
「コピーライターの仕事って、実際きついの?つらい?」「楽しいこと、やりがいはあるの?」と気になっていませんか?
本記事では、コピーライターの現場を経験した人たちの「きつい・つらい・しんどい」と感じたリアルな体験談を中心に、「楽しい・やりがい」を感じた瞬間などもあわせて紹介します。
さらに、実際に働いている人の1日のスケジュールも掲載。「自分にこの仕事が向いているのか?」「長く続けられるか?」を考えるヒントにしてみてください。
目次
- 体験談について
- 本記事の体験談は、ユーザー投稿とインターネット調査に基づき、編集部が精査のうえ掲載しています。
コピーライターのきつい・楽しい体験談
コピーライターのきつさは、ゼロから言葉を生み出す産みの苦しみと、クライアントの曖昧な要望との板挟みになる点にあるようです。実際に働いている人からは、アイデアが全く浮かばず納期に追われるプレッシャーや、感覚的な修正依頼の意図を汲み取る難しさに苦心するとの声も。
一方で、自身の言葉が人の心を動かしたと実感できた瞬間に最も大きな喜びを感じるようです。苦心して生み出したコピーが「これだ!」と評価され、目に見える成果に繋がった時に、何事にも代えがたい達成感を得られるという意見が多く見られます。
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数1年以上、3年未満
- 年収307.2万円
- 会社の規模10~99人
コピーライターがきつい・つらいと感じた時
クライアントに気に入ってもらえるキャッチコピーがなかなか作れなかったこと、そして部下に任せた記事が提出前日になっても完成していなかったことは、非常に辛い経験でした。
キャッチコピーについては、自分で10案ほど考えて提案しましたが、すべて却下されました。最終的には、社員全員でアイデアを出し合い、ようやくクライアントに納得してもらえるコピーにたどり着きました。
また、ライティングに関しては、クライアントへの提出予定日の前日に、任せていた部下から「記事がまだ完成していない」と報告を受けました。内容はほぼ白紙の状態で、そこから徹夜で仕上げることになりました。
コピーライターで楽しい・やりがいを感じた時
自分の書いた記事がクライアントのHPやパンフレットに掲載されることが嬉しかったです。私が書いた記事の多くは、クライアント先の社員の方へのインタビュー記事。どんな記事にすると良いか・そのためにはどんなことを聞き出すべきかを考えながらインタビューし、それを形にしていく過程がとても面白いと感じていました。
どんな内容でも、書き方や流れによって見え方が大きく変わる作業。誰かに教えてもらったところでなかなか実行できない、その人ならではのライティングという仕事に大きなやりがいを感じています。
1日のスケジュール例
- 10:00出社
- 10:00オフィスでデスク作業 ライティングやHPなどのワイヤー作成
- 12:00ランチ
- 13:00MTG
- 14:00オフィスでデスク作業 ライティングやHPなどのワイヤー作成
- 22:30退勤
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数1年以上、3年未満
- 年収250万円
- 会社の規模10人未満
コピーライターがきつい・つらいと感じた時
私の担当していた媒体はおもに学生向けの学校情報誌だったので、学年が切り替わる直前の2月末に数百という数の文書を納品します。繁忙期は10月?3月頭頃までで、朝7時出勤の23時帰宅の日がザラでした。ときには日を跨ぐことも…。数十社のクライアントとやりとりをしながら、納品作業では絶対にミスのないように何度も確認。
また、クライアントから返事がない場合はメールや電話での催促をしなければいけないので、失礼のないように早急に対応をお願いすることも大変でした。
コピーライターで楽しい・やりがいを感じた時
コピーライターはクライアントの想いを言葉に乗せてキャッチコピーや文書を作るお仕事。クライアントのお話をお伺いし、いくつもコピーを考えます。ほとんどがボツになりその中の一つが選ばれたら万々歳。
コピーを考えている時の「これ、キタ!」という感覚やお客様の「このコピーいいよね!」という反応は何度いただいてもうれしいです。そして、そのコピーが広告になり「この商品買ってみよう!」「こういう人になりたい!」と、心を動かせることがコピーライターの醍醐味でないでしょうか。
1日のスケジュール例
- 08:30出社、掃除
- 09:00始業
- 09:30前日の作業の残りから開始
