本屋に向いている人・向いていない人の特徴は?転職支援のプロが解説

本屋に向いている人・向いていない人の特徴

本屋に興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。

この記事では、転職支援のプロが本屋に向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたが本屋に向いているかどうかがわかります。

他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、本屋の職に就いてみたい方は参考にしてください。


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シゴトのスベテ。編集部(運営会社:株式会社メルセンヌ

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本屋に向いている人・向いていない人は?

本屋に向いている人の特徴

本屋の店員に向いている人の特徴は、本が好きなことです。本屋の店員は、常に最新刊や様々なジャンルの本に囲まれて働くため、本が好きならば仕事への興味やモチベーションに直結します。

また、お客様からの問い合わせやレジ対応など、人と接する機会も多いため、コミュニケーション力や気配りができることも大切な資質といえるでしょう。

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本が好きで、コミュニケーション力と気配りがある人には、本屋の店員のほかに編集者Webライターコピーライターも向いています。

本屋に向いていない人の特徴

本屋の店員に向いていない人の特徴は、体力仕事が苦手な人です。本屋の店員は重い書籍の搬入や陳列、返品作業などを日常的に行います。

特に新刊入荷日は大量の本を扱うためかなりの体力を要し、長時間立ちっぱなしの業務も多いため、体力に自信がないと負担に感じる可能性が高いです。

本屋についてのよくある質問

資格や特別な知識は必要ですか?

資格も特別な知識も不要です。本への興味や接客スキルがあるとより良いでしょう。

正社員になるのは簡単?

簡単ではありません。多くの書店ではアルバイトや契約社員が大半を占めており、正社員になるには、店長候補などある程度の経験や実績が求められます。

未経験でも転職できますか?

未経験でも転職は可能ですが、難しいです。書店業界では、アルバイトや契約社員求人が多く、正社員の募集が少ないです。正社員を目指すなら、アルバイトで経験を積み、社員登用を目指しましょう。

【適性診断】あなたは本屋にどれくらい向いている?

20問の簡単な質問に答えるだけで、あなたが本屋に「100%中、何%」向いているか診断できます。結果はすぐに確認できるので、気軽に試してみてください。

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      実際に本屋で働いている人が「向いている」と思う人

      多少の体力仕事、立ち作業を長時間できる人。また本が好きだとジャンル問わず紹介ができる。人見知りしない人。

      ねこねこさん【経験年数:3年以上、5年未満】

      本が好きな人です。「本屋は肉体労働が大変で、従業員が本を読めない」といわれて、確かにその側面はありますが、そもそも本が好きじゃないとやってられないと思います。

      努力家さん【経験年数:3年以上、5年未満】

      本好きな方に向いていると思う。臨機応変に対応することも多いので、その場で状況を判断できる方。重たいものを持つので、腰に持病がないなど体力がある方だと安心して任せられると思う。

      いろはさん【経験年数:3年以上、5年未満】

      実際に本屋で働いている人が「向いていない」と思う人

      腰痛持ちの人。体力や腕力に自信の無い人。

      ふみさん【経験年数:1年以上、3年未満】

      本を読まず、人と関わるのが苦手な人はあまり向いていないと思います。

      アンヘルさん【経験年数:10年以上、20年未満】

      自分のやり方に固執して相手の話を聞くことができない人。

      三度の飯より二度寝派さん【経験年数:10年以上、20年未満】

      本屋の仕事内容

      本屋の仕事内容

      書店での接客対応や店舗運営

      本屋の仕事は、主に接客対応や店舗運営です。

      接客対応であれば、会計業務、本のカバー掛け、コミックのおまけ渡し、お問い合わせに対する案内が主な仕事です。

      店舗運営では、清掃、POP作成・イベント企画を任されます。

      本屋の仕事は、書店での顧客体験を高めることがメイン業務と言えます。

      書籍の商品管理

      本屋の主な業務の一つが、書籍の商品管理です。

      新刊や雑誌が入荷した際は、搬入や陳列を行い、書棚の整理整頓も日々欠かせません。

      特に搬入や陳列においては、重い本や段ボールを扱う場面も多いため、体力をかなり使うでしょう。

      普段、お客さんとして見える店員の姿は一部で、裏では店舗運営に関わらず様々な業務をこなしています。

      本屋の職業紹介動画【厚生労働省】

      出典:厚生労働省(job tag)
      ※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります

      本屋の楽しい・やりがいを感じる体験談

      • 退職済み
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      ふみさん
      女性20代前半(当時の年齢)
      • 経験年数
        1年以上、3年未満
      • 当時の年収
        300万円
      • 会社の規模
        100~999人

      本屋で楽しい・やりがいを感じた時

      自分の考えたレイアウトが本の売れ行きに直接影響を与える点にやりがいを感じていました。本棚や陳列方法を工夫し目を引く配置にすると、売れ行きが良くなるのを実感できました。

      ニュースや世間の流行にアンテナを張って、それに関連する本を目立つように陳列することを意識していました。自分のアイデアが結果として現れる瞬間は非常に面白く、やりがいを感じました。

      お客様が興味を持って手に取る本を見て、役立つことができたと実感できることも嬉しい点でした。

      1日のスケジュール例

      1. 09:30
        出社
      2. 10:00
        営業開始 レジ打ち、品出し
      3. 13:00
        休憩
      4. 14:00
        レジ打ち、売場作り
      5. 17:00
        発注
      6. 18:00
        退勤

      本屋の楽しい体験談一覧

      本屋のきつい・つらい体験談

      • 退職済み
      • インターネット回答
      • 運営チェック済み
      いろはさん
      女性20代前半(当時の年齢)
      • 経験年数
        3年以上、5年未満
      • 当時の年収
        250万円
      • 会社の規模
        1,000人以上

      本屋がきつい・つらいと感じた時

      書籍を扱うので重たいものが多く、腰痛の悩みに苦しめられた。段ボールに入っている書籍を移動させるのに、床が傷ついてしまったり、お客様に怪我をさせてはいけないということで台車を使えないこともあり、運んで移動するのがとても大変だった。

      問い合わせがとにかく多く、タイトルや作者が分かっていたり、店内の在庫確認など検索すれば案内できたりする問い合わせも多かったですが、テレビでやっていた、電車の広告に載っていたという抽象的な情報のみでの問い合わせも多く、お客様も覚えてない、記憶にないと情報が少ないと、なかなか案内できずクレームになってしまったことが辛かった。

      クレーム対応が非常に多かった。本のここが破れている、つまらない、もう読まないから返金して、品ぞろえが悪い、この本が好きなのになぜ置いてくれないのか、調子に乗るなブス、といったカスハラ的なクレームも多く、精神的に追い詰められるほどだった。

      1日のスケジュール例

      1. 7:00
        出社、朝礼、レジ開け、その日発売の雑誌やコミックを店頭へ出す
      2. 8:00
        開店
      3. 8:00
        納金、前日の売り上げ報告、書籍や文庫の解荷、品出し
      4. 9:00
        品出し、レジ、発注、客注対応(注文品が来た際にお客様へ連絡、定期購読の方への連絡)
      5. 12:00
        昼食
      6. 13:00
        銀行へ両替
      7. 14:30
        遅番社員への引継ぎ
      8. 15:30
        退勤

      本屋のきつい体験談一覧

      他のサービス業界の向いている・向いていない人の特徴