
コールセンターに興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロがコールセンターに向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたがコールセンターに向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、コールセンターの職に就いてみたい方は参考にしてください。
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目次
コールセンターに向いている人・向いていない人は?
コールセンターに向いている人の特徴
コールセンターに向いている人の特徴は、人の話が聞くことや説明することが得意な人です。コールセンターは電話でお客様とコミュニケーションをとるため、ジェスチャーが通用しません。
口頭で相手に理解してもらえるように説明をしたり、話を聞いたりするので、日ごろから話すことや聞くことが得意な人が向いていると言えます。
話すこと・聞くことのスキルに自信があり、言葉で価値を伝えたい人には、コールセンターの仕事だけでなく営業、キャリアアドバイザー、塾講師も向いています。
コールセンターに向いていない人の特徴
コールセンターに向いていない人の特徴は、ストレス耐性が低い人です。コールセンターでは、クレーム対応をしたり、時には強い言葉を言われたりします。
ストレス耐性が無く、嫌な出来事をずっと引きずってしまう性格だと、精神的にまいってしまうため、不向きだと言えます。
コールセンターについてのよくある質問
服装や髪形のルールは厳しい?
会社によりますが、電話対応が主なため、対面の接客よりは自由度が高いです。
在宅(リモートワーク)はある?
在宅のコールセンター業務の求人は増えています。インターネット環境とPCがあれば業務を行えるので、求人情報で在宅の可否を確認してみましょう。
未経験でも転職できる?
未経験でも転職できます。多くのコールセンター求人が未経験歓迎です。研修制度やマニュアルも用意されているため、事前の知識は必要ありません。
【適性診断】あなたはコールセンターにどれくらい向いている?
20問の簡単な質問に答えるだけで、あなたがコールセンターに「100%中、何%」向いているか診断できます。結果はすぐに確認できるので、気軽に試してみてください。
あなたの適職診断結果
個人情報の入力は不要です。診断結果はその場で確認できます。
実際にコールセンターで働いている人が「向いている」と思う人
コールセンターには、相手の気持ちを汲み取って丁寧に対応できる人や、冷静に物事を判断できる人が向いていると思います。感情に流されず、言葉でのやりとりに自信がある人は特に強いです。
マッスルコールさん【経験年数:1年以上、3年未満】
会話が得意な方、精神力のある方、頭の良い方。
たかあきさん【経験年数:1年未満】
人付き合いが上手な人。声が通る人。言葉遣いが丁寧な人。メンタルが強い人。
pab777さん【経験年数:1年以上、3年未満】
実際にコールセンターで働いている人が「向いていない」と思う人
コールセンターには、感情のコントロールが苦手な人や、すぐに落ち込んでしまう人、マルチタスクが苦手な人は向いていないと思います。電話越しの対応は想像以上に神経を使うので、ストレス耐性が低いと続けるのが難しいです。
マッスルコールさん【経験年数:1年以上、3年未満】
主観的な捉え方しかできず、思いやりのない人。想像力の乏しい人。
asaさん【経験年数:1年未満】
電話の相手はこちらの顔が見えないし、顔も知らない相手なので、ばかだのなんだの言ってくることがあるが、そういうのを受け流せない人。
よっちさん【経験年数:10年以上、20年未満】
コールセンターの仕事内容
電話による顧客対応が中心
コールセンターの主な仕事は、電話を通してお客様と直接コミュニケーションをとる仕事です。
お客様からの問い合わせ・クレーム対応(受信業務)、商品やサービスの案内・販売(発信業務)、アンケート調査などを行います。
電話対応には、事前に用意されたトークスクリプトやマニュアルに従うため、未経験でも安心して仕事ができます。
顧客データの管理
コールセンターの業務には、電話対応だけでなく顧客データの管理もあります。
具体的には、お客様との通話終了後に、対応内容や重要事項をパソコンに入力して記録を残し、集計レポートを作成します。
こういったデータは、サービス改善や顧客ニーズの把握などに利用されることが多いです。
コールセンターの職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
コールセンターの楽しい・やりがいを感じる体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数1年以上、3年未満
- 当時の年収240万円
- 会社の規模10~99人
コールセンターで楽しい・やりがいを感じた時
コールセンターの仕事でやりがいを感じるのは、お客様に「ありがとう」「助かったよ」と言ってもらえたときです。特に、難しい内容を一生懸命調べて解決できたときは、自分の成長を実感できます。
最初は不安だらけでしたが、少しずつ応対に慣れて、対応がスムーズにできるようになると自信にもつながります。
また、同僚と情報共有をしたり、フォローし合える職場の雰囲気も、働くうえでの支えになっています。お客様対応を通じて、コミュニケーション力が上がったことも嬉しい変化です。
1日のスケジュール例
- 8:45出社
- 9:00始業・朝礼
- 9:15メール・システム確認、前日の対応履歴チェック
- 9:30電話対応開始(受電・折り返し対応)
- 12:00昼休憩
- 13:00電話対応再開(クレーム・問い合わせ対応)
- 15:30案件整理・対応履歴入力
- 16:00チームミーティング・フィードバック共有
- 16:30電話対応再開(ラストスパート)
- 17:30日報作成・事務処理
- 18:00終礼・翌日準備
- 18:30退勤
コールセンターのきつい・つらい体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数1年以上、3年未満
- 当時の年収240万円
- 会社の規模100~999人
コールセンターがきつい・つらいと感じた時
やはり、クレーム的な内容が一番つらいと感じました。同じようなやりとりでも人が違えばすごく圧力をかけられたり、怒号が飛び交ったりでストレスは大変です。
個人で解決できないレベルのクレームが多く、おおよそ、SLAで契約された内容に引っかかるものばかりでした。毎度毎度、ここまで言われないといけないものなのか、と葛藤を抱えていました。
ほかには、所属するチームにもよりますが、自分が持っているスキルや知識で解決できるものも回答してはいけないというSLAの縛りがあります。技術者上がりの私はある程度の知識があったため、その場で解決できると思っても返答することが許されませんでした。メーカーにエスカレーションをして回答を待つほかありません。ルールだと分かっていてもストレスはたまります。
1日のスケジュール例
- 8:00出社
- 8:30朝礼
- 9:00コール対応・チャット対応
- 12:30昼食
- 13:00コール対応・チャット対応
- 17:00報告
- 17:30退勤