- 10:30取材がある日は取材準備 なければ通常作業
- 12:00昼食
- 13:00取材がある日はクライアント訪問 ない日は通常作業
- 15:00校正提出
- 16:00校正から戻ったものを編集して納品
- 17:00退勤
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数3年以上、5年未満
- 年収480万円
- 会社の規模100~999人
コピーライターがきつい・つらいと感じた時
アイデアが全然出ないまま〆切が迫ってくるときのプレッシャーです。深夜まで残って考えても何も浮かばず、チーム全体が重たい空気になることもありました。また、クライアントや上司によっては、表現に対して感覚的なフィードバックしか返ってこず、「もっとパッとする感じで」などと言われても、その“パッと”の正体を探るのに時間と気力を使いました。
何案出しても「違う」と返されることもあり、精神的な消耗は大きかったです。何より、「自分の言葉が誰にも刺さらないのではないか」と感じるときは、本当に辛かったです。
コピーライターで楽しい・やりがいを感じた時
クライアントや営業から「このコピーで受注が決まりました」「この見出し、社内でも話題になってました」といった反応をもらえたときは、報われた気持ちになりました。自分の言葉が人を動かすきっかけになったと実感できたときは、やっぱりこの仕事ってすごいな、と思いました。
企画段階からアイデアを練って、デザイナーやディレクターと一緒に形にしていく過程も好きでしたし、ふとした瞬間に「これだ!」というコピーが浮かぶあの感覚は、他では味わえない快感です。
1日のスケジュール例
- 09:30出社
- 10:00チーム朝会・案件進行確認
- 10:30コピー案出し
- 12:00昼食
- 13:00デザイナー・営業との打ち合わせ
- 14:30修正対応・追加提案資料作成
- 17:00クライアント提出用のコピー仕上げ
- 19:00退勤
- 現職
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数1年以上、3年未満
- 年収450万円
- 会社の規模1,000人以上
コピーライターがきつい・つらいと感じた時
良くも悪くも数値を常に追いかけられるのと、求められる基準の正しい日本語能力のレベルが高いところ。業界のトレンドや会社ごとのこだわりや法的なことや媒体の規約として使ってはいけない文字や文章の把握をすべてやらないと突っ込まれるのはキツイ。
会社によっては何度もリテイクしたり、一度合意が得られた後入稿寸前に差し替えを依頼してくるクライアントもあり、対応するのが大変。中には電話しても繋がらなかったからと社内のあちこちに掛けてくる迷惑な客も居た。
コピーライターで楽しい・やりがいを感じた時
良いコピーを書けるとあちこちで真似されて業界のスタンダードみたいになった時は嬉しい。
クライアントに気に入られるとご指名みたいになって直接関係ない業務でも〇〇さん貸してくれない?みたいな話になって工数が付いたり、もちろん会社的にもお得意様が付くことは実績として評価されるので、それは嬉しかった。
会社や媒体ごとの特性を理解するまでが大変だが、ある程度理解できたらスイスイ進められる。
ただあまりにも担当が多いと時間は足りなくなるのは嬉しい悲鳴かも。
1日のスケジュール例
- 8:30出社
- 9:00始業
- 9:30朝礼
- 10:30広告など数値確認
- 12:00昼食
- 13:00ライティング、調査
- 16:30クライアント対応
- 17:00入稿など
- 18:00退勤
コピーライターに向いている人・向いていない人は?
コピーライターに向いている人の特徴
コピーライターに向いているのは、「日常の中にアイデアの種を見つけられる人」です。街中の広告やSNSの投稿など、どんな情報からも発想を広げられる柔軟な思考力が求められます。
好奇心が強く、言葉のニュアンスに敏感な人は、ターゲットに刺さる表現が得意になりやすく、こういった人が活躍できるでしょう。
コピーライターに向いていない人の特徴
コピーライターに向いていないのは、「指示がないと動けない人」です。案件によって求められる表現やトンマナ(トーン&マナー)が異なるため、自ら調べ、考え、提案する姿勢が欠かせません。
完成形の正解がない仕事だからこそ、自主性や探究心が求められます。受け身の姿勢が強い人は、こういう仕事には向いていないと言えるでしょう。
コピーライターについてのよくある質問
コピーライターとライターの違いは何ですか?
