経理に向いている人・向いていない人の特徴は?転職支援のプロが解説

経理に向いている人・向いていない人の特徴

経理に興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。

この記事では、転職支援のプロが経理に向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたが経理に向いているかどうかがわかります。

他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、経理の職に就いてみたい方は参考にしてください。


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シゴトのスベテ。編集部(運営会社:株式会社メルセンヌ

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経理に向いている人・向いていない人は?

経理に向いている人の特徴

経理に向いている人は、スケジュールを計画的に立てられる人です。経理には、月次・年次で対応が必要な業務がたくさんあり、それぞれに期日が設定されています。

給与計算や決算対応、税務申告など、遅延が許されない重要な業務が多いため、自ら計画を立てて期日までに確実に完了させる能力が求められます。

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スケジュールを計画的に立て、期日までに確実に業務を完了できる人には、経理のほかに、生産管理施工管理プロジェクトマネージャーも向いています。

経理に向いていない人の特徴

経理に向いていない人は、ルーティンワークが苦手な人です。経理の仕事は、日々の伝票起票やデータ入力、書類整理などルーティン化された作業も多く、変化に乏しいです。

新しい刺激や変化を求める人にとっては、やりがいを見出しにくい仕事と言えます。

経理についてのよくある質問

資格は必要ですか?

必須の資格はありませんが、日商簿記の資格があれば転職を有利に進められます。

経理は忙しい?

時期によって大きく変わります。決算期や年度末など、特定の時期に忙しくなります。

未経験でも転職できますか?

未経験からでも転職可能です。ただし、簿記や基本的なPCスキルなどの基礎知識があったほうが、転職はしやすいです。

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      実際に経理で働いている人が「向いている」と思う人

      数字やコンピュータに強く、学習意欲が高い人が向いていると思います。

      サムさん【経験年数:1年以上、3年未満】

      地道にコツコツやることと、毎日の業務がルーチン化していても飽きずにやれる方。

      kohさん【経験年数:3年以上、5年未満】

      理屈が好きな人、こつこつ地味なことができる人、数字が好きな人,人と話せる人

      ぱおさん【経験年数:10年以上、20年未満】

      細かい数字に敏感な人。人のための仕事にやりがいを持てる人。

      ただまささん【経験年数:1年以上、3年未満】

      数字、計算業務に抵抗がない人。
      正確にコツコツと仕事ができる人。
      簿記が好きな人。

      soraさん【経験年数:テキスト】

      実際に経理で働いている人が「向いていない」と思う人

      自分だけで机で黙々と作業を進めてしまうような人

      窓際さんさん【経験年数:10年以上、20年未満】

      経費精算の執行には、リスク判断が必要。あくまでも会社のお金なので、コンプラ意識やお金のリテラシーがない人は不向きかも。

      にゃんこさん【経験年数:3年以上、5年未満】

      ズボラな方。問題について深く考えることが出来ない方。コミュニケーション力のない方。

      りいさん【経験年数:10年以上、20年未満】

      ルールに沿った作業が苦手な人
      ミス、漏れなどを見つけるのが苦手な人
      数字が苦手な人

      リオさん【経験年数:10年以上、20年未満】

      飽き性の人。デスクで座っているのが苦手な人。

      トリプルさん【経験年数:3年以上、5年未満】

      経理の仕事内容

      経理の仕事内容

      日々の取引記録の作成

      経理の主な仕事は、会社の日々のお金の動きを記録・管理することです。

      現預金の入出金管理や、取引の証拠となる伝票の作成・整理、従業員の経費精算などが具体的な業務です。

      日々の業務が月次決算や年次決算の基礎となるため、特に正確性が求められる仕事です。

      月次・年次の定例業務が多い

      経理は、月ごとや年ごとの定型的な業務も多いです。

      例えば、月次業務では給与計算や請求書発行、年次業務では決算処理、税務申告、年末調整といった重要な手続きがあります。

      簿記や会計の専門知識が求められるため, 資格取得や継続的な学習が必要な仕事です。

      経理の職業紹介動画【厚生労働省】

      出典:厚生労働省(job tag)
      ※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります

      経理の楽しい・やりがいを感じる体験談

      • 現職
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      りいさん
      女性40代前半
      • 経験年数
        10年以上、20年未満
      • 当時の年収
        500万円
      • 会社の規模
        10~99人

      経理で楽しい・やりがいを感じた時

      他の仕事をしていたら知らなかったであろう専門知識を得ることができます。年末調整や社会保険などについての業務に携わると自分のお金のこともよく分かるようになり、とても勉強になりました。

      経理として仕事をしていく以上、毎年の法改正についても勉強が必要なため、勉強好きな人には楽しい仕事だと思います。また、月次の分析などで経営者と直接のやり取りができることもやりがいを感じます。

      会社の重要な仕事を任されている、という感覚が得られるのは経理の仕事ならではだと思います。

      1日のスケジュール例

      1. 9:45
        出社
      2. 10:00
        メール確認やタスク確認、伝票のチェック
      3. 12:00
        昼食
      4. 13:00
        月次作業、給与計算、請求書発行業務など
      5. 18:45
        退勤

      経理の楽しい体験談一覧

      経理のきつい・つらい体験談

      • 現職
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      リオさん
      男性30代後半
      • 経験年数
        10年以上、20年未満
      • 現在の年収
        400万円
      • 会社の規模
        10~99人

      経理がきつい・つらいと感じた時

      決算や月末月初は締め切りが迫っていてばたばたとするうえ、営業担当者や役員が経理や会計に無知だと勘定科目の意味や、数字の説明がなかなか理解してもらえずに苦労しました。

      また、領収書や経費の精算に関しても、従業員の関心が低いと提出が遅かったり、申請が適当だったりして苦労しました。

      この辺りに関しては最近はやりのシステムを導入することである程度は解決できますが、結局紙の申請がオンラインに変わっただけであり、出さない人は催促しないと出さないため、仕組みではなく人の意識を変えないと変わらない大変さがありました。

      1日のスケジュール例

      1. 10:00
        出社、クライアントからのメール確認、返信、添付資料の格納
      2. 11:00
        社内チャット確認返信、添付資料の格納
      3. 12:00
        記帳作業等
      4. 13:30
        休憩
      5. 14:30
        書類整理
      6. 15:00
        雑務
      7. 16:00
        社内資料の作成
      8. 18:00
        退社

      経理のきつい体験談一覧

      他の事務・管理職の向いている・向いていない人の特徴