貿易事務がきつい・つらいと感じた時

外資系の物流会社でしたが10人以下の小さい企業なので川上から川下まで全部しなければならず、とにかくやることが多いのがつらかったです。各貨物をさばくスケジュール管理はもちろん、航空便や船便は天候や災害、各国で起きるストライキなど影響を受けやすく、顧客側の必要なタイミングに届かなければ意味がないので連休前の仕事は特に先の先まで考える必要があり、連休中もちゃんと計画通り稼働しているか何度も貨物ナンバーを調べたりなど心が休まらないのでしんどかったです。

無事に飛行機や船に荷物が乗るまで税関が閉まるまでの時間との闘いのときもあるので胃が痛いことはよくありました。また海運業やトラック運転手など割と気性が激しいおじさまが多く、トラブルが起きるととにかく怒鳴る人が多くて大変でした。

貿易事務で楽しい・やりがいを感じた時

やりがいを一番感じるのは、自分が英語を使って仕事をしているときです。英語を使う仕事がしたかったので英語が得意でないにもかかわらず、挑戦した仕事でした。失敗ばかり初めはしていましたが、なんとか業務をこなせるようになったときは嬉しく思いました。

また、新規顧客の貨物が複雑で難しい内容だった場合、税関に備える書類や質問回答がかなり多く税関と顧客の板挟みでかなりしんどいですが無事に貨物を届けられ、次回から自分のところでお願いしますと言われたときは、やってよかったと感じます。

貿易事務がきつい・つらいと感じた時

かなり単調な作業、かつ間違いがあった場合に自分のミスとしてではなくチーム（3～5人で編成されていた）全員のペナルティとされるのが心理的負担が大きかった。

重量の計算方法など慣れるまでは難しく、また日によって作業量が大きく異なるので、とても暇でやることが無い日もあれば、当日中に作業を終わらせなければならず残業してでも作業をしなければならない日も多かった。

間違いが許されないのでもっと作業を分担したいと常々思っていた。

貿易事務がきつい・つらいと感じた時

貿易実務はトラブルがつきもので、トラブル対応で他のルーティン業務まで手が回らないこともしばしばありました。業務量が膨大かつ繁忙期は仕事が終わらず、システムが使用できなくなる22時半ギリギリまで残業することもあり辛かったです。

また貿易実務は専門知識が必要ですが、実践の中で覚えていくことも多く、上司に聞いても誰もわからず自分で調べて対応する場面も多く、職場にわかっている人が少なく質問できる人もおらず厳しい環境だったので何度もキツイ辞めたいと思っていました。

貿易事務で楽しい・やりがいを感じた時

当時水産品の担当をしておりましたが、輸出入においてトラブルは日常茶飯事でした。おつまみメーカーのお客様より急ぎ通関を切って倉庫に入庫を依頼されるのですが、輸出手配が遅く書類も不備だらけの仕入れ先がありました。

営業や先方のお客様、通関業者と連携を密に取って、最短で輸入通関が切れるように手配を進めなくてはなりません。無事通関が切れるように、不備のある輸入書類の修正依頼や倉庫への入庫依頼を根回しをしておき、自分の迅速な対応により無事輸入して通関が切れたときにやりがいや楽しさを感じていました。

貿易事務がきつい・つらいと感じた時

各関係者とのやり取りが多く、それぞれで言うことが違う時に大変だと感じます。社内の営業さん、取引先のお客様、中国の工場、船会社など関わる人が多い分、ギリギリで意見を変えられるとそこから関係者全てに連絡をしないといけなくなります。

それがイレギュラーに起こるので自分のペースで仕事ができなくなり、さらに業務量も増えるので非常にしんどいです。期限を設けて早めに連絡するように伝えても守ってくれない時もあり、勝手だなとストレスが溜まります。

貿易事務で楽しい・やりがいを感じた時

その日中にこなさなくてはいけない仕事が膨大な時に、業務時間内で終えられた時は嬉しくなります。

直前で依頼されることも多く、期限まで時間がないこともありますが、それでも自分の仕事の中で優先順位をつけて、きちんとできるように工夫しています。

社内外と上手くコミュニケーションを取って、一つの船積みがスムーズにいった時には達成感があり、頑張って良かったなと思える瞬間でもあります。トラブルなく終えられた時も安心します。

貿易事務がきつい・つらいと感じた時

〇〇通商と言う、海外の雑貨を輸入し通販で販売するという会社でした。社長と事務員である私の距離がとても近いのが悩みでした。輸入した雑貨はすぐに倉庫に移し、販売する手はずなども私が取らなければならないのですぐに動かないと機嫌を悪くします。

海外とのやり取りは時間や物の数にルーズでとてもストレスでした。社長が100個 発注しているのに実際に来るのは90個など大幅にズレがあり、正直それを社長に打ち上げること自体も手間でした。数が違う方が当たり前という感じで海外との取引はとても大変でした。

貿易事務で楽しい・やりがいを感じた時

100円均一でも色々な雑貨がありますが北欧などの雑貨は一味違ってとても可愛く、良いものを見つけることがとてもやりがいがありました。私はバイヤーではないので直接買い付けることはありませんでしたが、可愛いものを扱ってるだけでテンションが上がりました。

まれに通販などでお客様と直接やりとりすることがありましたが、この時にとてもご贔屓になされていて喜んでもらえる声が耳に届くととても嬉しかったです。こだわりの商品が気に入ってもらえるとやはり嬉しいものです。