コピーライターは「商品・サービスを売るための言葉」を作る仕事です。広告や販促ツールなど、ターゲットの感情を動かす短くインパクトのある表現が求められます。一方で、ライターは記事やインタビューなどの「情報を伝える文章」を書く仕事が中心です。どちらも文章を扱いますが、目的や文体、役割が異なります。コピーライターはマーケティング寄り、ライターは編集・取材寄りの色が強いと言えるでしょう。
ポートフォリオがないと転職は難しいですか?
はい、コピーライターへの転職を目指す場合、ポートフォリオがないと選考で不利になるケースが多いです。実務経験がなくても、架空の商品を題材にしたコピーや、自分で考えたキャッチコピーの例などをまとめるだけでも十分にアピール材料になります。
未経験でも転職できますか?
はい、未経験からでもコピーライターを目指すことは可能です。ただし、実務経験がない場合は、応募時に自分の表現力を示すためのサンプルやポートフォリオが求められることが多くなります。
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- こんな人におすすめ
- ・未経験で転職を考えている人
- ・今の職場に不満を持っている人
- ・自分が何をやりたいかわからない人
実際にコピーライターで働いている人が「向いている」と思う人
コピーライターに向いている人
集中力・忍耐力がある人。分からないことは自分で調べる人。
すももさん【経験年数:1年以上、3年未満】
コピーライターは裏方のお仕事と思われがちですが、クライアント訪問し話をお伺いするので、誰かと話すことが好きな人に向いていると思います。
はなさくさん【経験年数:1年以上、3年未満】
言葉に対して強い興味がある人、細かいニュアンスの違いを面白がれる人は向いていると思います。
ひらいしさん【経験年数:3年以上、5年未満】
コピーライターに向いていない人
すぐに「スランプに入った」という人。(過去に2人いました)
すももさん【経験年数:1年以上、3年未満】
作成した文書やコピーをクライアントにご確認いただき、変更があれば直したものを再度提出するためレスポンスの遅い人は向いていないと思います。
はなさくさん【経験年数:1年以上、3年未満】
「正解がないと不安」「アイデアを否定されるのが苦手」という人には、精神的にしんどい職業だと思います。また、コツコツ一人で決められた作業をこなしたいというタイプの人には、チームでの調整や発信が多いこの仕事はあまり合わないかもしれません。
ひらいしさん【経験年数:3年以上、5年未満】
【適性診断】あなたはコピーライターにどれくらい向いている?
20問の簡単な質問に答えるだけで、あなたがコピーライターに「100%中、何%」向いているか診断できます。結果はすぐに確認できるので、気軽に試してみてください。
あなたの適職診断結果
個人情報の入力は不要です。診断結果はその場で確認できます。
コピーライターの仕事内容
商品の魅力を言葉で伝える
コピーライターの主な役割は、商品やサービスの魅力を言葉で伝えることです。広告やLP(ランディングページ)、チラシ、バナーなどに使用するキャッチコピーや説明文を作成し、消費者の関心を引きます。
情報をわかりやすく、かつ魅力的に表現するには、ターゲットの心理やトレンドを的確に捉える力が求められます。
短い言葉で印象を残すスキルが、商品の売れ行きを左右する重要な鍵になります。
企画から納品まで一貫して関わる
コピーライターは、単に文章を考えるだけではなく、企画段階から制作全体に関わることもあります。
クライアントとの打ち合わせでニーズをヒアリングし、コンセプト設計や構成案の作成、他のクリエイター(デザイナー・ディレクター)との連携を図りながらプロジェクトを進行します。
完成した原稿は校正・修正を経て納品され、反響や効果の分析まで担当する場合もあります。クリエイティブ全体を俯瞰し、責任を持って言葉を届ける仕事です。
コピーライターの職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
コピーライターの平均年収
他のクリエイティブ職のきつい体験談
- クリエイティブ職
- webディレクター
- 編集者
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- グラフィックデザイナー
- UIデザイナー
- インテリアデザイナー
- アパレルデザイナー
- 動画編集
- サウンドクリエイター
- 校正
- ゲームプランナー
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- ゲームテスター
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