
ITエンジニアに興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロがITエンジニアに向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたがITエンジニアに向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、ITエンジニアの職に就いてみたい方は参考にしてください。
「シゴトのスベテ。」では、株式会社メルセンヌのキャリア支援ノウハウと1,000件を超えるユーザー体験に基づき、180種類以上の職業のリアルな情報をお届けしています。
- シゴトのスベテ。コンテンツポリシー
- メルセンヌのキャリア支援「アルテマキャリア」
目次
ITエンジニアに向いている人・向いていない人は?
ITエンジニアに向いている人の特徴
ITエンジニアに向いている人は、新しい技術を学び続ける意欲がある人です。
IT業界は技術の進歩が速いため、常に新しい情報をキャッチアップすることが不可欠です。
そのため、オフの時間を全て自分の趣味に使いたい人など、勉強に時間を割くことに抵抗がある人は向いていません。
新しい技術や情報を学び続ける意欲があり、知的好奇心が旺盛な人には、ITエンジニアのほかに、Webディレクター、データサイエンティスト、Webマーケティングも向いています。
ITエンジニアに向いていない人の特徴
他者とのコミュニケーションを避けたい人は、ITエンジニアに向いていません。
ITエンジニアは黙々と自分の作業を遂行しているイメージがありますが、チームでの仕事やクライアントとの連携が必要で、都度コミュニケーションが発生します。
また、自分で考えて行動することが苦手な人も向いていません。ITエンジニアは、予期せぬ問題や課題に直面することが多いため、主体的に考えて行動し、問題解決に取り組む姿勢が求められます。
ITエンジニアについてのよくある質問
仕事は激務?
企業によるが、プロジェクトの納期前や障害対応時はかなり忙しいです。
AIに代替されたりしない?
コーディングなどの一部の業務はすでに代替されているものの、需要としては依然高く、人材不足の企業が多いです。
未経験でも転職できますか?
未経験でも転職は可能です。ただし、入社時に研修などはあるものの、すぐ実務に入れるようなスキルは身につきません。ある程度、自己学習を進めて少しでもスキルを高めておきましょう。
【適性診断】あなたはITエンジニアにどれくらい向いている?
20問の簡単な質問に答えるだけで、あなたがITエンジニアに「100%中、何%」向いているか診断できます。結果はすぐに確認できるので、気軽に試してみてください。
あなたの適職診断結果
個人情報の入力は不要です。診断結果はその場で確認できます。
実際にITエンジニアで働いている人が「向いている」と思う人
論理的思考力がある人、コミュニケーション力がある人、お客様に喜んでもらいたいという気持ちがある人。
Kidukiさん【経験年数:10年以上、20年未満】
問題解決が好きな人や、論理的に考えることが得意な人。
おらすさん【経験年数:5年以上、10年未満】
新しい技術や言語などひるまず挑戦できる人。コミュニケーション能力が高い人。
はなむらさん【経験年数:5年以上、10年未満】
実際にITエンジニアで働いている人が「向いていない」と思う人
ルーチンワークを続けたい人、長時間働くのが苦手な人
まりまりさん【経験年数:1年以上、3年未満】
深く考えて解決策を模索しようとするような人は、素早い判断が求められる事が多いのでそういう人には難しいですね。
Milb Deskさん【経験年数:1年未満】
ITエンジニアの仕事内容
幅広い開発業務
ITエンジニアは、多岐にわたる開発業務に携わる職種です。上流工程では、システムの要件に基づいて設計書などを作成し、下流工程では、設計に基づいてプログラミング言語を用いてコードを記述し、システム機能を実装します。
また、ITエンジニアは開発系エンジニアやインフラ系エンジニアなど種類があり、仕事内容はエンジニアの種類によって変わります。
システムを支える基盤をつくる
ITエンジニアは、企業の業務やサービスを支えるITインフラの設計・構築を担当します。業務システムやWebサービスがスムーズに稼働するよう、サーバーやネットワーク、クラウド環境を設計し、要件に応じて最適な構成を考えます。
設置後は各種設定や動作確認を行い、本番環境への移行までを一貫して担います。新しい技術の検証や社内関係者との調整も多く、技術力とコミュニケーション力の両方が求められる仕事です。
ITエンジニアの職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
ITエンジニアの楽しい・やりがいを感じる体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数10年以上、20年未満
- 当時の年収350万円
- 会社の規模1,000人以上
ITエンジニアで楽しい・やりがいを感じた時
顧客が望んでいた要求を実現できるシステムを検討して、実際にそれが開発できて動いた時も嬉しいです。
何もないところから試行錯誤しながら自らの力で作り上げたものが思った通りにしっかり動くようになるという経験はITエンジニアになる前は味わったことはありませんでした。
また、なによりも、顧客に喜んでもらえた時が嬉しいです。お礼の言葉をかけてもらった時には、あの時は大変だったけれど頑張ってよかったという気持ちになります。
1日のスケジュール例
- 9:00出社
- 9:00メールチェック
- 9:30朝の定例ミーティング
- 10:00設計や開発作業
- 12:00昼食
- 13:00顧客への説明資料作成
- 15:00自分の成果物のレビュー実施(説明し、レビュアーに確認していただく)
- 15:30レビュー内容の指摘対応
- 16:30顧客へ資料をメール送付、他チームへの問い合わせ、事務処理
- 17:30退社
ITエンジニアのきつい・つらい体験談
- 現職
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数5年以上、10年未満
- 現在の年収500万円
- 会社の規模100~999人
ITエンジニアがきつい・つらいと感じた時
システム開発の際に納期が迫っているときは、徹夜が続いて体力的にきついです。さらに、予期しないバグやエラーが発生して、それを解決するために膨大な時間を費やしたことも多々ありました。
長時間パソコンの前に座っていると、目や肩が痛くなり、精神的にもプレッシャーがかかってきます。
また、ユーザーからのフィードバックで予想外の要望を受けると、設計やコードの修正が必要になり、モチベーションが下がることもありました。
1日のスケジュール例
- 9:00出社
- 9:30始業・タスク確認
- 10:00開発作業(バックエンド開発)
- 12:00昼食(外出してランチ)
- 13:00チームミーティング・コードレビュー
- 14:00開発作業(バグ修正や新機能追加)
- 17:30プロジェクト報告・事務作業
- 19:30退勤