児童指導員に向いている人の特徴は?「きつい」「楽しい」経験談や仕事内容も掲載

児童指導員に向いている人・向いていない人の特徴

児童指導員に興味があるけど「自分に向いている?」「実際の仕事はきつい?」と気になっていませんか?

この記事では、転職支援のプロが児童指導員に向いている人や向いていない人の特徴を解説。経験者の「きつい」「楽しい」経験談や独自の適性診断も掲載しているため、あなたが児童指導員に向いているかどうかがわかります。

他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、児童指導員の職に就いてみたい方は参考にしてください。

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児童指導員に向いている人・向いていない人は?

児童指導員に向いている人の特徴

児童指導員に向いているのは、観察力があり、根気強い性格の人です。子どもの成長はすぐに形として表れないため、根気強い対応が求められます。

問題行動に至るまでの本質的な原因を理解し、粘り強く寄り添う姿勢が重要です。あらゆる事象に適切かつ根気強く対応できる人は、指導員に向いています。

児童指導員に向いていない人の特徴

児童指導員に向いていないのは、子どもに対して一方的に同情してしまう人です。必要以上に過保護になったり、子どもの自主性を信じて待つといった対応が難しくなります。

同情による指導だと、子どもたちの「自分で考え行動し困難を乗り越える力」を育む機会を奪ってしまいます。自立を促すには、一人の対等な個人として尊重し、時には厳しい視点を持つといった繊細な対応が欠かせません。

児童指導員についてのよくある質問

どんな場所で働くことが多いですか?

児童養護施設や障害児入所施設、放課後等デイサービス、児童発達支援センターなどが主な職場です。それぞれの施設で対象となる子どもの年齢や特性、支援内容が異なります。

どのようなキャリアパスがありますか?

現場での経験を積んだ後、施設長やサービス管理責任者といった管理職を目指す道が一般的です。また、社会福祉士や精神保健福祉士などの専門資格を取得し、相談支援業務へのキャリアチェンジも可能です。

未経験でも転職できますか?

未経験での転職はできません。「児童指導員任用資格」が必要です。大学の特定学部(社会福祉学、心理学、教育学など)を卒業していれば有資格者となります。もしくは、高卒以上で児童福祉事業の実務経験を2年以上経験すれば、大学で勉強していなくても任用資格を得られます。

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実際に児童指導員で働いている人が「向いている」と思う人

児童指導員に向いている人

子供が好きな人、コミュニケーションが得意な人、辛抱強い人、明るく楽しいことが好きな人

ゆうさん【経験年数:1年以上、3年未満】

子どもが好きな人。受容力のある人。体力のある人。

キムさん【経験年数:3年以上、5年未満】

子供が好きな人や、コミュニケーションをとることが好きな人が向いていると思います。

タケルさん【経験年数:3年以上、5年未満】

子どもが好きな人、影で支えることにやりがいを感じられる人

もみさん【経験年数:1年以上、3年未満】

児童指導員に向いていない人

共感性が低い人、人と関わるのが苦手な人、環境の変化が苦手な人

ゆうさん【経験年数:1年以上、3年未満】

迷いがある人。流される人。人間が好きじゃない人。

キムさん【経験年数:3年以上、5年未満】

子供が嫌いな人や、自分の思い通りにいかないとすぐにイライラしてしまう人は向いていないと思います。

タケルさん【経験年数:3年以上、5年未満】

前に立ってリーダーシップをとりたい人、すぐに成果を求めたい人

もみさん【経験年数:1年以上、3年未満】

【適性診断】あなたは児童指導員にどれくらい向いている?

20問の簡単な質問に答えるだけで、あなたが児童指導員に「100%中、何%」向いているか診断できます。結果はすぐに確認できるので、気軽に試してみてください。

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      児童指導員の仕事内容

      児童指導員の仕事内容

      子どもたちの生活支援と心のケア

      児童指導員は、さまざまな事情を抱える子どもたちの成長と自立を支える専門職です。児童養護施設や放課後等デイサービスなどで、食事・入浴・学習など日常生活全般の支援を行います。

      また、一人ひとりの子どもと丁寧に関わり、悩みに耳を傾け、気持ちを受け止めることで心の安定を図ります。交流を通して、子どもの自己肯定感を育むのも大切な役割のひとつです。

      自立に向けた療育・指導と関係機関との連携

      児童指導員は、子どもたちが社会で自立して生きていく力を身につけるための専門的な支援を実施しています。個別の支援計画に基づき、集団生活のルールやコミュニケーションスキルを学ぶための療育や学習指導を繰り返し教える職業です。

      さらに、保護者や学校、児童相談所などの関係機関と情報を密に共有し、連携を図りながら、子どもにとって最善の支援体制を整えていきます。

      児童指導員の職業紹介動画【厚生労働省】

      出典:厚生労働省(job tag)
      ※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります


      児童指導員のきつい・楽しい体験談

      体験談について
      本記事の体験談は、ユーザー投稿とインターネット調査に基づき、編集部が精査のうえ掲載しています。
      • 退職済み
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      アイコン
      ゆうさん
      女性 30代前半
      • 経験年数
        1年以上、3年未満
      • 年収
        300万円
      • 会社の規模
        100~999人

      児童指導員がきつい・つらいと感じた時

      記録として報告書を毎日書かなければならず、利用者さんが増えてくればくるほど報告書の数が増え、残業時間も増えてしまっていた。

      個別療育であったが1人あたり1時間の療育時間を取らねばならず、また利用者さんも幼児さんや障害を持っているお子さんであるため残って遊びたい子も多く、発達について相談したい保護者さんも残ってお話や雑談をされるため、時間で切ることが難しかった。

