
キャリアアドバイザーに興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロがキャリアアドバイザーに向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたがキャリアアドバイザーに向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、キャリアアドバイザーの職に就いてみたい方は参考にしてください。
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目次
キャリアアドバイザーに向いている人・向いていない人は?
キャリアアドバイザーに向いている人の特徴
キャリアアドバイザー(転職エージェント)に向いている人の特徴は、聞く力が高い人です。求職者はキャリアの悩みを持ってる方が多く、話をしっかり聞かないと、その人の本当の気持ちややりたいことを掴めません。
求職者の話を深ぼる、寄り添って信頼を関係を作るなど、相手の本音を探るためには聞く力が最重要のスキルです。
聞く力が高く、相手の本音を探り寄り添える人には、キャリアアドバイザーのほかに婚活アドバイザー、心理カウンセラー、ソーシャルワーカー(社会福祉士)も向いています。
キャリアアドバイザーに向いていない人の特徴
キャリアアドバイザー(転職エージェント)に向いていない人の特徴は、素直ではない人です。話し方や進め方は基本的に体系化されています。
自分がやりたいようにサポートをするのでは、なかなか成果に結びつかないため、マニュアルに沿ったサポートや先輩の意見に耳を傾けるなど素直な人が成果を出していきます。
キャリアアドバイザーについてのよくある質問
資格は必要ですか?
資格は不要です。多くの会社では研修制度を設けてエージェントを教育を行っているため、会社に入ってから必要な知識を身につけることもできます。
やりがいは何ですか?
人生の転機に関わる責任感や達成感、人の悩みを解決する貢献感などをやりがいとしている人が多いです。
未経験でも転職できますか?
未経験でも転職できます。ただし、コミュニケーション能力は最低限必要です。エージェントの質がサービスの質に直結するため、コミュニケーション力が不足していると感じている方は、「聞く力」や「説明力」を鍛えましょう。
【適性診断】あなたはキャリアアドバイザーにどれくらい向いている?
20問の簡単な質問に答えるだけで、あなたがキャリアアドバイザーに「100%中、何%」向いているか診断できます。結果はすぐに確認できるので、気軽に試してみてください。
あなたの適職診断結果
個人情報の入力は不要です。診断結果はその場で確認できます。
実際にキャリアアドバイザーで働いている人が「向いている」と思う人
メンタルが強い人。どんなことを言われてもめげない心がある人。
ななさん【経験年数:1年以上、3年未満】
気遣いおよび前向きなコミュニケーションを心がけられる方が向いている。優しさや温かさなどを言葉と笑顔で示すことができるとなお良い。これらを訓練し続けられることの他に、クライアントの行動が少しだけ変化するように声かけも重要。
あかさん【経験年数:5年以上、10年未満】
実際にキャリアアドバイザーで働いている人が「向いていない」と思う人
完璧を求め過ぎてしまう人。完全に叶う求人など滅多にないため、そこからどう緩和するか。
ななさん【経験年数:1年以上、3年未満】
指導、説教と捉えられてしまう対応に終始する方は向いていない。
あかさん【経験年数:5年以上、10年未満】
キャリアアドバイザーの仕事内容
求職者の転職支援
キャリアアドバイザー(転職エージェント)は、求職者の転職支援を行います。
求職者の希望や能力に合った求人を紹介するのはもちろん、面談対策や書類作成の手伝いもします。
また、ただ紹介するだけではなく、その企業で活躍できそうかの見極めも必要です。
転職してすぐに離職をしてしまわないような企業を紹介するのも、キャリアアドバイザーの腕の見せ所と言えます。
業界知識の学習
キャリアアドバイザー(転職エージェント)は、業界知識の学習も仕事の一つです。
求職者に合う求人を紹介するためには、色々な業界知識を知る必要があります。
たとえば、求職者が2つの業界で迷っている場合、それぞれの良い点や悪い点、現場の実情などを伝えることが求められる場面です。
アドバイザーに様々な業界の知識があるからこそ、求職者も納得・信頼し、一歩踏み出せます。
キャリアアドバイザーの職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
キャリアアドバイザーの楽しい・やりがいを感じる体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数5年以上、10年未満
- 当時の年収350万円
- 会社の規模10~99人
キャリアアドバイザーで楽しい・やりがいを感じた時
クライアントの希望や妥協できる転職やキャリアプランを、面談や調査、分析を続けて達成または目処がついた際はとてもやりがいのあるものだった。
様々な努力の方法や、根気の良さを拝見して気づきや驚きもあり、教えられ、何歳であっても成長など工夫できる姿を拝見したのは楽しいと思えた。
外回り、訪問先など多岐にわたり、視野が広がり多くの現場を見ることで、ソーシャルインクルージョンの理念などの必要性を肌身で感じることができた。
1日のスケジュール例
- 8:30出社、清掃
- 9:00朝礼、打合せ
- 9:30事務作業・来訪者用準備
- 10:30外回りまたは来訪者対応(クライアント訪問・商談)
- 12:00昼食(移動先または事務所にて)
- 13:00来訪者または各種自社主催研修受講者面談など対応
- 17:00報告・事務処理
- 17:30退勤
キャリアアドバイザーのきつい・つらい体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数1年以上、3年未満
- 当時の年収300万円
- 会社の規模10~99人
キャリアアドバイザーがきつい・つらいと感じた時
関係構築がかなりできていると自身で思っていた求職者の方が突然音信不通になったことです。キャリアアドバイザーあるあるかもしれませんが、内定承諾までもらっていて、月の数字としても見ていた方が突然連絡つかずになることが辛かったです。
また、営業になるので数字も追わなければならず、なるべく紹介料が高いところで入社してもらうようにするということが、相手の人生もかかっているのに、こちらの都合でそんなこと決めていいのかという気持ちも辛かったです。
1日のスケジュール例
- 9:30出社
- 9:40朝会
- 9:50朝架電(登録日から2週間以内の人に架電)
- 10:00求職者面談
- 13:00昼架電
- 14:00リサイクル架電、面談
- 17:00夜架電
- 18:30退勤