
調理師・調理員に興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロが調理師・調理員に向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたが調理師・調理員に向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、調理師・調理員の職に就いてみたい方は参考にしてください。
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目次
調理師・調理員に向いている人・向いていない人は?
調理師・調理員に向いている人の特徴
調理師・調理員の仕事に向いている人の特徴は、料理を作ることが好きな人です。常に料理と向き合っているので、料理が好きであればやりがいにもつながります。
一方、好きではないけど料理が作れるようになりたいといった動機であれば、仕事が続かないかもしれません。また、幅広く料理ができるようになりたい、という動機の方も注意です。
腕を磨くだけなら料理教室の選択もあるので、料理を作ることそのものが好きかどうかが大切だと言えます。
調理師・調理員に向いていない人の特徴
調理師・調理員の仕事に向いていない人の特徴は、同じ作業の繰り返しに飽きやすい人です。食材の仕込みや下処理など、繰り返し行う作業は多くあります。
いずれも重要な工程なので、手を抜くことはできません。単純作業が苦手だと、仕事を続けることが難しくなる可能性があるでしょう。
調理師・調理員についてのよくある質問
資格は必要?
調理師は調理師免許が必要ですが、調理員は必要ありません。調理師免許は、一般的に調理師学校や実務経験によって取得していきます。
将来性はある?
安定した需要が見込まれます。高齢化に伴い、病院や介護施設での給食需要も増えてきています。
未経験でも転職できる?
調理員ではあれば、未経験でも転職できます。一方、調理師であれば、調理師学校や調理員で実務経験を積むなどを行い、資格をとらないと転職はできません。
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実際に調理師・調理員で働いている人が「向いている」と思う人
学校給食であれば体力のある人、保育園給食であれば細かい作業が得意な人。
さやさん【経験年数:5年以上、10年未満】
清潔な人、体力のある人、時間が守れる人、妥協をせずに作業ができる人。
鬼天竺鼠さん【経験年数:1年以上、3年未満】
料理が好きな方に向いているとは思います。
AAAさん【経験年数:5年以上、10年未満】
実際に調理師・調理員で働いている人が「向いていない」と思う人
他の人と一緒に仕事をすることが苦な人、調理が苦手な人。
さやさん【経験年数:5年以上、10年未満】
この程度でいいやと、衛生面や作ったものに対して妥協をしてしまう人。
鬼天竺鼠さん【経験年数:1年以上、3年未満】
時間に追われる作業と大量調理のプレッシャーをかわせない人。
りつさん【経験年数:3年以上、5年未満】
調理師・調理員の仕事内容
調理師は調理全般
調理師は、調理全般を担当します。
食材の仕込みから、調理、メニュー開発、衛生管理、在庫管理を行い、安全においしい食事を提供していきます。
また、食事を作るだけではなく、時間管理やチームワークも求められる仕事です。
調理員は調理補助
調理員は、調理師の補助や簡単な調理を担当します。食材のカットや盛り付けをはじめ、食器や厨房の掃除、配膳を行います。
資格が無くても働けるので、調理員はアルバイトやパートで構成されている場合が多いです。
調理師・調理員の職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
調理師・調理員の楽しい・やりがいを感じる体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数5年以上、10年未満
- 当時の年収200万円
- 会社の規模10~99人
調理師・調理員で楽しい・やりがいを感じた時
保育園給食をしていた際に、実際に自分達が作った給食を子供達が美味しそうに食べているところをみるととてもやりがいを感じることができました。
普段なかなか野菜など好き嫌いが多くて食べてくれない子もいましたが、給食の時間に実際に食べているところをみに行ったりすると「この野菜、食べるからみてて!」と野菜を食べてくれたりしてとても嬉しい気持ちになりました。
あとは、行事食など、細かい作業をして可愛い給食にするなどすると子供達が喜んでくれてホッコリしました。
1日のスケジュール例
- 8:00出社
- 9:00下処理
- 10:00調理
- 11:00配膳
- 12:00昼食
- 13:00後片付け
- 14:00おやつ作り
- 15:00後片付け
- 16:00事務作業
- 17:00退勤
調理師・調理員のきつい・つらい体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数1年以上、3年未満
- 当時の年収400万円
- 会社の規模10~99人
調理師・調理員がきつい・つらいと感じた時
朝の9時頃に御飯が炊き上がるようにするため、米への浸漬時間等も考慮し、深夜2時ごろから作業をしていた。炊飯作業後は炊飯機器等の洗浄作業のため、就業は午後1時ごろとなり、長時間の肉体労働だった。
また、一度作業に入ると途中で休憩を取ることができず、常時40度を越える環境で、頭のてっぺんから爪先まで異物混入対策で肌が露出できない状態のため、熱中症との戦いの中での作業だった。
さらに、夏場になると外部から虫が水地場内に侵入してくるため、その対策にも頭を悩ましていた。
1日のスケジュール例
- 2:00出社
- 2:15炊事場への米の搬入
- 2:30浸漬タンクへの米の投入
- 3:00浸漬開始
- 3:15米飯を入れる容器の準備
- 5:00炊飯開始
- 11:00炊飯終了・休憩
- 11:15掃除
- 12:30翌日分の米の準備
- 13:00退勤