      子供達は可愛いが、遊ぶ時間を十分取りながらも、この後報告書を書かなければ…といつも悩んでいた。

      児童指導員で楽しい・やりがいを感じた時

      とにかく子供達が可愛い。発達に関係することなので、どうしたら利用者さんが笑顔で利用できるかを考えるのが楽しかった。

      一人一人プログラムを決めたり、オーダーメードの教材を作って、それが喜んでもらえた時は達成感を感じる。

      また、保護者さんの話を聞き、一緒に子供達がよりよく過ごせる方法を考えてそれを学校や家庭で実践していただいたり、連携がうまくいっている時はこの子のためになっていると感じて嬉しかった。個別療育という他のデイサービスにないサービスもやりがいがあった(その分送迎はない事業所であった)。

      1日のスケジュール例

      1. 9:30
        出社、事業所内掃除
      2. 10:00
        始業・朝礼
      3. 10:30
        個別療育
      4. 12:00
        昼食
      5. 13:00
        個別療育
      6. 18:00
        報告書作成
      7. 18:30
        退勤
      • 退職済み
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      アイコン
      キムさん
      女性 40代後半
      • 経験年数
        3年以上、5年未満
      • 年収
        340万円
      • 会社の規模
        10~99人

      児童指導員がきつい・つらいと感じた時

      土日祝日が休みでなく、年間110日ほどしか休みがありませんでした。シフト制になるので、連休もほぼ取れず、前月にしかわからないため、友だちとの約束ができませんでした。

      また特に子どもの休みの土日祝日、春休み、夏休み、冬休みが、子どもを預かる時間が長くキツかったです。

      休みの日も昼食は子どもたちと一緒に取るので、食べた気がしませんでした。重度の発達障害の子を預かった時は、外出や送迎は体力的にもキツかったです。

      児童指導員で楽しい・やりがいを感じた時

      なかなか家族とはお出かけができない発達障害の子どもたちと外出すると、とても嬉しそうにはしゃいでいる姿を見て、嬉しかったです。

      偏食している子どもとお料理などを一緒にして食べると、その子が嫌いな野菜も食べたりした時はとても嬉しい気持ちになりました。

      学校でいつも劣等感を感じている子が、施設で「こんなことできたよ」と嬉しそうに喜んでいるのを見て、褒めると同時にとてもやりがいがある仕事だなと思いました。

      1日のスケジュール例

      1. 9:00
        出社、送迎
      2. 10:00
        幼児療育
      3. 13:00
        送迎
      4. 14:00
        小学生・中学生療育
      5. 17:00
        送迎
      6. 18:00
        退勤
      • 現職
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      アイコン
      タケルさん
      男性 20代後半
      • 経験年数
        3年以上、5年未満
      • 年収
        340万円
      • 会社の規模
        10~99人

      児童指導員がきつい・つらいと感じた時

      仕事で一番辛かったことは、子どもへの対応です。障害といってもその程度は一人ひとり異なり、得意なことや苦手なことも違います。

      新しい子どもに会うたびに、自分の今までやってきたやり方が通じないことはよくあることでした。対応の仕方ひとつで、子どもが不安定になったり暴力が始まったりと、神経を使う場面が多かったです。

      上司や同僚から子どもへの対応について指摘されて自信をなくし、仕事を辞めたいと思うことが何度かありました。

      児童指導員で楽しい・やりがいを感じた時

      やりがいを感じるのは、子どもの成長を見たときです。苦手なことやできなかったことができるようになると、自分の努力が無駄ではなかったんだと思えて、この仕事をしていて良かったと感じます。

      子どもから手作りのプレゼントをもらったときも嬉しいです。手紙は捨てずに、ずっと保管しています。

      また、保護者の方から感謝の言葉をいただくことも、やりがいの一つです。誰かの役に立っていることを実感できて、また仕事を頑張ろうと思えます。

      1日のスケジュール例

      1. 10:30
        出社
      2. 11:00
        当日の教材準備
      3. 12:00
        お昼
      4. 13:00
        職員と打ち合わせ、情報共有、事務作業
      5. 14:00
        児童のお迎え、見守り、支援
      6. 18:00
        児童の送り
      7. 18:30
        掃除、振り返り、明日の準備
      8. 19:30
        退勤
      • 現職
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      アイコン
      もみさん
      女性 30代前半
      • 経験年数
        1年以上、3年未満
      • 年収
        300万円
      • 会社の規模
        1,000人以上

      児童指導員がきつい・つらいと感じた時

      こちら側が意図したように支援を展開できないことが一番の辛さです。重い行動障害をもつ子どもたちは、スタッフに対して攻撃的な態度をとることもしばしばあります(噛まれる、叩かれる、蹴られる、暴言を吐かれるなど)。

      「障害だから仕方ない」「悪意があるわけではない」と理解はしているつもりでも、体には傷ができ、精神的ダメージも少なくありません。

      どんな支援をすればこの子が成長できるかを毎回計画して臨んでいますが、実際は行動障害への対応に追われ、計画通りに進められないことも多く、もどかしさを感じます。

      児童指導員で楽しい・やりがいを感じた時

      計画した支援が思い通りに展開でき、私たちの思いが子どもたちに届いたと実感できたとき、大きなやりがいを感じます。

      以前、ずっと暴言ばかりを吐いていた子が、ある日「前はぼくもすごい嫌なこと言ってたね」「これはそのときのお返しだから」と肩をマッサージしてくれたことがありました。

      愛情を持って関わり続けたことで、やっと気持ちが届いたと感じ、とても嬉しく、報われた思いでした。

      1日のスケジュール例

      1. 10:00
        出社、清掃、打ち合わせ
      2. 11:00
        会議
      3. 12:00
        昼休憩
      4. 13:00
        支援の準備
      5. 15:00
        支援、記録入力
      6. 19:00
        退勤

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