
美容師に興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロが美容師に向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたが美容師に向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、美容師の職に就いてみたい方は参考にしてください。
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目次
美容師に向いている人・向いていない人は?
美容師に向いている人の特徴
美容師に向いている人は、手先の器用さより「人と話すのが好きな人」です。美容師の仕事は、お客様との会話を通じて信頼関係を築きながら施術を進める接客業でもあります。
髪型の希望を聞き出すだけでなく、リラックスした空間を提供するために、自然な会話力や共感力が求められます。技術は練習で磨けますが、心を開いてもらうには対話力が不可欠です。
お客様との対話を通じて信頼関係を築き、心に寄り添うことに喜びを感じる人は、美容師の仕事だけでなく、キャリアアドバイザー、ウェディングプランナー、アパレル販売員にも向いています。
美容師に向いていない人の特徴
美容師に向いていない人は、結果がすぐ出ないとやる気を失う人です。美容師は一人前になるまでに何年も修行が必要で、最初はアシスタントとして雑務や練習が中心です。
毎日地道に技術を磨き、失敗を重ねながら少しずつ成長していく姿勢が求められます。
「すぐ指名が取れない」「技術が伸びない」と感じたときに、努力を続けられない人は、美容師には向いていないと言えるでしょう。
美容師についてのよくある質問
美容師になるまで、どれくらい時間がかかりますか?
一般的にはアシスタント期間が2〜3年程度とされていますが、個人の努力やサロンの育成方針によって幅があります。
収入はどのくらいですか?生活していけますか?
アシスタント時代は月給18〜22万円前後が一般的です。美容師になると歩合制が加わり、月収30万円以上を目指せるようになります。人気美容師や店長クラスになれば月収50万円以上も可能です。ただし、収入が安定するまでには時間がかかるため、最初の1〜2年は生活設計をしっかり立てておくことをおすすめします。
未経験でも美容師になれますか?
はい、なれます。ただし美容師として働くには国家資格である「美容師免許」が必要で、取得には美容専門学校(昼間・夜間・通信)への通学と試験合格が求められます。まずは、アシスタントとして働きながら、通信制美容学校に通って免許取得を目指すのがおすすめです。
【適性診断】あなたは美容師にどれくらい向いている?
20問の簡単な質問に答えるだけで、あなたが美容師に「100%中、何%」向いているか診断できます。結果はすぐに確認できるので、気軽に試してみてください。
あなたの適職診断結果
個人情報の入力は不要です。診断結果はその場で確認できます。
実際に美容師で働いている人が「向いている」と思う人
我が強くて負けず嫌いな人や周りと比べず、目標に向かって頑張れる人
mzさん【経験年数:1年未満】
誰かを綺麗にしたい、誰かに喜んでもらいたいそんな人が向いていると思います。
しおさん【経験年数:1年以上、3年未満】
接客が好きな人、お客さんと話すのが好きな人、
細かい作業が好きな人、愛想がいい人!
sukeさん【経験年数:1年以上、3年未満】
実際に美容師で働いている人が「向いていない」と思う人
過度な人見知りや、コミュニケーションを取るのが苦手な人、人との関わりをしたくない人
まなさん【経験年数:10年以上、20年未満】
自分を追い込み過ぎてしまう、完璧主義者。
どの職種でも無理しすぎは自分が壊れてしまいます。
しおさん【経験年数:1年以上、3年未満】
きっちりとしている人。
自分の時間が欲しい人。
ちぱさん【経験年数:5年以上、10年未満】
美容師の仕事内容
お客様の希望を引き出し、理想のスタイルを提案
美容師の仕事は、ただ髪を切るだけではありません。まずカウンセリングを通じて、お客様の髪質・顔立ち・ライフスタイルなどを丁寧にヒアリングし、理想のイメージや悩みを引き出します。
そのうえで、カット・カラー・パーマなどの技術を使って「似合う」スタイルを提案します。
イメージ通りの仕上がりにするためには、美的センスとコミュニケーション能力の両方が求められます。
店舗運営や後輩育成など、裏方業務も多岐にわたる
美容師の仕事は施術だけではなく、サロンの円滑な運営を支える業務も担います。
予約管理・在庫発注・店内清掃といった日常業務に加え、スタイリストとしてキャリアを重ねると、後輩の技術指導や接客指導も行います。
さらに、売上や指名数などの目標管理にも関わるようになり、スタッフ全体の成長やサロンのブランドづくりにも貢献します。
美容師の職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
美容師の楽しい・やりがいを感じる体験談
- 現職
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数5年以上、10年未満
- 現在の年収300万円
- 会社の規模10~99人
美容師で楽しい・やりがいを感じた時
どんどん指名が増えていくのがやりがいを感じていました。毎日時間に追われながらも少しずつレッスンでできることが増えていき、入客させてもらえる機会も増え、お客様から名刺ください。
次からお願いしたいです。と言ってもらえて長く通って頂けるようになったときは本当に嬉しいです。学生のお客様も成人式から卒業式、結婚式など人生で1度しかない一大イベントに携わっていけることにもやりがいを感じていました。特別な関係性だと思います。
1日のスケジュール例
- 6:50出社
- 7:00レッスン
- 8:00営業(掃除、朝礼込み)
- 13:00昼食(カラーの放置時間などに15分程度)
- 19:00終礼
- 19:10後輩のレッスン指導
- 21:00棚卸し、採用活動の資料作り、在庫管理、カルテ整理
- 23:00退勤
美容師のきつい・つらい体験談
- 現職
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数10年以上、20年未満
- 現在の年収380万円
- 会社の規模100~999人
美容師がきつい・つらいと感じた時
美容師はお客様だけでなく、スタッフにも気を配り、後輩先輩、社長などにもくまなく気を配らないといけません。普段から人や人間関係に気を使い、営業が始まるとお客様に気を使いとても家に帰った頃には気疲れしています。
もちろん向き不向きはあると思います。技術の向上のために営業後の時間を使ってレッスン(技術の練習)があったり、お店のミーティングや自分が出席すれば会社のミーティングがあったり、仕事が終われば即帰れるというわけではないのでプライベートより仕事が優先に勝手になってしまいます。
1日のスケジュール例
- 9:20出社
- 9:30朝礼、掃除
- 10:00営業(昼食は各自空いた時間に)
- 19:00営業終了(締め作業)
- 19:30終礼
- 19:45退勤