
添乗員に興味があるけど「自分に向いている?向いていない?」と気になっている方はいらっしゃるかと思います。
この記事では、転職支援のプロが添乗員に向いている人や向いていない人の特徴を解説。独自の適性診断も掲載しているため、あなたが添乗員に向いているかどうかがわかります。
他にも、未経験転職の難易度や細かい仕事内容も記載しているので、添乗員の職に就いてみたい方は参考にしてください。
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目次
添乗員に向いている人・向いていない人は?
添乗員に向いている人の特徴
添乗員に向いている人の特徴は、人に喜んでもらうことにやりがいを感じることです。添乗員はお客様一人ひとりに気を配るお仕事がメインで、この気配りがお客様の満足に繋がります。
満足に繋がった結果、お客様から感謝の言葉として返ってくることが、添乗員にとって大きなやりがいになります。
気配りが得意で、人に喜んでもらうのが好きな人には、添乗員の仕事だけでなく介護職、ホテルスタッフ、ウェディングプランナーも向いています。
添乗員に向いていない人の特徴
添乗員に向いていない人の特徴は、体力や体調管理に自信がない人です。添乗員は長時間の立ち仕事や移動などがあり、休息時間が限られます。
また、体調が悪くても旅行者を優先する必要があるため、体調管理が不可欠です。
添乗員についてのよくある質問
資格は必要ですか?
旅程管理主任者の資格が必要です。添乗員派遣会社や旅行会社に入社し、研修などを受講してから資格を取得します。
ツアーガイドとの違いは?
役割が違います。添乗員は、ツアー全体のスケジュールや安全を管理(旅程管理)し、ツアーガイドは、観光地の専門家として歴史や文化などのを開設を行います。
未経験でも転職できますか?
未経験でも転職できます。添乗員の資格は必要ですが、未経験でも添乗員派遣会社や旅行会社に入り、資格取得が可能です。
【適性診断】あなたは添乗員にどれくらい向いている?
20問の簡単な質問に答えるだけで、あなたが添乗員に「100%中、何%」向いているか診断できます。結果はすぐに確認できるので、気軽に試してみてください。
あなたの適職診断結果
個人情報の入力は不要です。診断結果はその場で確認できます。
実際に添乗員で働いている人が「向いている」と思う人
・人と接する仕事が好きな人
・旅が好きな人
・責任感のある人
・多少のことでは動じない、度胸のある人
まるさん【経験年数:1年未満】
添乗員に向いているのは、圧倒的な責任感と柔軟性を兼ね備えた人です。
大介さん【経験年数:10年以上、20年未満】
実際に添乗員で働いている人が「向いていない」と思う人
・ワンマンよりチームで働くことが好きな人
・大勢の前で話すことが苦手な人
・拘束時間が長いのが苦手な人
まるさん【経験年数:1年未満】
臨機応変な対応が苦手な方、スケジュールに沿って物事を進めるのが不得手な方です。
大介さん【経験年数:10年以上、20年未満】
添乗員の仕事内容
旅程管理
添乗員は、定められたスケジュールに基づきツアーを円滑に進める旅程管理の役割を担います。
天候不良や交通機関の遅延などが発生しても、冷静に判断し、旅程の変更や代替策を講じるなど、柔軟な対応が求められます。
多くの関係者と連携を取りながら、全体の進行を指揮・調整することが重要です。
旅を快適にするサポート
添乗員はの仕事は、お客様に快適に旅をしてもらうためのサポートをします。
たとえば、健康状態を監視、観光地の情報を提供、旅行者の質問にも適宜対応します。
お客様一人ひとりに気を配りながら、無事にツアーを終え、お客様に「楽しかった」と感謝されることが大きなやりがいになるでしょう。
添乗員の職業紹介動画【厚生労働省】
出典:厚生労働省(job tag)
※引用動画と記事内の仕事内容・職種が異なる場合があります
添乗員の楽しい・やりがいを感じる体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数10年以上、20年未満
- 当時の年収390万円
- 会社の規模10~99人
添乗員で楽しい・やりがいを感じた時
どんなにハードな工程を乗り切っても、ツアーの最後に「ありがとう」「またあなたのツアーに参加したい」と言っていただけた瞬間、そのすべてが報われます。
お客様の笑顔や旅先での感動を共有できる喜びは、この仕事ならでは。また、同じ場所でも天候や客層によって毎回異なる展開があり、単調さとは無縁です。
多くの文化や土地、人との出会いを通して、自身の視野や人間力が磨かれていくのも魅力です。「誰かの旅を、より豊かなものにする」使命感をもって取り組めば、たとえ裏方でも誇りを持てる仕事です。
1日のスケジュール例
- 05:30出発地集合・参加者の受付対応
- 06:00ツアー出発・車内での案内開始
- 08:00観光地1到着・現地ガイドとの連携・見学サポート
- 10:00次の観光地へ移動・トイレ休憩や体調確認
- 12:00昼食会場の案内・席の誘導・アレルギー対応
- 13:30観光地2・現地での自由時間フォロー
- 16:00お土産店へ案内・時間管理・買い物補助
- 18:30出発地に帰着・忘れ物確認・解散挨拶
- 19:00帰社・日報作成・事後処理
- 20:00退勤
添乗員のきつい・つらい体験談
- 退職済み
- インターネット回答
- 運営チェック済み
- 経験年数1年未満
- 当時の年収144万円
- 会社の規模100~999人
添乗員がきつい・つらいと感じた時
拘束時間が長かったことが1番大変だった。(朝6:00現地集合、夜22時頃終業など)日帰りのバスツアーはお客さんの集合時間が早く、それに伴い自分が現地入りする時間も早くなる。
また、土日やゴールデンウイークは道路渋滞もあり、予定の解散時間より大幅に遅れることもあった。お客さんの終電に間に合わないのでは、とヒヤヒヤしながらの業務もあった。
また、休憩もあるが常に気を張っていないといけない状況だったし、ツアー客に怒鳴られた経験もあり、辛かった。
1日のスケジュール例
- 6:30集合場所に到着、場所の確認やバス運転手との打ち合わせ、当日の行程確認など
- 7:30参加者の受付、不着者への連絡など
- 8:00ツアー出発、挨拶、1日の旅程確認など
- 10:00観光地①、案内
- 12:00昼食、お土産の受け取りや確認、自身の昼食
- 13:30観光地②
- 15:00観光地③、終了後帰路へ。帰路ではアンケート収集
- 17:30帰着、お客様解散、運転手との終業後やりとりや忘れ物確認
- 18:00添乗業務終了
- 20:00ツアーの進行状況やアンケートをまとめ、旅行会社へデータ送付