(節税・決算対策など)
- 12:00昼休憩
- 13:00記帳指導・仕訳確認など事務処理
- 15:00税務調査の対応・資料整理
- 17:00明日の準備・スタッフミーティング
- 18:30退勤(繁忙期は残業あり)
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- こんな人におすすめ
- ・未経験で転職を考えている人
- ・今の職場に不満を持っている人
- ・自分が何をやりたいかわからない人
他の専門職・コンサルタントの向いている・向いていない人の特徴
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