
通関士に興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロが通関士に向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたが通関士に向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、通関士の職に就いてみたい方は参考にしてください。
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目次
通関士に向いている人・向いていない人は?
通関士に向いている人の特徴
通関士に向いている人は、細かい点まで注意深く確認し、正確に作業できる人です。輸出入申告書類の作成や税額計算は、わずかなミスが大きな問題に繋がりかねません。
膨大な書類やデータの中から必要な情報を正確に読み取り、細部にまで注意を払い、間違いなく処理を遂行できる几帳面さと集中力が不可欠です。
通関士に向いていない人の特徴
通関士に向いていない人は、変化に対応したり、新しいことを学ぶのが億劫な人です。関連法規や国際情勢は常に変化しており、それに伴い通関手続きも変わります。
新しい知識を習得し、変化に柔軟に対応していく姿勢がなければ、適正な業務を継続することは困難です。学習意欲が低く、現状維持を好む人には厳しい環境です。
通関士についてのよくある質問
通関士に資格は必要ですか?
はい、通関士として仕事をするには国家資格である通関士の資格が必須です。
通関士試験の難易度はどのくらいですか?
合格率は例年10%~25%程度で推移しており、法律知識も深いため難易度は高い国家資格の一つです。十分な学習時間の確保と対策が必要です。
未経験でも転職できますか?
資格がない状態では、通関士にはなれません。まずは資格取得を目指すことが必要です。
【適性診断】あなたは通関士にどれくらい向いている?
20問の簡単な質問に答えるだけで、あなたが通関士に「100%中、何%」向いているか診断できます。結果はすぐに確認できるので、気軽に試してみてください。
あなたの適職診断結果
個人情報の入力は不要です。診断結果はその場で確認できます。
実際に通関士で働いている人が「向いている」と思う人
物を知るのが好きな人
調べるのが好きな人
新しい商品を知りたい人
知識欲がある人
デスクワークが苦ではない人
武蔵丸さん【経験年数:1年以上、3年未満】
実際に通関士で働いている人が「向いていない」と思う人
人と関わって話していたい人
ずっと座っているのは嫌な人
考えてばかりなのは嫌な人
武蔵丸さん【経験年数:1年以上、3年未満】
通関士の仕事内容
輸出入貨物の申告手続きと法令遵守の確認
通関士の主な仕事は、貨物を輸出入する際に必要な税関への申告手続きを、荷主に代わって適正に行うことです。
具体的には、輸出入される貨物の種類や数量、価格などを確認し、関税法や関連法規に基づいて正確な申告書類を作成します。通関士は、法令を遵守し、スムーズな国際物流を支える専門家です。
税関検査対応と顧客へのコンサルティング
通関士は、税関による貨物検査が行われる際に立ち会い、検査が円滑に進むようサポートします。
また、輸出入に関する法令や手続きは非常に複雑で、頻繁に改正も行われるため、顧客(荷主)からの相談に応じ、関税の節減や適法な貿易手続きに関するアドバイスやコンサルティングを行うことも重要な業務です。
通関士の職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
通関士の楽しい・やりがいを感じる体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数1年以上、3年未満
- 当時の年収400万円
- 会社の規模100~999人
通関士で楽しい・やりがいを感じた時
世の中にある大半のものは海外産で、その全てが通関作業を経てここにあるんだと思った時、自分の仕事の重要性に気づけてやりがいを感じました。
世の中的には有名な仕事ではないし、私も勤めるまで知りませんでしたが、ほぼ全ての人の生活に関わっている仕事はなかなかないなと実感しました。
初めてコンテナ船を見た時、とても大きくて、驚きがありました。世界のあちこちからきた色とりどりのコンテナを見て、それくらい規模の大きな仕事ができていることが楽しかったです。
1日のスケジュール例
- 8:00出社
- 8:30通関業務、検査立ち会い、乙仲業務
- 12:00昼食
- 13:00通関業務、検査立ち会い、乙仲業務
- 17:30退社
通関士のきつい・つらい体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数1年以上、3年未満
- 当時の年収400万円
- 会社の規模100~999人
通関士がきつい・つらいと感じた時
突発的なものの輸入や輸出があったとき。通常はいつも同じ会社の似たようなものなので、税番は同じような番号になるので楽でしたがシーズンものや、色々なものの詰め合わせがある場合は頭を悩ませました。
そういったものは細かく本当に多くの種類の品物が含まれており、少額合算するにしても一旦全ての税番を出さないと合算することもできないので、一日中一軒の通関のためにタリフと睨めっこしていました。
いつもは船便の通関をしていましたが、時々空便の通関もあり、そちらはスピードを要するので急がなければという大変さもありました。
1日のスケジュール例
- 8:00出社
- 8:30通関業務、検査立ち会い、乙仲業務
- 12:00昼食
- 13:00通関業務、検査立ち会い、乙仲業務
- 17:30退社