
インフラエンジニアに興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロがインフラエンジニアに向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたがインフラエンジニアに向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、インフラエンジニアの職に就いてみたい方は参考にしてください。
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目次
インフラエンジニアに向いている人・向いていない人は?
インフラエンジニアに向いている人の特徴
インフラエンジニアに向いている人の特徴は、問題を解決するプロセスを楽しいと感じる人です。
インフラエンジニアの仕事では、システム障害の原因究明やパフォーマンス最適化など、問題解決が日常業務です。
たとえば、なぜサーバーがダウンしたのか?などを突き止めていき、解決することにやりがいを感じる人は向いています。
複雑な問題の原因究明や最適化にやりがいを感じる人には、インフラエンジニアのほかに、ITサポート、システム運用保守、フィールドエンジニアも向いています。
インフラエンジニアに向いていない人の特徴
インフラエンジニアに向いていない人の特徴は、細かい作業が苦手な人です。インフラエンジニアの業務は地道で細かい作業の積み重ねであり、システム設定や運用保守では正確性が求められます。
ミスが大きな問題につながる可能性があるので、細かい作業が苦手な人は不向きでしょう。
インフラエンジニアについてのよくある質問
テレワークは可能?
テレワークは可能です。ただし、企業の方針や役割によってテレワークの可否が異なるため、求人を確認しましょう。
仕事はきつい?
障害対応による突発的な勤務や休日出勤がきついと感じる人は多いです。一方、作業における自動化が進んできているので、負担は軽減されている側面もあります。
未経験でも転職できます。
ただし、未経験可の求人は増えてきていますが、まだまだ数は少ないので、SESなどでまずは実務経験を積み、ステップアップする道がおすすめです。
【適性診断】あなたはインフラエンジニアにどれくらい向いている?
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実際にインフラエンジニアで働いている人が「向いている」と思う人
論理的思考が好きな人、地道な作業をコツコツこなせる人は向いてます。あと、自分で調べる力がある人。
タロウニシムラさん【経験年数:1年未満】
収入を上げるためやスキルアップのための転職はポジティブに捉えられる傾向にあるため、目標をしっかり固めている人や向上心のある人が向いていると思う。
Pmntsさん【経験年数:3年以上、5年未満】
地道なことを何度でも挑戦でき、繰り返しの作業ができる方。
kumaさん【経験年数:1年未満】
実際にインフラエンジニアで働いている人が「向いていない」と思う人
短気ですぐに感情的になる人、何をやっても長続きせず飽きっぽい人。」
きつねうどんさん【経験年数:10年以上、20年未満】
すぐ答えを求めてしまう人や、細かい作業にイライラしてしまう人は向かないかも。あと、夜間対応を完全に避けたい人も。
タロウニシムラさん【経験年数:1年未満】
新しい知識を取り入れるのが面倒だと思う人は付いていけないとおもう。わりとサバサバした人が多いため、会社の人とプライベートでも仲良くしたいと思う人は別の業界をおすすめする。
Pmntsさん【経験年数:3年以上、5年未満】
インフラエンジニアの仕事内容
インフラの運用と保守
インフラエンジニアの主な仕事は、システム基盤の運用と保守です。ネットワークやサーバーなどのインフラを常時監視し、異常がないか確認します。
問題が発生した際には、迅速に原因を特定し復旧作業を行います。システムの安定稼働を保つためのメンテナンス作業も重要な役割です。
新規システムの構築全般
インフラエンジニアは、新規システムの構築プロジェクトに携わります。
要件定義や設計などの上流工程から関わることもあり、チームでプロジェクトを遂行。
案件によっては、社外の関係者と折衝する場合もあるので、チーム内はもちろん、社外とのコミュニケーションも必要になります。
インフラエンジニアの職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
インフラエンジニアの楽しい・やりがいを感じる体験談
- 現職
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数10年以上、20年未満
- 現在の年収700万円
- 会社の規模10人未満
インフラエンジニアで楽しい・やりがいを感じた時
大規模な機器リプレイスを1年計画などでじっくり取り組み問題なく完遂したときには、誰から感謝されることがなくとも大きなやりがいを感じることができる。
またトラブル対応の際にもメーカーとのやり取りや技術的に深い部分の話をして解決方法を探しているときは、不謹慎ながらも充実して楽しい気分になる。
あとは他人と違う閑散期に長期休暇を取ることができるので、あまり人がいない時期にのんびり旅行を楽しむことができるのもメリットだと思っている。
1日のスケジュール例
- 9:00(主に在宅勤務)始業、前日のアラートなどチェック
- 10:00チームミーティングで当日作業の確認
- 12:00休憩
- 13:00設定変更などの実作業・各種打ち合わせ
- 18:00残作業チェック、問題なければクロージング
- 19:00終業
インフラエンジニアのきつい・つらい体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数1年以上、3年未満
- 当時の年収336万円
- 会社の規模10~99人
インフラエンジニアがきつい・つらいと感じた時
2交代制のため、1回の勤務が12時間で3~4連勤務。そして3日休み。これだけなら問題ないのだが、交代制のため夜勤3連勤のあと昼勤が入るなど、昼夜の担当が変わることが都度都度ある。これが原因で軽度の睡眠障害を起こしたのが最大の辛さだった。
また、トラブルが発生すると小さくてもマンション単位、最悪一つの町内、市内全てのネットワークが寸断されると言うプレッシャーが大きい。
先の睡眠障害もあって、辞める寸前の時は障害対応が正しい判断が取れているのか分からなくなることも多かった。
1日のスケジュール例
- 8:50出社(※昼勤の場合)
- 9:00引き継ぎのMTG
- 9:10業務開始
- 12:00昼食
- 13:00業務再開
- 20:30引き継ぎ用メール作成
- 21:00引き継ぎMTG
- 21:20退勤