
営業企画に興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロが営業企画に向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたが営業企画に向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、営業企画の職に就いてみたい方は参考にしてください。
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目次
営業企画に向いている人・向いていない人は?
営業企画に向いている人の特徴
営業企画に向いているのは、戦略を立てるのが好きで、チーム全体の成果に貢献したい人です。たとえば、目立つよりも「どうすれば全体がうまく回るか」を考えることにやりがいを感じるタイプです。
データや市場動向を分析して、営業の現場を支える立場として工夫できる人に適しています。
営業企画に向いていない人の特徴
営業企画に向いていないのは、目の前の成果ばかりを追いかけてしまう人です。営業企画は、今すぐの売上ではなく「どうすれば継続的に成果を出せるか」を考える仕事。
目先の結果にこだわりすぎると、戦略的な視点を持ちづらくなります。また、数字を見るのが苦手な人や、データをもとに考えるのが億劫な人も、この仕事ではなかなか力を発揮しづらいかもしれません。
営業企画についてのよくある質問
営業企画と営業の違いは?
営業企画は営業職と役割が異なります。営業企画は戦略を立て、営業部門全体の成果を上げる「監督」のような役割です。市場やデータをもとに戦略を考え、営業活動の改善提案を行います。一方、営業職は顧客と直接やり取りし、商品やサービスを売って売上目標を達成する「選手」の役割です。
営業企画にはノルマはないですか?
はい。営業企画には、一般的な営業職のような個人ノルマはないことが多いです。ただし、企業によっては営業部門目標に対する責任が課されることはあります。
未経験でも転職できますか?
営業職の経験があれば、未経験からでも営業企画への転職はしやすいです。しかし、もし営業経験がない場合は、まず営業職として入社し、現場経験を積んでから営業企画への異動を目指すのがおすすめです。
【適性診断】あなたは営業企画にどれくらい向いている?
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実際に営業企画で働いている人が「向いている」と思う人
何に困っているのか?何を求めているのか?を相手からちゃんと聞き取れる人が向いていると思います。 それと不採用でもめげずに続けるメンタルがある人が向いてると思います。
サワトシさん【経験年数:10年以上、20年未満】
新しいことに興味をもって挑戦することが好きな人
まめさん【経験年数:5年以上、10年未満】
柔軟な思考とスピード感を持ち、変化を楽しめる人が向いています。多くの人と関わるため、相手の意図をくみ取って動けるコミュニケーション力も重要です。
たぬきさん【経験年数:1年以上、3年未満】
実際に営業企画で働いている人が「向いていない」と思う人
完璧主義者。軌道修正や臨機応変な対応が苦手だと辛いかも。イレギュラー対応がストレスなら向いていない。
悩める50代さん【経験年数:20年以上】
自分の考えに固執しがちな人や、調整をすることにストレスを感じる人、細かな作業に根気よく取り組めない人には向いていない傾向があると思いました。
たぬきさん【経験年数:1年以上、3年未満】
営業企画の仕事内容
営業戦略の立案と実行
営業企画は、市場調査や顧客ニーズ、競合分析を基に営業戦略を立案します。ターゲットに適したアプローチ方法や販売チャネルを決定し、新規顧客開拓や既存顧客の維持・拡大を目指します。
キャンペーンやプロモーションを提案し、KPIを設定して営業活動を分析。戦略や施策を柔軟に修正します。営業プロセスの設計や営業ツール提供、担当者サポートも行い、戦略実行をサポートします。
営業活動のデータ分析と改善提案
営業部門の成果データを分析し、改善案を取りまとめるのも営業企画の仕事です。売上や営業活動の結果をもとに、どこがうまくいっているか、どこに改善の余地があるかを見極めます。
その上で、営業チームに対して効果的な改善策を提案し、より効率的な営業活動をサポートします。さらに、進行中の施策を評価し、必要に応じて戦略を修正します。
営業企画の職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
営業企画の楽しい・やりがいを感じる体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数1年以上、3年未満
- 当時の年収400万円
- 会社の規模100~999人
営業企画で楽しい・やりがいを感じた時
大型量販店とのタイアップキャンペーンで、自ら提案した販促施策が採用され、全国の店舗で展開されたときに強いやりがいを感じました。
データを基にした戦略立案から売場演出、広告まで一貫して関わり、現場スタッフと連携しながら形にしていく過程はとても充実していました。
売上が伸び、クライアントや社内から評価を得たことで、自分の提案が成果に結びついたという実感を得ることができました。キャンペーンが店頭で実際に展開され、消費者の反応を見る瞬間に大きなやりがいを感じました。
1日のスケジュール例
- 8:30出社
- 9:00始業・朝礼
- 9:30メール確認・進行中案件の確認
- 10:30社内ミーティング(キャンペーン進行管理)
- 12:00昼食(社内にて)
- 13:00クライアント訪問・商談(販促施策の提案)
- 15:30店舗視察(売場状況の確認)
- 16:30帰社
- 17:00商談内容の報告・資料作成
- 18:30退勤
営業企画のきつい・つらい体験談
- 現職
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数10年以上、20年未満
- 現在の年収500万円
- 会社の規模10~99人
営業企画がきつい・つらいと感じた時
営業企画をしていて、きつい・つらいと感じた事は、企画側が良いと思って提案などをしても「こんなの売れない」や「やっても意味がない」など やらずに企画が没になるのがつらいです。
マーケットリサーチして時間をかけて売れるであろう企画であっても、売り歩く営業が納得してもらえないと結果採用にならないのできついです。
現場との差は中々埋まらないし、熟練の営業になると自分の経験のみを信じているので、企画側の意見は基本的に否定されるのがつらいとこです。
1日のスケジュール例
- 8:30出社
- 9:00始業・メール確認
- 9:30事務作業
- 12:00昼食(移動先にて)
- 13:00外回り及び商談(クライアント訪問/来訪・商談)
- 17:00帰社
- 17:30残務整理・事務処理
- 18:30退勤