義肢装具士に向いている人・向いていない人の特徴は?転職支援のプロが解説

義肢装具士に向いている人・向いていない人の特徴

義肢装具士に興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。

この記事では、転職支援のプロが義肢装具士に向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたが義肢装具士に向いているかどうかがわかります。

他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、義肢装具士の職に就いてみたい方は参考にしてください。


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シゴトのスベテ。編集部(運営会社:株式会社メルセンヌ

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義肢装具士に向いている人・向いていない人は?

義肢装具士に向いている人の特徴

義肢装具士に向いている人は、細かな作業を苦にせず、患者一人ひとりに寄り添える人です。 義肢装具士は技術力だけでなく、患者の体や心の状態を理解し、適切な装具を提案するコミュニケーション力も求められます。

根気強く、繊細な手先の器用さを持つ人が活躍できるでしょう。

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細かな作業が得意で、患者に寄り添える技術とコミュニケーション力を持つ人には、義肢装具士のほかに理学療法士作業療法士介護職も向いています。

義肢装具士に向いていない人の特徴

義肢装具士に向いていない人は、変化や臨機応変な対応が苦手な人です。患者の症状や生活環境は一人ひとり異なり、装具も都度調整や改良が必要となります。

マニュアル通りに動くだけで満足するタイプや、患者とのコミュニケーションを避けたい人は、仕事の面白みや達成感を感じにくいでしょう。

義肢装具士についてのよくある質問

資格が必要ですか?

義肢装具士として働くには「義肢装具士国家資格」の取得が必須です。大学や専門学校で所定の教育を受け、国家試験に合格する必要があります。

働く環境や勤務時間はどんな感じですか?

主な勤務先は義肢装具製作施設で、ほかに病院や福祉施設、医療機器メーカーなどもあります。勤務時間は日勤が基本で、夜勤はありません。一般的には8時半~17時半などの日中勤務で、週休2日制の職場が多いです。ただし、患者対応や納期の都合で残業や休日出勤が発生する場合もあります。

未経験でも転職できますか?

未経験からの転職は資格取得が前提となるため、まずは義肢装具士養成校での学びが必要です。養成校卒業後に国家試験に合格すれば、実務経験ゼロでも就職可能なケースが多いです。

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      実際に義肢装具士で働いている人が「向いている」と思う人

      やはりものづくりが好きな方で、なおかつ人のためになりたいという方だと思います。

      buhizouさん【経験年数:1年以上、3年未満】

      実際に義肢装具士で働いている人が「向いていない」と思う人

      ただ単に人生の目的において、お金を稼ぎたいという価値観の方は向いてないと思います。

      buhizouさん【経験年数:1年以上、3年未満】

      義肢装具士の仕事内容

      義肢装具士の仕事内容

      患者の身体に合わせた義肢・装具の設計と製作

      義肢装具士は、医師の指示のもとで義足や装具などを作る国家資格の専門職です。手足を失った人や、体の動きに制限がある人のために、採寸や型取りを行い、一人ひとりに合った器具を丁寧に作ります。

      完成後は装着方法の説明や調整、リハビリスタッフとの連携も行い、患者が日常生活を送りやすくなるようサポートします。器具は使い続けるうちに調整が必要になるため、アフターケアも大切な仕事の一つです。

      医療チームとの連携と患者サポート業務

      義肢装具士は医師や理学療法士と連携し、治療計画の一環として補助具の提案を行います。装具の使用方法やメンテナンス指導も重要です。

      患者や家族と密にコミュニケーションを取り、安心して装具を使い続けられるよう精神面も支える役割があります。

      義肢装具士の職業紹介動画【厚生労働省】

      出典:厚生労働省(job tag)
      ※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります

      義肢装具士の楽しい・やりがいを感じる体験談

      • 退職済み
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      buhizouさん
      男性20代後半(当時の年齢)
      • 経験年数
        1年以上、3年未満
      • 当時の年収
        320万円
      • 会社の規模
        10~99人

      義肢装具士で楽しい・やりがいを感じた時

      やはり、装具のことをもっと知りたいと自分で決意した道でしたので、基本的には日々が勉強になって、楽しくやりがいを感じていました。

      特に、私が勤務していた当時、ドリームブレースという、脳卒中の方に処方される装具が開発されて普及したのですが、この装具に携わったとき、実際に医療機関に出向いて患者さんに装着させていただいたところ、劇的に歩行が改善して、理学療法士としても義肢装具士としても、とても感動したのが大きなやりがいでした。

      1日のスケジュール例

      1. 8:00
        出社
      2. 8:30
        始業・朝礼
      3. 9:00
        製作作業
      4. 12:30
        昼食
      5. 14:00
        外回り(クライアント訪問・商談)
      6. 16:30
        帰社
      7. 17:00
        商談報告・事務処理
      8. 18:30
        退勤

      義肢装具士の楽しい体験談一覧

      義肢装具士のきつい・つらい体験談

      • 退職済み
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      buhizouさん
      男性20代後半(当時の年齢)
      • 経験年数
        1年以上、3年未満
      • 当時の年収
        320万円
      • 会社の規模
        10~99人

      義肢装具士がきつい・つらいと感じた時

      もともと理学療法士で医療機関に勤めていました。しかし、臨床現場で働く中で装具のことを全く分からず、あらためて資格を取得し、実際に働くことで装具のことを理解しようとやってきました。

      自分から望んだ道でしたが、やはり給料面では当時の理学療法士よりはかなり少なかったので、その点は辛かったです。

      また、装具採型の営業に医療機関を回って行くのですが、患者さんの状態が日々変化するので、予定していたオーダーがころころ変わるのがキツかったです。

      1日のスケジュール例

      1. 8:00
        出社
      2. 8:30
        始業・朝礼
      3. 9:00
        製作作業
      4. 12:30
        昼食
      5. 14:00
        外回り(クライアント訪問・商談)
      6. 16:30
        帰社
      7. 17:00
        商談報告・事務処理
      8. 18:30
        退勤

      義肢装具士のきつい体験談一覧

      他の医療・福祉職の向いている・向いていない人の特徴