
事業企画に興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロが事業企画に向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたが事業企画に向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、事業企画の職に就いてみたい方は参考にしてください。
「シゴトのスベテ。」では、株式会社メルセンヌのキャリア支援ノウハウと1,000件を超えるユーザー体験に基づき、180種類以上の職業のリアルな情報をお届けしています。
- シゴトのスベテ。コンテンツポリシー
- メルセンヌのキャリア支援「アルテマキャリア」
目次
事業企画に向いている人・向いていない人は?
事業企画に向いている人の特徴
事業企画に向いている人は、新しいことへの挑戦を楽しめる人です。
市場のトレンドや顧客ニーズは常に変化するため、既存の枠組みにとらわれず、新しいアイデアやアプローチを生み出すことが求められます。
前例のない状況でも、変化を恐れずに新しい市場やサービスを切り開いていく探求心と行動力が、事業の成功に不可欠です。
事業企画に向いていない人の特徴
事業企画に向いていない人は、指示待ちで受動的な姿勢の人です。
事業企画は、自ら課題を発見し、解決策を立案・実行していく主体性が不可欠です。上司や周囲からの指示を待つだけでなく、自ら積極的に情報を収集し、関係者を巻き込みながらプロジェクトを推進していく行動力が求められます。
事業企画についてのよくある質問
事業企画と経営企画の違いは何ですか?
経営企画が全社的な経営戦略を扱うのに対し、事業企画は特定の事業領域における戦略の立案・実行を担う点で異なります。
事業企画の仕事に特別な資格は必要ですか?
特別な資格は不要ですが、MBAや中小企業診断士などがあると有利です。
未経験でも転職できますか?
未経験での転職は難しいです。即戦力が求められるポジションなので、業界知識やマーケティングに関するスキルが求められます。
【適性診断】あなたは事業企画にどれくらい向いている?
20問の簡単な質問に答えるだけで、あなたが事業企画に「100%中、何%」向いているか診断できます。結果はすぐに確認できるので、気軽に試してみてください。
あなたの適職診断結果
個人情報の入力は不要です。診断結果はその場で確認できます。
実際に事業企画で働いている人が「向いている」と思う人
自分から率先して動ける人、アイデアを生み出せる人。
ゆうさん【経験年数:3年以上、5年未満】
まず企画する事業、製品に興味があること。普段から市場を見ていること。
S.Rさん【経験年数:3年以上、5年未満】
あまり真面目すぎず、柔軟に判断・対応ができる人
yanaさん【経験年数:5年以上、10年未満】
実際に事業企画で働いている人が「向いていない」と思う人
自分1人で行動するのが苦手な人。新しいアイデアを思いつくことが苦手な人。
ゆうさん【経験年数:3年以上、5年未満】
企画する事業、製品に興味がない人はまず厳しいと思います。自身も何度か興味のない製品の企画に就いたことがありますが、興味のない物は覚えることも大変ですのでやっていても充実感も楽しみのなく、ただただ地獄の毎日になります。
S.Rさん【経験年数:3年以上、5年未満】
決め事に対して絶対に守らないと気が済まない人。
yanaさん【経験年数:5年以上、10年未満】
事業企画の仕事内容
新規事業や既存事業の成長戦略を立案する
事業企画の仕事は、市場調査や競合分析を通じて事業機会を見つけ、新しい事業の立ち上げや既存事業の成長戦略を立案することです。
たとえば、新しい市場に参入する際の製品やサービスのコンセプトを策定したり、どのように顧客に提供していくかといった具体的なビジネスモデルを設計したりします。データに基づいた分析力と、未来を見通す洞察力が求められる仕事です。
事業計画の実行を推進し成果を最大化する
事業企画は、立案した事業計画を絵に描いた餅で終わらせないよう、社内外の関係部署と連携し、実行段階での進捗管理や課題解決をリードします。
たとえば、開発部門と連携して新製品の実現可能性を探ったり、営業部門と協力して販売戦略を練ったりすることもあるでしょう。
計画通りに進まない場合は、柔軟に軌道修正を行いながら、事業の成功に向けて多角的に働きかけ、成果を最大化する役割を担います。
事業企画の職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
事業企画の楽しい・やりがいを感じる体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数3年以上、5年未満
- 当時の年収550万円
- 会社の規模100~999人
事業企画で楽しい・やりがいを感じた時
企画した製品が市場に受け入れられ一時的にヒットしたことは大変嬉しく感じました。また、企画デザインした女性をターゲットとしたイヤホンが当時グッドデザイン賞を受賞したことが何よりもやりがいを感じました。
その後、他社も後を追う感じで同じカテゴリーの製品をどんどん市場に投入してきましたが、先駆者として出した私の製品が結果として市場を牽引できたことはやってよかったと感じた瞬間でした。街中で使っている人を見かけた時は嬉しく思います。
1日のスケジュール例
- 8:00出社
- 8:45朝礼
- 9:00メール確認、チームミーティング
- 10:00通常業務
- 12:00昼食
- 13:00現場周り(家電量販店など)
- 19:00帰社
- 19:30報告、提案書作成、プロジェクト進捗管理
- 23:30退社
事業企画のきつい・つらい体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数5年以上、10年未満
- 当時の年収800万円
- 会社の規模1,000人以上
事業企画がきつい・つらいと感じた時
会社や本部の指針に基づいて分析や企画立案を行い運営管理も行うのだが、実務を担う現場への落とし込みに非常に苦労した。
企画内容や実績(来館客数や売上に直結しないなど)によっては、全国の施設担当者だけでなく、直接お客様や入店テナントから避難を浴びることもある。
ブランディング=客数・売上の向上に直結しないこともあるし、全国統一の施策だとどうしても全者がwinの状態となるのは難しいが、それを叶えられない申し訳なさともどかしさは常にあった。
1日のスケジュール例
- 9:30出社・事務作業
- 10:30内部会議(同部署内担当ごとの業務進捗確認・企画立案など)
- 12:00昼食(本社食堂)
- 13:00現場会議出席/取引先打ち合わせ(リモートもしくは地方出張など)
- 17:00企画書作成・事務処理など
- 19:30退勤