
看護助手に興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロが看護助手に向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたが看護助手に向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、看護助手の職に就いてみたい方は参考にしてください。
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目次
看護助手に向いている人・向いていない人は?
看護助手に向いている人の特徴
看護助手に向いているのは、誰かを支えることにやりがいを感じられる人です。看護助手の仕事は、患者さんの身の回りのサポートや看護師の補助業務が中心です。
細かな気配りや思いやり、相手の立場に立って行動する力が求められます。また、排せつ介助や入浴補助など体力を使う場面も多いため、体力に自信があり、人のために動ける人が活躍できるでしょう。
看護助手に向いていない人の特徴
看護助手に向いていないのは「言われたことだけをこなせばいい」と考えてしまう人です。
看護助手には、患者さんの変化に気づき、看護師へ報告・連携する役割があります。自主的に観察し、動けない人は、うまく働けない可能性が高いです。
看護助手についてのよくある質問
看護助手になるには資格が必要ですか?
看護助手になるために資格は必須ではありません。ただし「介護職員初任者研修」「看護助手認定実務者試験」「メディカルケアワーカー」などの資格を取得すれば、仕事の幅が広がり、手当が支給される場合があります。
シフトや勤務時間はどんな感じですか?
看護助手の勤務はシフト制や交代制が基本です。とくに病棟勤務では早番・遅番・夜勤などがあり、土日や夜間の勤務も求められることがあります。一方、外来やクリニックでは日勤のみの求人もあります。
未経験でも転職できますか?
看護助手は未経験からでも転職しやすい職種です。資格や医療系の学歴は必須ではなく、異業種からの転職者も多く活躍しています。ただし、求人によっては経験や資格が求められる場合もあるため、事前の確認が重要です。
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実際に看護助手で働いている人が「向いている」と思う人
人の役に立ちたいと本心から思える人、相手の話を聞き、悲しみや喜ぶ姿を見て自分に何ができるか考えられる人が向いていると思う。
しゃもじさん【経験年数:3年以上、5年未満】
視野が広い人や細かい事に気付いたり細かい作業が得意な人が向いてると思います。人のフォローが上手い方も向いてます。
カナさん【経験年数:5年以上、10年未満】
人に尽くすことが好きな人。
コミュニケーションを取るのが好きな人。
マルチタスクをこなせる人。など
ななしさん【経験年数:1年以上、3年未満】
体力と精神力があり、人に寄り添える優しさを持つ人。患者さんの変化に気づく観察眼と、チームで働く協調性も重要。誰かの役に立ちたいという気持ちが強い人に向いています。
yo-heiさん【経験年数:3年以上、5年未満】
身体的にきつい仕事でも楽しいと思えるメンタルのある人
宮杉あかりさん【経験年数:1年以上、3年未満】
実際に看護助手で働いている人が「向いていない」と思う人
自分にはできないとすぐに判断してしまう人は向いていないです。
ひろさん【経験年数:1年未満】
お下の介護が無理な方
すぐイライラしてしまう方(せっかち)
はるさん【経験年数:1年未満】
ネガティブ、メンタルが弱い、汚いとか辛いことが苦手
みーちゃんママさん【経験年数:1年以上、3年未満】
看護助手は、人と関わることが苦手な人や、感情をすぐに表に出してしまう人には向かないかもしれません。患者様の中には、思うように感謝を伝えられない方や、厳しい態度を取る方もいます。そうした中でも冷静に対応し、気持ちに寄り添える忍耐力や柔軟性が求められるため、感情的になりやすい人には難しさを感じる場面が多いと思います。
soraさん【経験年数:1年未満】
体力に自信がなく、精神的に打たれ弱い人。また、他者への配慮や共感性が乏しく、チームで働くのが苦手な人。清潔感がなく、細かい作業が苦手な人も厳しいかもしれません。
yo-heiさん【経験年数:3年以上、5年未満】
看護助手の仕事内容
患者さんの身の回りのサポート
看護助手の主な業務は、入院中の患者さんが安心して過ごせるよう身の回りのケアを行うことです。
食事の配膳・下膳、移動の補助、入浴・排泄介助、ベッドメイキングなど、生活に直結するサポートを担います。細やかな気配りと体力が必要な仕事です。
医療現場の環境整備とチーム支援
看護助手は、病院やクリニックなどの医療現場で、清掃や消毒、備品の補充・管理、検査室への付き添いなど、現場の運営を支える役割も担います。
医療スタッフが治療や看護に専念できるよう、裏方としての動きが求められ、チーム全体の円滑な業務遂行に貢献します。
看護助手の職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
看護助手の楽しい・やりがいを感じる体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数3年以上、5年未満
- 当時の年収600万円
- 会社の規模100~999人
看護助手で楽しい・やりがいを感じた時
患者さんが笑顔を見せてくれた時や、「ありがとうね」と感謝の言葉を直接かけていただけた時は、本当に心が温かくなり、この仕事をしていて良かったと実感する瞬間でした。
日常のちょっとした会話の中で、患者さんが心を開いて冗談を言ってくださったり、不安な気持ちに少しでも寄り添えたと感じられた時も、かけがえのない喜びでした。
また、入院当初は心細そうにされていた方が、日々のケアやリハビリを通じて少しずつ元気を取り戻し、食事が進むようになったり、笑顔が増えたりする過程を間近で見守れることは大きなやりがいでした。そして、無事に退院される日、晴れやかな表情で「お世話になりました」と手を振ってくださる姿を見送る時は、言葉にできないほどの感動と達成感で胸がいっぱいになりました。
1日のスケジュール例
- 8:30出勤、ユニフォームに着替え、情報収集
- 9:00朝礼参加、病棟内の環境整備
- 9:30患者さんの朝のケア(洗面介助、口腔ケア、整容)、朝食の配膳・下膳
- 10:00食事介助が必要な方へのサポート、おむつ交換、トイレ誘導、体位交換
- 11:00午前中の入浴介助(数名の患者さんを担当)
- 12:30昼食の配膳・下膳、食事介助
- 13:30スタッフ休憩
- 14:30午後のケア(清拭、おむつ交換)、検査出し・お迎えの付き添い、物品補充
- 15:30患者さんの見守り、話し相手、レクリエーションの準備やお手伝い
- 16:30夕食前の準備(配膳車準備など)、病棟内の最終チェック、簡単な記録補助
- 17:00看護師への報告事項の整理、翌日の業務準備
- 17:30退勤
看護助手のきつい・つらい体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数1年以上、3年未満
- 当時の年収200万円
- 会社の規模100~999人
看護助手がきつい・つらいと感じた時
夜勤などは特に、患者さんの体位交換や排泄のケアを業務開始から業務終了まで、終わることなく実施していき、そのため、自身の身体が疲弊し、全身の痛みが伴うのですが、その自分の満身創痍の身体のケアをすることができないまま、どんどん忙しく仕事が回ってくること、そして、身体の回復ができないまま、また新しく業務日になり、身体的だけでなく、精神的にも疲弊していってしまいました。
仕事とプライベートの切り替えがうまく行く方ではなかったので、仕事を長く続けることができませんでした。
1日のスケジュール例
- 8:30出社
- 9:00始業・朝礼、業務準備
- 9:30患者さんの体位交換、排泄ケア
- 12:00昼食(移動先にて)
- 13:00事務作業、掃除
- 17:30業務終了