
自動車ディーラーに興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロが自動車ディーラーに向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたが自動車ディーラーに向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、自動車ディーラーの職に就いてみたい方は参考にしてください。
「シゴトのスベテ。」では、株式会社メルセンヌのキャリア支援ノウハウと1,000件を超えるユーザー体験に基づき、180種類以上の職業のリアルな情報をお届けしています。
- シゴトのスベテ。コンテンツポリシー
- メルセンヌのキャリア支援「アルテマキャリア」
目次
自動車ディーラーに向いている人・向いていない人は?
自動車ディーラーに向いている人の特徴
自動車ディーラー営業に向いているのは、車に対する情熱があり、専門知識を身につけられる人です。
お客様は自動車という専門性の高い商品について様々な質問をしてきます。
車のスペック(排気量やトルク、燃費性能など)だけでなく、最新の安全装備や自動運転技術などについて学べる人のほうが、分かりやすく説明でき、信頼を得られます。
自動車ディーラーに向いていない人の特徴
自動車ディーラー営業に向いていないのは、土日・祝日の勤務に抵抗がある人です。
自動車ディーラーはお客様が来店しやすい土日祝日が最も忙しく、基本的にシフト制で平日に休みを取ることになります。
家族や友人と週末を過ごしたい人や、一般的な休日のリズムで生活したい人にとっては大きなストレスとなります。
自動車ディーラーについてのよくある質問
資格は必要ですか?
普通自動車免許(AT限定可)が必須です。試乗の対応や納車の際に必要になるからです。働き始めてからは「損害保険募集人資格」「中古自動車査定士」「ファイナンシャルプランナー」などの資格を取得すると活躍の幅が広がります。
電気自動車(EV)の普及で働き方は変わっていますか?
EVの普及により、営業の働き方は変化しています。従来のエンジン車に比べ、EVは点検や整備の頻度が少なく、売った後の接点が減少しています。このため、販売だけでなく、保険や充電設備、サブスクなどの提案が重要になり、営業活動の幅が広がっています。
未経験からでも転職できますか?
未経験から入社して活躍している人はたくさんいます。特に「接客業」「販売業」「教育職(教職)」「サービス業」など、人と接する経験がある方は強みになります。
【適性診断】あなたは自動車ディーラーにどれくらい向いている?
20問の簡単な質問に答えるだけで、あなたが自動車ディーラーに「100%中、何%」向いているか診断できます。結果はすぐに確認できるので、気軽に試してみてください。
あなたの適職診断結果
個人情報の入力は不要です。診断結果はその場で確認できます。
実際に自動車ディーラーで働いている人が「向いている」と思う人
笑顔を絶やさずに我慢強く取り組める人。
マッキーVさん【経験年数:1年以上、3年未満】
営業職ではノルマ達成のプレッシャーや断られる場面が多いため、打たれ強くストレスをうまく解消できる性格の人が向いていると思います。
リッキーさん【経験年数:1年未満】
実際に自動車ディーラーで働いている人が「向いていない」と思う人
本当に色んな要望があったりするので、決まったこと以外のことをすることが苦手な人。
はるさん【経験年数:10年以上、20年未満】
お客様と一線を引いてしまう、躊躇したり、思い切り行動できない人が向いていないと思います。
Juさん【経験年数:1年未満】
自動車ディーラーの仕事内容
顧客対応と販売提案
自動車ディーラー営業の中心は、来店したお客様のニーズをしっかりと聞き取り、ライフスタイルや予算に合った車を提案することです。
ファミリー向け、通勤用、趣味のドライブなど、目的に応じて車種を選び、装備や安全性能、価格などをわかりやすく説明します。
試乗を案内し、実際の乗り心地を体験してもらうことも大切です。その後、見積もり作成や価格交渉、ローンや保険の提案を通じて契約を目指します。
契約から納車、アフターサービスまで一貫してサポート
販売が決まった後も、自動車ディーラー営業の仕事は続きます。
契約書の作成やローン申請、ナンバー登録などの手続きを進め、納車までのスケジュールを管理します。
納車時には操作方法や注意点をわかりやすく説明し、お客様が安心して運転を始められるように配慮します。
その後も定期点検の案内や車検の提案、保険更新などを通じて、顧客と長い付き合いを築いていきます。
自動車ディーラーの職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
自動車ディーラーの楽しい・やりがいを感じる体験談
- 現職
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数10年以上、20年未満
- 現在の年収300万円
- 会社の規模10~99人
自動車ディーラーで楽しい・やりがいを感じた時
人と関わる仕事なので、時には理不尽なことを言われたり当然苦労する時もありますが、その反面サービスを提供した際には喜んでくださる声を聞いたりする時は、やはり仕事の楽しみを感じます。
私は自動車販売の営業をやってますが、自動車保険も扱っております。「ここまで補償をつけなくても実は家族の中の誰かひとりが特約をつけていれば、家族全員カバーできるんですよ。」など、他の保険代理店では教えてもらえなかったことなどをお伝えすると、「ここで頼んでよかったです。」と言っていただけたりすると、やってよかったなとやりがいを感じます。
1日のスケジュール例
- 8:20出社
- 8:35朝礼
- 9:00営業開始 主に事務所での仕事(電話応対、立ち合い車検の受付精算、作業指示書の作成等)
- 11:30昼休み
- 12:30午後の業務(午前と同じ)
- 17:50終礼
- 18:00退勤
自動車ディーラーのきつい・つらい体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数1年以上、3年未満
- 当時の年収240万円
- 会社の規模10~99人
自動車ディーラーがきつい・つらいと感じた時
第一に勤務時間の長さ。朝8時に出勤、会社を出るのは遅い時は日が変わる直前位の時もあった。
次に休みの少なさ。私が勤めていた当時でいうと、元旦から出勤していました。
あとは、ノルマ管理の厳しさ。販売目標に対して進捗確認から、未達の際の詰め方はなかなか厳しいものがあった。
最後に給料の安さ。月に安定して5台以上販売している上司、先輩はある程度の収入を確保していたと思うが、毎月1台〜4台程度の販売実績だと上記のような年収になった。
1日のスケジュール例
- 8:00出社
- 8:15展示車、試乗車洗車
- 8:45ラジオ体操、朝礼
- 9:00訪問準備
- 9:30外回り
- 12:00食事
- 12:45外回り
- 17:00帰社
- 17:15打ち合わせ
- 17:30外回り
- 20:00帰社
- 20:15打ち合わせ
- 21:00退社