
介護職に興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロが介護職に向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたが介護職に向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、介護職の職に就いてみたい方は参考にしてください。
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目次
介護職に向いている人・向いていない人は?
介護職に向いている人の特徴
介護職に向いているのは、人に感謝されることでやりがいを感じられる人です。介護の仕事は、目に見える成果が出にくいこともありますが、「ありがとう」の一言が日々の励みになります。
誰かの役に立てることに喜びを感じ、相手の笑顔にモチベーションを見出せる人には、介護の仕事は向いています。
介護職に向いていない人の特徴
介護職に向いていないのは、チームでの協力よりも単独で仕事をしたい人です。介護の現場では、職員同士の情報共有や連携が欠かせないからです。
業務を引き継ぎ、フォローし合う働き方を煩わしいと思う人は、向いていないでしょう。
介護職についてのよくある質問
無資格でも介護職に就けますか?
はい、無資格でも介護職には就けます。特に、介護補助や生活サポート業務では、資格がなくても始められるケースが多くあります。ただし、入浴や排せつなどの身体介助には「初任者研修」などの資格が必要な場合がほとんどです。
介護職は体力的にきついですか?
はい、介護職は体力を使うことが多いです。特に、利用者の移動や入浴、排せつの介助では体に負担がかかりやすいです。また、夜勤や早朝勤務がある職場では、生活リズムの調整も必要です。
未経験でも転職できますか?
介護業界は常に人手を求めているため、未経験者を歓迎する職場が多いです。就職後に「初任者研修」などの資格取得をサポートする制度を設けている事業所もあります。
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実際に介護職で働いている人が「向いている」と思う人
利用者や職員の思いに寄り添える人だと思います。利用者主体にも職員主体にもなり過ぎては駄目なので
アッキーさん【経験年数:10年以上、20年未満】
・思いやりのある人
・協調性のある人
・臨機応変に対応できる人
・おじいちゃんおばあちゃんが好きな人
・小さな異変に気がつける人
スナさん【経験年数:5年以上、10年未満】
高齢者が好きな人。責任感が強く、優しい人。色々な利用者がいるのですぐカッとならないアンガーコントロールができる人。
しゃもじさん【経験年数:3年以上、5年未満】
実際に介護職で働いている人が「向いていない」と思う人
利用者の認知症や病気に理解がない人です。暴言や暴力はあるものなので、そこを飲み込めないと続けるのは辛いと思います。
アッキーさん【経験年数:10年以上、20年未満】
人との関わりを極力避けて生活をしたいと考えている人
T氏さん【経験年数:3年以上、5年未満】
コミュニケーションが取れない人。上手でなくともコミュニケーションをとろうとする意欲のない人には難しい職だと思う。
こまさん【経験年数:1年未満】
介護職の仕事内容
日常生活を支える身体介助
介護職の主な役割は、高齢者や障がいのある方の日常生活を支援することです。食事・入浴・排せつなどの身体介助に加え、掃除・洗濯・買い物といった生活援助も行います。
利用者が自立した生活を送れるようサポートしつつ、体調や生活リズムの変化にも注意を払います。
信頼関係の構築とチーム内連携
介護職では、生活の支援に加えて、心のケアも大切です。毎日の声かけや会話を通じて、信頼関係を築き、安心できる関わりを心がけます。
また、ケアの内容や気づいたことを記録し、医療職や家族と情報共有を行います。
介護職の職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
介護職の楽しい・やりがいを感じる体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数3年以上、5年未満
- 当時の年収325万円
- 会社の規模10~99人
介護職で楽しい・やりがいを感じた時
施設利用者が80歳90歳以上の高齢者ばかりなので、毎年毎年のイベントが迎えられるのが嬉しかった。入所施設になると生活の場所になるので、おこがましいかも知れないが長く勤務していると身内のような気持ちになってくる利用者さんもいた。
一年一年、施設で最後を迎える方も多いので、毎回これが最後になるかもしれない貴重な時間と思い、レクリエーションなどを企画し参加する利用者さんと写真をとって過ごす時間がとても楽しかった。
1日のスケジュール例
- 08:30出社 情報収集
- 09:00申し送り おむつ交換、清拭、水分介助
- 10:00午前の入浴介助
- 11:30車椅子移乗、食堂に移動
- 12:00配膳 食前の体操 食事介助
- 13:00下膳、居室に移動しベッド臥床介助、トイレ誘導、昼のおむつ交換
- 13:00〜14:00交代で休憩
- 14:00午後入浴介助
- 15:00おやつ介助
- 16:00トイレ誘導、夕方のおむつ交換
- 16:30夜勤者に申し送り、車椅子移乗、食堂に移動
- 17:00配膳、夕食介助、下膳
- 17:30歯磨き介助
- 18:00退勤
介護職のきつい・つらい体験談
- 現職
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数10年以上、20年未満
- 現在の年収400万円
- 会社の規模10~99人
介護職がきつい・つらいと感じた時
転倒リスクのある利用者様の見守りや、見守りをしつつ日々の業務をこなしていくのが精神的にも肉体的にも辛かったです。
また、職員によって介護の思いも違うので意見の食い違いや対応の違いが出るので、合わせて業務を行うのがキツかったです。
具体的には暴力や暴言行為がある利用者の精神薬をいれるか入れないかの有無、転倒リスクのある方をどう見守るかの話し合いが難しく、精神的に疲弊していく職員を見るのも辛かったです。後は単純に業務の多さ、賃金の少なさがキツかったです。
1日のスケジュール例
- 8:30出社
- 8:40申し送り
- 9:00食事の配膳、食事介助
- 11:00排泄介助
- 12:00昼食介助、配膳
- 13:30休憩
- 14:30おやつの準備、配膳
- 15:30排泄介助
- 17:00夕食介助、配膳
- 18:00就寝介助